大阪のおでんの重要なパートナーは鯨、店名にもなる人気メニューがあるお店
大阪の福島、人気の飲み屋さんやお店が多くひしめく地域である。
そんな福島の南側、JR新福島側に人気のおでんのお店『花くじら』さんの3店舗がある。中でも人気の高い本店で味わうおでんは美味しくリーズナブルだ。今回はこのお店の魅力に迫ってみましょう。
1.開店30分前には並ぶ必要アリ、驚くべき人気店の実情
正直冬場は行列嫌いの方にはオススメ出来ない。
いきなりお邪魔して『2人空いてる?』なんて会話はこの店には存在しない。したがって、通常夜訪問なら寒空の下1時間以上待てる防寒装備は忘れずに。ただ行列時間を極力短縮したいなら開店の30分前の16時くらいに列んでおけば可能ではあるが、お仕事の就業時間と併せて考えるに難しいだろう。
2.お酒はこの季節味わいたいのはコレ
花くじらさんで頂きたいお酒と言えば、寒風の中お邪魔する訳だし やはり熱燗を味わいたい。錫で出来たチロリとぐい呑は いつまでも温かくお酒を楽しませてくれる。
3.おでんを味わう前に鯨を酒のアテに
当然直ぐにおでんはオーダーするが、私はこの店に来たらあえて他でも味わえる大根や、厚揚げは頼まない。
花くじらさんのおでんはオーダーしてから鍋に入れ仕上げるメニューがいくつかある。そのおでんメニューが出来上がるまでの間、前菜として味わいたいのが『鯨メニュー』である。
代表的なのは店名にもなってる 花くじらであるが、さらし鯨の酢味噌かけで私はあまり好みではない為鯨ベーコンを好んで味わう。
奥歯で感じる鯨ベーコンの少し癖のある旨味はお酒を美味しく進めてくれる。外せない一品だ。
4.メインのおでんは 花くじらさんならではネタをご紹介
葉物のおでんが美味い店は、おでん全てが美味い!
これは私が勝手に決めたものさしではあるが あながち間違いでも無いと思う。
花くじらさんでも 先ず味わって頂きたいのが春菊。少しだけシャキッとした歯ごたえを残し茹で上げた春菊に仕上げにかけられた山芋のとろろと柚子の香り付は、本来春菊が持つ苦味と絡まり 極上の味と仕上がる極上の一品だ。
ロールキャベツをネタにされているお店は多いが、大概アッサリした鶏ミンチを中に仕込んだロールキャベツが多い。しかし、花くじらさんはチーズロールキャベツ、その名の通り濃厚なチーズたっぷりのロールキャベツは赤ワインさえ欲しくなる。
チーズが苦手で無い方は是非必食だ。
そして、花くじらさん1番人気であろうねぎ袋は、薄揚げの中に 少しか辛めなネギがパンパンに詰まったネギ好きには堪らない一品だ。
ネギは身体をポカポカ温めてくれる。
5.寒い冬だからこそ 大阪おでんと鯨のコラボを楽しもう
関東煮とはまた違う 大阪おでんと鯨のコラボ。是非この冬大阪にお越しの方は味わって頂きたいものです。また地元大阪の方も是非花くじらさんの魅力と温かさを、そして美味さを感じていただければ。
お値段も上記のお酒と鯨ベーコン、おでんで1,600円とリーズナブルですよ。