ランチはパンが食べ放題！ハード系好きなら絶対に行くべきパン屋さん

最終更新日： 2017/01/04

この記事で紹介するのは…東京都・白山にあるコッペパン専門店『ＲＯＵＧＥＧＯＲＧＥ』（東京都文京区白山4-33-21 ライオンズマンション白山 102）について、都内のパン事情に詳しい紅子さんが紹介しています。おすすめのメニュー「サンドイッチ」について、詳細にレポートしてくれています。

新年あけましておめでとうございます！今年も去年以上にたくさんパンを食べようと思っています。

ところで、お正月はおもちが多く、そろそろパンが食べたいと思っていませんか？

お肉やお料理の食べ放題って巷にはたくさんあるのに、パンの食べ放題ってなかなかないって思いませんか？

パンがいっぱい食べられたらいいのに。

今回はそんな方にピッタリな、ランチにはパンが食べ放題になるパン屋さんをご紹介しましょう。

場所は都営三田線、白山駅から徒歩３、４分のところにあります。

「ＲＯＵＧＥＧＯＲＧＥ（ルージュ・ゴルジュ）」。

2015年12月オープン。幹線道路に面したマンションの一階にお店があるので、すぐに見つけることができるでしょう。

実はこちらのお店、別のパン屋さんへ向かう途中に偶然発見したお店です。あまり行かない方向だったので、オープンから一年近く経つというのに全く知りませんでした。

一見するとパン屋さんというよりも、雑貨屋さんのような店構えですが、立て看板やガラスの扉から店内が見えるので、パン屋さんだと分かります。

何となく、美味しそう！

そう思って、思い切って店内に入ってみました。

店内に入ると、右手にイートインスペース、左側にテイクアウト用のパンが陳列されていました。販売されているパンは、バゲットやクロワッサンを中心としたフランス系のもの。パンドミやブリオッシュなどの柔らかいパンもありましたが、いわゆる日本的なメロンパンやあんぱん、といったものはなし。ハード系Ｌｏｖｅｒが好みそうなお店でした。

こちらのオーナーの方は、フランスのパン職人の方から直接パン作りを学んだそう。輝かしい経歴があるわけではないですが、パンのお姿から見ると、とても丁寧に作られているように見えました。

サンドイッチは４種類ほどあったので、最初は大好きで、かつ、そのお店のパンの味が分かりやすい、カスクルートのハムチーズを買ってみました。

店内で販売されているバゲット・トラディションが使われているのですが、クラストはバリッと、クラムもパサッとした軽やかなタイプでした。聞くと、水分は少なめに作っているとの事。その分、歯切れがよく、サンドイッチにピッタリです。マスタードがキリッときいていて、大人仕様のバゲットサンドでした。

こちらは一番人気だというクロワッサンを使ったサンドイッチです。具材はパストラミビーフとレタス、紫玉ねぎ、ピクルス、という、こちらもシンプルな構成です。

クロワッサンは表面はサクサクで、ハラハラと零れ落ちるタイプのクロワッサン。内部はパサッとしたドライタイプでした。もっちりとしたウェットタイプもありますが、個人的にはこういう方が好みだったので、パイ系のようなクロワッサンがお好きな方にはオススメです。

もちろんイートインも！こちらは大好きなクロックムッシュ。店内でも販売されているパンドミを使っていて、ハム、ベシャメルソース、チーズを使った王道スタイルのクロックムッシュです。

パンドミは少し甘さがあって、優しい味わい。クラスト部分はサクッと軽やかで、クラムはふんわり。サンドイッチにもトーストやお食事パンとしても食べられる万能型でした。

クロックムッシュは、丁寧に作られたベシャメルソースがとても美味しく、ボリュームも満点で美味しかったです。

ランチメニューは３種類。一番気になったラザニアセットをチョイスしてみました。

１５分ほど時間はかかりますが、アツアツの鉄板にはボロネーゼとチーズがたっぷり！これはたまりません♪小ぶりに見えますが、意外とボリューミーでこれだけでもお腹いっぱいになりそうです。

でも、何と言ってもこちらでは、このセットのパンが食べ放題なのが魅力！最初からこれだけパンが盛られているのも太っ腹です。パンはお任せですが、トラディション、カンパーニュ、そしてこちらの看板のロデヴの３種類。ハード系好きには嬉しいラインナップです。バターかオリーブオイルもつくので、心行くまで堪能できますよ！

食べきれなかったパンはお持ち帰りに包んでくれるところも親切で、そんなところも好感が持てました。