福岡郷土料理ごまさばが食べられる店 十三「博多青魚さばさば」
阪急十三駅西口を出て、しょんべん横丁を様子見ながら通り抜け、阪急神戸線の踏切を渡ったところ。国道176号線の高架下にあるお店、「博多青魚さばさば」にやってきた。
鯖の造りが好きなもんで、前からこの店は気にはなっていたんだけど、
単純に鯖料理が楽しめるだけでなく、博多とあるから九州料理が楽しめるお店なんですな。
店の外からも中の様子が見えるんだけど、店内は見える範囲でいうと20名ほど座れるテーブル席と、カウンターが数席。
明るい店内、お店の人も気さくで、おひとり様でも居心地がいいぞ。
さて・・・
定番メニューが手元にあるんだけど、それ以外に、今日のおすすめが、壁にかかるホワイトボードにずらっと書かれている。確かに九州料理がメインだとは思うんだけど、それにこだわることなく、色んなメニューがあるんですなぁ。
生ビール(380円)がお越しになったのはいいが、何を食べるかなぁ。
色々食べたいし、でも九州もんは食べたいし・・・
あ、これいいな。福岡セット(1980円)にしよー
まず出てきたのは、博多の小鉢。
その日によって内容が変わるみたいね。今回は、辛子明太子。
あら、この明太子おいしー。口に放り込むと、ほんのり甘味から始まるんだけど、徐々に唐辛子のひりり感が広がる。 上品な味わい~
そして、長浜市場からのおすすめ一品は、本日は馬刺し。
お店の人の話を聞くと、博多の人からすると、馬刺しといえば熊本でも山田なんだそうな。
こちら、熊本は山田の馬刺しで、上身を出してもらう。
馬肉ならではのあっさりさ、そして、この柔らかくも肉肉しい食感がいいですなぁ。甘味のある醤油をかけていただく。ウメー
続いて、胡麻鯖ハーフサイズ。
これ、福岡の郷土料理、胡麻鯖ですな。
そういえば去年の夏、福岡に行ったとき、胡麻鯖食べたくて長浜市場にある「おきよ食堂」に行ったんだけど、鯖がなくて鰤だったんだよなぁ。まさか、大阪、しかも、十三でいただけるとは。
胡麻鯖は、生の真鯖を醤油ベースのタレ・胡麻と和えたもので、ゴマ鯖という鯖の種類のお造りということじゃないぞ。
甘めの醤油で味付け、脂がのって非常に滑らかな質感、それでありながら、後味さっぱり。ウメー
あかん、ビールあらへん。
鹿児島酒造の黒麹貯蔵酒「倉津」を。非常にナチュラルに喉を過ぎる爽やかさ。でも、黄金千貫の香りと、コクがしっかりで美味い。
いわし明太子。
これも福岡・博多の名産だね。
お・・・これは、いきなりヒリヒリと辛いのがお見舞いされるぞ。
いわしが意外と肉厚でボリューミー、これ、白飯がほしくなるな。
セットの最後は牡蠣よ、牡蠣。
順番にセット料理を出してもらう中で、お店の方がタイミングをみてくれていて、焼くのは2、3分なので、いい時に言って下さいとのこと。
福岡は糸島産の牡蠣を炭火焼で。
牡蠣は小ぶりなんだけど、焼きすぎることなく絶妙な火の通し具合でジューシーさキープ。
とっても潮の香りが高くてウマウマ。
セット以外のメニューでも、焼き牡蠣があるぞ。
もう1杯いただこうかな。
鹿児島は相良酒造、復刻版「兵六」。
無濾過貯蔵・熟成させたもので、いい意味での芋臭さがいい感じだ。
単品も色々食べたかったけど、このセットでいい感じになっちゃった。
屋台をイメージさせる店内、新鮮で美味しいもんを良心的な価格で楽しめるので、気軽に立ち寄れるので、気になる人は是非~
紹介しているお店はこちら!
- 博多青魚 さばさば
- 居酒屋 阪急京都本線 十三駅 西口 徒歩3分
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