池袋の駅前にある、僕がずっと気になっていた居酒屋をご紹介します。池袋駅前の通りにある小さな潜り戸。この賑やかな場所と潜り戸とのギャップがやけに気になっていました。
潜り戸の先は、ここが池袋の繁華街にあること忘れてしまうほど、静かな落ち着いた雰囲気。店内は照明を落としてあり、写真を撮るのに苦労するほど薄暗い。「てしごとや」は、四季折々の旬の食材を使った料理と、日本各地の銘酒が揃っている。
まずは「大山地鶏の荒塩焼き」。
「つくね焼き」は、てしごとや名物。タレと塩から選ぶことができる。
煮付けは、姿魚とカブトを選ぶことができる。これは酒が進む。酒は雪の茅舎の限定酒、白瀑どにごり生などをチョイス。
酒は充実していて、日本全国から仕入れた、日本酒、焼酎、国産ワイン、果実酒などを常時120種以上を揃えている。
「七厘炙り」は、えいひれ、鮭とば、鰯のみりん干し、烏賊丸干し、うずら玉子、燻製チーズ、たたみ鰯、鶏ササミ干し、ハタハタなどの中から好きなものを選ぶ。席に七輪を持ってきて焼くという、ちょっとしたイベント感がいいですね。
「鮮魚盛り合わせ」は、松、竹、梅から選ぶ。梅は8種類、竹は10~11種類、松は10種類に貝が1種類。この日はそんなラインナップ。もちろん、松を注文!旬の鮮魚はもちろん、毎日仕入れている。
シメは「鮭といくらのせいろ飯」、「豚のひつまぶし」などがおすすめ。出汁を入れてひつまぶし風にしていただきます。
古めかしい木造の建物だが、今年で21年目というから意外と新しい。駅前の繁華街にありながら、落ち着いた大人の雰囲気。知っておいて損のない店だと思います。