大阪の南東のはずれにある八尾という街にある懐石料理の銘店
大阪府の南東に、八尾という街がある。
ここは枝豆の産地で有名であり、かの有名な歌姫の本拠地でもある。
そんな大阪の郊外、八尾市にある隠れた銘店、季節感満載の八寸がオススメな
懐石料理 佑和 (ゆうわ)さんをご紹介しましょう( ´ ▽ ` )ノ
雑誌 あまから手帖 10月号に紹介の 『仁清』コース
こちらのお店は、地元の方に愛された懐石料理のお店だけではなく
八尾西武百貨店にもお店を出され、中でも 季節のゼリー寄せは
全国からのお取り寄せ人気商品でもある。
今回は秋の新コースメニューの『仁清 (じんせい)』8.000円のコースを
中心にご紹介します。
またこの『仁清 (じんせい)』コースは、9月23日発売の
あまから手帖 10月号(クリエテ関西)で、見開き2ページに渡り掲載されています。
◆先付
自家製白胡麻豆腐
菊花、どんぶりをあしらった胡麻豆腐。
◆吸物替わり
松茸土瓶蒸し
鱧、才巻海老、萩しんじょう、そして松茸の肉厚な事。
そして酢橘の効いた香り高きお出汁は、秋の最高のご馳走です。
◆向付
新秋刀魚、名残鱧の焼き霜、天然鯛、平目、紅鮭の燻製
名残鱧と新秋刀魚季節の移り変わりを舌で実感するお造り
土佐醤油、白醤油、梅肉とともに
◆中八寸
早柿白和え、バイ貝旨煮、烏賊菊花寿司、海老菊花寿司
新子加減酢掛け、鰻と赤蕪の博多、合鴨ロース赤ワイン煮、組み上げ湯葉
この生花のような八寸は佑和さんの名物。
この八寸を楽しみに来られるお客様も多数おられるんだそう。
是非数々の美味なお料理とともに季節感ある盛り付けをお楽しみたい。
◆焼物
サゴシの蓑焼き
西京味噌で上品な味に仕上げられたサゴシ。
新銀杏が緑色鮮やか、九十栂尾煮がまた上品な秋の風味
◆お凌ぎ
蒸し鮑とカラスミの稲庭饂飩
細めの稲庭饂飩に鮑とカラスミがとても面白いハーモニーを
奏でてくれる。
◆強肴
水茄子の田楽
肉そぼろ含め和食には珍しいボリューム感。
「ボリュームある盛り付けは八尾のお客様に求められる大切な事」と、
店主の大西さん談。
◆温物
名物 とろろ饅頭
蓮根饅頭と比べ滑らかで上品な、とろろ饅頭
◆食事、香の物、留碗
鯛めし
鯛めし専用の陶器釜を誂え
炊かれた鯛めしは、お焦げも硬くなくふっくら美味しい。
◆水菓子
季節のゼリー寄せ
デザートの季節のゼリー寄せは、
地元八尾の歌姫が数年前、朝のテレビ番組に出演された際に、
ご紹介されたお気に入りの逸品。
フルーツの甘さ控えめなゼリーだ。
お酒、お猪口にも拘り、お酒をいただく お猪口も銘器で楽しませて下さる佑和さん。
器と料理とお酒を楽しめる数少ないお店です。
ランチは1300円とリーズナブルなコースもありますし
夜も野立懐石は3800円とご予算に合わせて利用も出来そうです。
たまにはこういうお店で秋を満喫するのもいいですよ