蒲田がテリトリーの皆さま、羨ましいです。実にうらやましい。だって、名酒場だらけじゃないですか。仕事帰りに立ち寄るお店には全く困りませんよね!
蒲田は飲食店の数がとっても多い。大箱の老舗から知る人ぞ知る謎の角打ちまで、あらゆる素敵な飲み処があります。そしてもちろん立ち飲みも多い。様々なジャンルがありますが、ここはまずオーソドックスな串系にフォーカスし、蒲田でさくっと立ち寄れる店をご紹介します。
焼鳥ややき豚だけじゃない、鰻からどて焼まで、蒲田で食べる串のバリエーションはとっても豊富です。あちこち梯子しつつ蒲田の夜をお楽しみください。きっとお気に入りの店が見つかるはずです。
1.京急蒲田「にこまる三代目」 一見さんも安心、関西型コの字酒場
「にこまる」は、蒲田で2軒展開する立ち飲み店で、関西からやってきた若き大将がしきるお店です。大阪からということで、おつまみはどて焼きが看板料理。そのほかにも、東京的なホッピーともつ焼きの組み合わせも楽しめます。雰囲気はまるで天満や京橋の酒場。環状線にのってひょいと飲みに行く感覚を、東京では京急で楽しめます。完成してさほど経っていない複合ビルの中にある飲食店なので、とても明るくてキレイなのですが、いい具合に酒場感がでていて居心地もいい。
大阪にいけば定番のどて煮ですが、東京では専門店でないとなかなかみかけません。甘さと味噌味のバランスが絶妙でビールやハイボールが間違いなく進みます。殻付き牡蠣フライなどバリエーションが多いお店ですので、色々食べる中のひとつとしてお試しあれ。
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2.蒲田「かるちゃん」 鰻で立ち飲む昭和な世界、クリカラ焼き片手に赤星を
今日は鰻を肴に、千円札二枚を握りしめてふらりと一寸一杯を楽しみたい。そんなときには「かるちゃん」です。
「いらっしゃい。どうぞ。」慣れた口調で適当な場所に通してくれる女将さん。立ち飲み専門で店内は15人ほど入れる大きすぎず小さすぎずの空間。昔からやっているので、全体的にいぶされセピア色になっています。
ここは鰻のくりから焼きを肴にきゅっと飲むお店。料理の数は多く必要としません。鰻はくりから焼きが1本300円。その他焼鳥が数種類。早い時間にはお刺身があることも。
お客さんは入れ代わり立ち代わり、長居はあまりせずに、さくっと千円前後を飲んで夜のネオンに流れていきます。
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3.蒲田「とっちゃん」 シャリキンホッピーが待っている!地元の人でぎゅうぎゅうに賑わう人気店
美味しい焼鳥でホッピーが飲みたくなればここ「立ち飲みとっちゃん」がおすすめ。京急蒲田寄りの商店街側から少し呑川のほうへ入った場所にあります。
サワー類は290円ととてもリーズナブル。甲類はみんな大好き下町の名脇役「キンミヤ焼酎」です。おつまみは、串焼き(やきとり・もつやき)がメインのお店ですが、一品も種類豊富。これにプラスして黒板メニューがあるので、小箱の立ち飲み店としてはなかなかのラインナップ。串な気分でなくても食べたくなる料理が多い。
つくねや鶏はつも含めて串はすべて90円均一。ひとまわり小ぶりとはいえ、シャリっとコリっとした独特な食感がくせになるつくねがおすすめ。大山鶏のハツはぷりっとしていて噛むとじゅーっと旨味が広がります。キンミヤをシャーベット状にしたシャリキンでつくるキンキンに冷えたホッピーと合わせましょう。
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4.蒲田「豚番長」 人気立ち飲みで昼からビール&やきとんを
明るい時間から飲むならばここ「豚番長」はいかがでしょう。土日祝は14時からやっているやきとんのお店。
豚番長といえば店名の通り「やきとん」を食べるお店なのですが、私のイメージでは玉子マカロニサラダ(300円)の存在も大きい。味は濃い目でボリューム満点、これだけで大びん(アサヒスーパードライ)や生中(キリン一番搾り)1本は余裕で飲みきってしまいます。
やきとんは1本から注文可能です。なんこつ、カシラ、ハラミなどをタレで。甘さがしっかり効いたみたらし味で、カラシをたっぷり塗って頬張れば納得の美味しさ。結構大きいサイズででてきますので、一度にいっぱい頼むと満腹になってしまうので少しずつどうぞ。
厨房を囲むLカウンターがメインのお店で、常連さんも多いですがお店の方は初めての人にも満遍なく親切対応なので、立ち飲み入門という方にもおすすめです。
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