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はしご酒の達人直伝!ノンベエなら全て巡るべき山手線の「老舗酒場」5軒
はしご酒の達人直伝!ノンベエなら全て巡るべき山手線の「老舗酒場」5軒

はしご酒の達人直伝!ノンベエなら全て巡るべき山手線の「老舗酒場」5軒

最終更新日 : 2017/01/10

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塩見なゆ
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東京にはたくさんの個性豊かな酒場があります。あり過ぎてどこへ飲みに行こうか迷うかもしれませんが、まずは老舗から巡ってみるのはいかがでしょう。「長く続く店には理由がある」ということで、山手線のターミナル駅周辺で代表的な"いい"お店をご紹介いたします。

一概にどういう業態というのではなく、個性豊かで、どうしてそのお店が何十年と営業し、いまに続いているのかの背景・歴史を語ると止まらなくなるお店ばかりです。

大人になったら老舗酒場を覗いてみたくなる、そんな方におすすめいたします。

1.新宿「つるかめ食堂」 この街で食べるから美味しいんだ!

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この街に浸っている人ならば誰もが一度は食べているであろう「ソイ頭」が名物の食堂です。創業から60年と少し。思い出横丁のなかでも古株で、戦後復興から高度経済成長、バブル崩壊後の踏ん張り、新宿の変化を食と酒で支え続けてきた名物食堂です。

つるかめ食堂そのものも順調に歴史を歩んでこれたわけではなく、波乱万丈で今があります。建物の老朽化、二代目は建て替えへの決意をするも、建築基準法によって解体後に新たな店を建てられなくなり更地になった時代。そして、今も仮設店舗状態の姿。いろんなものをすべて含めて、それもまたつるかめ食堂の魅力だと思っています。

名物のソイ頭やスペイン料理のトルティージャを食堂アレンジした炒めものなど、個性豊かなおつまみが豊富。冒険心をもって挑戦してみましょう。

紹介しているブログ記事はこちら
http://syupo.com/archives/16658

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2.渋谷「鳥竹」 街を代表するぼっか串の焼鳥

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渋谷マークシティの隣、井の頭線の改札から徒歩30秒の立地にあり、お昼から通しでやっています。たまに井の頭線のホームにまで焼鳥の香りが漂っていることもあるくらい(笑)

昭和38年の創業で、長く渋谷で飲む人たちのお腹と喉の渇きを潤してきた銘店は、なんといっても大ぶりでずっしりと重い焼鳥が名物。大きさだけでなくて、その味にも定評があり、月に一回はここで食べておかなくちゃ…なんていうファンも多い人気店です。

鳥竹は鳥をまるまる仕入れてきて自前で捌いています。捌きたてのほうが、あらかじめ部位別になっているものよりも旨味が強いからというこだわり。大きな部位のまま焼くために、使う串はうなぎ蒲焼用のぼっか串という特殊なものを使用しています。

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http://syupo.com/archives/12774

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3.新橋「かっぱ」 コの字カウンターの魅力いっぱい

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8畳ほどのコンパクトな空間に、コの字カウンターとテーブルが2卓だけのお店。その中にジグソウパズルのように組み上げられた厨房機器が無駄なく入り、そこで豊富な種類のメニューが次々と作られています。

カウンターは銘々盆があるので、なんだか割烹気分。40種類はあるメニューは、お刺身から焼鳥、炒めものまで大衆酒場の定番の顔ぶれが勢揃い。この空間でよくこれだけ作れるなといつも感動します。冷凍庫がないので、氷はクーラーボックスに入っているほど。

パッと見た感じ、硬派な雰囲気のご主人ですが、とても丁寧な接客をされる方で、酒場初心者でも勇気があればきっと新橋の酔いを楽しめるはず。カウンター酒場は最高です。

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http://syupo.com/archives/12680

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4.上野「多古久」幻の酒、白穂乃香に褒紋正宗

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明治37年から続く老舗おでん飲み屋「多古久」です。いまは四代目が店の味を守っています。多くの文人墨客に愛されているお店ですが、近くに鈴本演芸場があることもあり噺家もよくいらっしゃるそうです。有名な落語家が通い続けたことでも有名です。

大人のデートで利用するのがしっくりくるかな。もちろん一人でしっぽり飲むのもしっくりくるお店です。くつくつと煮こまれているおでんを眺めてぬる燗をすするのが心安らぐ瞬間です。

ドリンクは種類は多くありませんがご主人のこだわりの銘柄だけを揃えています。生ビールも定番のものではなく贅沢な限定銘柄「白穂乃香」。地域限定の無濾過ビールです。

定番酒の褒紋正宗。日本唯一の神宮様御料酒(伊勢神宮)です。超一流料亭を中心にほんの僅かな料飲店と宮内庁にしか納品されていない幻の酒がここで味わえます。

湯島・浅草は東京の食文化の中心地、やはり東京のおでんにはハンペン・ちくわぶは外せません。さぁ、大人の東京を楽しみましょう。

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http://syupo.com/archives/14158

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5.池袋「千登利」 焼鳥店の多い北口でぴかいちの風情

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池袋北口の老舗「千登利」は戦後間もない昭和24年の創業。池袋で今も残る飲み屋では最古参といえるお店です。もっとも、池袋は古いお店が多いので街の酒場は平均年齢やや高め。若者が一晩中騒ぐ街なのに、そうした老舗飲み屋の店内は静かで落ち着いたムードを保っています。

名物の肉豆腐は継ぎ足しで守られて伝統の味がいきる大鍋で出番を待っています。すき焼き風の甘めの味付けはしっかり濃い味で、これとビールの相性はたまらなくイイ。まさに絶品という言葉がふさわしい古典的な牛もつ煮込みです。荒くきったネギが食感にアクセントを加えています。

お店はL字のカウンターが奥にのびてそこそこ客席があるのですが、焼き台は店のサイズにしてはやや小ぶり。その小さなスペースで、この道何十年って感じで店の方がもくもくと焼き上げていく様子は見ていてなんだかホッとします。

紹介しているブログ記事はこちら
http://syupo.com/archives/11838

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※本記事は、2016/09/20に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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