名古屋の古き良き街並み四間道
賑やかな名古屋駅から東へ1kmほどしか離れていないのに、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような風情ある街並みがあります。
堀川の西側に広がるこの界隈は、「名古屋市四間道街並み保存地区」に指定されており、かつて名古屋城の築城が始まった頃、水運が利用出来る堀川があった為、城下町へ物資を供給する商家が軒を連ねました。
当時は火事により甚大な被害を被ることが稀にあったこともあり、防火と商業活動がしやすいように四間(約7m)もの広い道が出来たと伝わっています。
白漆喰塗りの蔵を改装した和食のお店
情緒豊かな町家と土蔵の続く四間道を歩いて行くと、堀川沿いに白漆喰塗りの蔵が見えて来ます。
そう、ご覧の通りこのお店は「蔵」を改装したお店なんです。
店の名前は「四季の蔵右近」、ランチタイム時には入口の前にお昼のメニューが出されています。
店内は照明を落としたアンティーク調の素敵な空間
入口から階段を数段上がって店内に入ると、そこにはアンティーク調で落ち着いた空間が広がっています。
少し薄暗いですが元々は本物の蔵なので、外は暑くても中はひんやりしています。
店内はテーブル席の他にバーカウンター席もあって、夜は美味しい肴と共にお酒も楽しめるようになっています。
蔵の中で味わう松花堂弁当~豚肉の生姜焼~
お昼のメニューは、お手軽なサンドイッチやカレーから本格的な和のコースまで色々ありますが、やはりせっかく美味しい和食のお店に来たのなら「松花堂弁当」(1,100円税込)がおススメです。
メインは「天婦羅」または「豚肉の生姜焼き」を選ぶことが出来、あとは日替わりで「焼魚」や「野菜の炊き合わせ」なども付いて来ます。
薄味なのにしっかりダシが効いていて、和食の美味しさが満喫出来るお得なメニューです。
食後にはプラス350円税込で、デミタスコーヒーとプチデザートも付けられます。
素敵な落ち着ける空間で美味しい和食ランチ、皆さんも味わってみてはいかがでしょうか。