８月に入って、夏真っ盛り。毎日暑くて、喉越しのいいものを食べたくなりますよね。夏になると、パンの消費量が減るそうですが、そんなことはどこ吹く風。やっぱり、美味しいパンはいつでも食べたくなります。

とは言うものの、暑い部屋で熱の出るトースターはちょっと勘弁。

でも、美味しいトーストが食べたい！！

そう思う事ありませんか？

今回はそんな方にピッタリな、ふわふわの厚切りトーストが食べられるお店をご紹介しましょう。

お店は神保町Ａ７出口からすぐのところにあります。

「石釜bake bread 茶房 TAM TAM」。

創業は１９７３年。以前は「珈琲館」という名前の喫茶店でした。そのお店が、２０１４年９月に輻射熱で焼く、石釜を導入して、「石釜bake bread 茶房 TAM TAM」としてリニューアルオープンしました。

それに合わせて、メニューも一新。石釜を使ったトーストが看板メニューになりました。石釜で焼かれるトーストってすっごく魅力的ですよね？どんなトーストに出会えるか、ワクワクしながら、お店を訪れました。

 

店内には、大きな木などがディスプレイされていて、シックで落ち着いた雰囲気です。座席数はカウンター席も含めて３０席程で、それほど広くはなく、喫茶店としてはちょうどいいぐらいの大きさのように思いました。

カウンター越しにキッチンがあって、これがその石釜です。石釜というと、ドーム型のようなものを想像しますが、こちらのはオーブンのようなタイプ。これで焼きあげられるトーストの出来栄えが楽しみです。

メニューはさほど多くなく、一番の人気はフレンチトースト。メディアにも取り上げられて、有名女優さんも召し上がって大絶賛されていました。

どれも激しく心魅かれるものばかりですが、とりあえずイチオシ的なチーズトーストを食べてみることにしました。

石釜で焼かれるので、かなり時間がかかりますが、ようやく登場したお姿がこちら。３枚切りぐらいかと思われる、極厚のイギリスパンに、たっぷりのチーズが載せられて、いい感じに焼き色がついていました。

食べてみると、外はこんがりサックリで、中はとってもふんわり♪厚切り、というだけでは出せないような食べ心地は、石釜ならではではないでしょうか。

こちらのチーズトーストにはハチミツが添えられていて、これをかけて食べると、チーズの塩気がマイルドになって、美味しかったです。

もちろん、単純なバタートーストもあります。それがこちら。丁寧に入れられた表面の切りこみには、バターがたっぷりと塗られて焼かれていました。バターのしみこみ具合がたまりません。

ほお張ると、ふんわりと柔らかなパンに、バターの旨味がジュワッと染み出てきて、恐ろしく高カロリーなトーストと思われます。でも、

そんなことはどうでもいい！

美味しいもので肥えるなら本望だ！！

と思えるバタートーストでした。

大好きなクロックムッシュもあったので、もちろんオーダー。あれば必ず食べるメニューです。

パンの厚みを半分にして、そこにホワイトソースとハムを挟んで、上にチーズを載せて焼き上げたもの。オーソドックスな、王道スタイルのクロックムッシュですが、こちらも石釜の特徴的なふわふわ感があって、ボリューミーな一皿でした。

他にもこんなメニューのトーストがあって、全部制覇したくなりますよね！

ちなみに、トーストだけでなく、この石釜ホットケーキもお勧めです。表面サックリ、なかはふんわりとした、おうちではなかなかできないホットケーキが味わえますよ♪

暑くてしっかり食べないと夏バテしてしまうこの季節。美味しいトーストで夏を乗り切るために、今日のランチにいかがでしょうか？