今日はなんばにやってきました。と、言ってもちょっと西側、OCATやなんばHatchなどがあるエリアです。

こちらには、以前から大好きなイタリアンバル「Bar くえろ・くえら」さんがあるのですが、今日はそちらのおしゃれなランチをご紹介。

「Bar くえろ・くえら」は、大阪・堺の白鷺にある「くえろ・くえら」の2号店。
本店が大阪府立大学のそばで、リーズナブルで美味しいちょっとクセのあるイタリア料理を提供しているのもあって、こちらもリーズナブルに美味しいものが頂けます。

ランチタイムは3つのパスタランチと、グラタンランチ、そして今回ご紹介するブルスケッタランチがあります。

ブルスケッタランチ（￥870）

ランチのセットにはポタージュスープが付いています。

しかも、このポタージュスープは「豆乳と野菜のポタージュスープ」。この日はトマトの香りがほのかに香るスープでした。

豆乳臭さは全くなく、スープの温度も適温。塩加減も抜群です。

ランチセットのスープで、作り置きで保温が熱すぎるお店も結構ありますが、こちらではそんなことは決してありません。

ブルスケッタというと、どちらかというとおつまみとか前菜のイメージ。

ですが、こちらのブルスケッタは違います。

店内で焼かれる自家製のパンにそれぞれ色鮮やかな野菜を組み合わせたブルスケッタはそれだけで十分ランチの主役です。

まずはラタトゥイユ。定番中の定番ですが、こちらにはもっちりとした生地のパンが使われています。

トマトの酸味やオリーブオイルの香り、野菜そのものの甘みが、モチッとした生地にすっと馴染みます。

次はクリームソース。濃厚なソースに合わせてあるのは胡桃とフルーツのバゲット。クリームソースは穏やかな味付けなんですが、フルーツと胡桃のアクセントがたまりません。

次はピクルス？　と思っていたらなんだか知らない芋でした。なんだろ？　これ。ほこっとした食感の芋にアンチョビオイルがかかっています。これも意外性があって面白いですね。

キノコに合わせているのはこちらも定番のジェノベーゼソース。
これもキノコが新鮮で驚くほど美味いです。

最後は粒マスタードソースに牛蒡。細めの牛蒡がびっくりするくらい美味しいんですよ、これがまた。

5つのパンに5つの野菜、そして5つのソース。このブルスケッタは一度食べる価値ありですよ。

ピクルスや玉葱ドレッシングのかかったサラダも含めて野菜たっぷり、旨味たっぷりのブルスケッタランチです。

ドリンク・デザートセット（＋￥350）

時間に余裕があるならば、ぜひドリンク・デザートセットも付けてみて欲しいです。

この日のデザートは「自家製パンとオレンジのムースのパフェ」。

スポンジケーキやシフォンケーキを使うんじゃ無くて、こちらの自家製パンをベースにオレンジムースをかけた一皿。このパンがまた美味しいんです。

オレンジムースに合わせて、チョコレート風味のしっとりとしたパンをしいてあるので、一緒に口にすると、予想以上の食べ応えと控えめな甘さにうっとりとしてしまいます。

ディナーメニューのパスタもお薦めしたい！

ランチメニューの中には￥1,800のパスタランチCという、ディナーメニューで提供しているパスタが食べられるものもあります。

ちょいと値が張りますが、前菜3種にスープ、サラダ、パン、ドリンク、デザートが付くと思えばランチコースとしてはかなりお得。

この日は「イカとナスのスパゲッティ　自家製いかなごのトマトソース」というかなり個性的なパスタですが、季節に合わせたこの特製のパスタはランチに限らず、絶対的にお薦めです。

写真は以前こちらのシェフが作られた、期間限定の「栗のカルボナーラ」。私が今までに食べたパスタの中でも、忘れられない一皿です。

パンが気に入ったら、お店の入り口でテイクアウト用に販売しておられます。

テレビなどでも取り上げられた「味噌パン」をはじめ、美味しいパンが揃っていますので、パンだけでも魅力的なお店です。

パンが食べたくても、イタリアンが食べたくても、野菜が食べたくても、色々な要求に応えてくれるお店ですので、ぜひぜひ一度体験を。

 

公式HP:http://bar-quello-quella.com/
公式FB:https://www.facebook.com/quello.quella.namba/