フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
ポートランドでベストレストランに選ばれた「navarre(ナヴァ―)」の日本一号店が渋谷青山通り沿いにオープンしました。「ファームtoテーブル」という農家から新鮮野菜を直接購入しテーブルで提供するナヴァースタイルは、日本でも一般的にみられるようになりました。
そんな現地のオーナシェフのジョン・タボーダ氏が築き上げた、旬の食材をワインと共に自由に楽しむスタイルを日本の食材で提供してくれるのがこちらの渋谷のお店なのです。
こだわりのインテリアに照明はムーディなカッコいい空間。
店内は落ち着いたホッとする空間になっていて、照明は暗めでバーのようなオトナな雰囲気。インテリアは西荻窪の名店「オルガン」を手がけたデザイナーさんがデザインされたとのこと。無垢の国産杉のテーブルやカウンター、鉄工職人さんのスツールやポットラックなど随所にこだわりを感じます。
お料理は野菜を中心に充実。アラカルトでシェアするのがナヴァースタイル。
お料理は基本的にアラカルトでシェアしていただくのが、ナヴァースタイル。「Farm to Table」をコンセプトとした、野菜を中心としたメニューはかなり嬉しいラインナップ。サイズはSかLが選べるので、少人数でも大人数でも気軽にオーダーできます。
「ビーツとレンティルのサラダ680円」。ビーツのサクサクの食感にちょっと甘酸っぱいドレッシングで。赤の色合いが食欲をそそります。
「ファーマーズグリーンサラダ600円」。シンプルなサラダですが、新玉ねぎのドレッシングが甘くて、お野菜を引き立ててくれます。
「キャロットミリオンハーブ 500円」。無農薬の人参を150度の低温のオーブンで2時間じっくりと焼いただけ。ですが、人参らしい甘みがすごく伝わってきて、人参本来のパワーを感じることができますね。
「タコとポテトのオーブン焼き 600円」。タコとポテトというシンプルな組み合わせですが、ワインにとてもピタッとあう一皿。お家ワインで真似したい組み合わせです。
お肉料理もシンプルに、スペイン出身のおばあちゃんの味。
「ラムチョップのグリル 1400円」。お肉もシンプルにグリルのみですが、柔らかい肉質と優しい味わいがシンプルに伝わってます。
「アーモンドとパプリカのチキン煮込み 1100円」。こちらの名物のナヴァーチキンはオーナーのジョンさんのおばあちゃんの味を再現したとのこと。スペイン風なソースは、おばあちゃんがスペイン人だから。野菜の甘みとアーモンドンのコクが一体化したソースにホロホロと煮込まれたチキンが良く合います。
めずらしいオレゴンピノやオレゴンサイダーがおすすめ!
ワインはヨーロッパを中心とした自然派が揃っています。もちろん、現地オレゴンのワインやサイダーなどもあり、ココでしか飲めないオレゴンピノ(オレゴンのピノ・ノワール)もあります。
「Carlton Cellars Roads End PinotNoir 2012(カールトンセラーズ ロードスエンド)」。ピノらしい明るい淡いルビー色、ラズベリーや苺を彷彿させる香り、エレガントで柔らかいタンニンとほどよい酸にバニラの余韻、素晴らしく美味しい!!日本だとこちらでしか飲めないそうで、是非飲んでいただきたいワインですね。
そしてワイン以外におすすめなのが「オレゴンサイダー」。アメリカではリンゴで作ったお酒のことを「サイダー」といい、グルテンフリーなのでビールが苦手な方も暑い夏に飲みたくなるようなスッキリとした味わいなのです。
肩ひじはらずにオーガニックな料理で女子会が似合う店。
空間も心地よく、そして体に優しいオーガニックな野菜たち。ワインも自然派を中心にセンスよくまとまっております。お料理はシンプルですが、シンプルだからこそ、素材の良さが楽しめるんですよね。
肩ひじはらずにみんなでシェアするスタイルは、女子会などにおすすめ。ちょっとつかれたらオーガニックな食材からパワーをチャージしてみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
店名:ナヴァー トウキョウ(navarre Tokyo)
住所:東京都渋谷区渋谷2-9-8 SBH青山通りビル 1F
電話番号:03-6450-6341
ポートランドで人気のレストラン「navarre(ナヴァー)」の日本1号店
オーガニック野菜や自然野菜を使用したメニューが豊富
ランチメニューあり