イタリアナイズされた大衆酒場料理が楽しめるのは、「東京MEAT酒場 浅草橋総本店」
今回、大衆酒場の雰囲気ながらも、出てくる料理はイタリアナイズと、肩ひじ張らず気軽に行ける「東京MEAT酒場 浅草橋総本店」に行ってきました。
大衆酒場の雰囲気でイタリアンな料理が楽しめるとあって、アルコールメニューはワインなどと合わせてハイボール、各種サワーなどもたっぷり用意されています。
料理メニューは肉じゃがや牛塩もつ煮など、パット見では大衆酒場そのままなメニューばかり。しかしながら、「日本一おいしいミートソース」でお馴染みのイタリア料理店「トスカーナ」と同系列店とあって、イタリアナイズされた料理が楽しめます。
まずはイタリアナイズされたおつまみからチャレンジ
大衆酒場でお馴染みのイカの塩辛280円も、ヴェネツィア名物の「イカスミパスタ」同様にイカスミを使ったもの。
イカの塩辛ならではのイカのコリコリ感と磯の香りに加え、イカスミのコクのある美味しさが感じられます。
続いては生有頭海老の魚醤漬け(430円)を注文。
魚醤と言えば日本では「しょっつる」、タイ「ナンプラー」が有名ですが、生有頭海老の魚醤漬けにはイタリアの魚醤こと、「コラトゥーラ」を使っているとのこと。
魚醤に漬けたことで、プリっとした生海老の食感に加えて、程よい塩気と熟成した美味しさが味わえます。頭の部分の濃厚なえび味噌も美味しく、思わずお酒が欲しくなる美味しさです。
和なメニューな肉じゃが(380円)も、メニューも「肉じゃがイタリア風」とあって、バッチリイタリアナイズ。
パット見はジャガイモやニンジンの姿が目立つこともあって、よく居酒屋などで見かける肉じゃがそのものですが、よく見るとトマトソースで煮込まれたことで、さっぱりと美味しいイタリアンな一品。
また、煮込み料理の割に塩気が穏やかなのも好感触です。
大衆酒場のメニューをイタリアナイズ化したように見える、お店看板メニューの牛塩もつ煮(399円)は、実はイタリアトスカーナ地方の名物屋台料理とのこと。
旨味たっぷりな塩ベースのスープで煮込まれたモツは、柔らかく旨味たっぷりな上に、臭みも無く絶品。お酒のおつまみではありますが、ご飯が欲しくなる美味しさです。
A5和牛の牛脂で揚げは、どの料理も牛脂のコクのある美味しさがバッチリ
続いては揚げ物をいくつか注文。揚げ物メニューは居酒屋につきものですが、「東京MEAT酒場 浅草橋総本店」ではA5和牛の牛脂を使用。
良い脂を使ったことで、素のままでは比較的大人しい美味しさのニョッキ(430円)も、牛脂のコクのある美味しさが感じられ、トッピングのチーズと、塩気の効いたベーコンとの相性ピッタリでハマる美味しさ。
さらにニョッキにはピスタチオが埋め込まれているので、歯ざわり香ばしさ共に秀逸です。
先ほど食べたニョッキ同様に、パット見何の変哲もないポテトフライ(380円)も、牛脂の旨味がたっぷり染みこんで別格な美味しさに変化。
脂の美味しさを感じる意味では、こういったシンプルなフライを注文するのがオススメです。
シメは「トスカーナ」同様に、ミートソースが美味しい「日本一おいしいミートソース」で!!
「東京MEAT酒場」は、「日本一美味しいミートソース」が看板メニューのイタリア料理店「トスカーナ」の姉妹店とあって、シメはやはり「日本一美味しいミートソース」(880円)。
通常パスタメニューは、麺の上にソースを置くか、全体に絡めておくかの2択ですが、このお店ではまず麺を食べて欲しいこともあって、麺の下にソースがスタンバイ。
早速麺だけ食べてみると、程よいコシとツヤツヤ感が感じられる上に、小麦の風味もバッチリ。ソースレスで麺だけでも美味しい生パスタでした。
麺の美味しさを確認した後は、麺とソースをしっかり混ぜて食べてみることに。
しっかり混ぜたあとに食べてみると、ミートソースからはトマトのコク、お肉の旨味がしっかりと感じられ、小麦の風味が強く残るパスタとの相性は良好。
イタリアナイズされたおつまみから、シメのパスタまで全て美味しく楽しみました。
通い始めたばかりとあってまだ注文していないメニューも多く、特に鉄板焼きメニューの「熟成肉のビステッカ」、「各種ピッツァ」メニューは次回来訪時にチャレンジしてみたいと思います。
紹介しているブログはこちら!
http://www.tabenomi.info/archives/tokyo-meat-sakaba-asakusabashi-matome.html