あの人気深夜バラエティー番組 銭湯シリーズにも取り上げられたお店

最近、グルメ系テレビ番組の中でも

放送後もっとも反響が高いと言われている「今ちゃんの「実は…」」。

関西を中心に放送され『銭湯シリーズ』でお馴染みのこの番組に、

2016年05月11日に登場し、ワイン好きな方以外にも只今注目度大なお店。

谷町四丁目駅近くの日本ワイン専門　ワインバー&レストラン

「ミシェル・ヴァン・ジャポネ」さんのご紹介をしましよう。( ´ ▽ ` )ﾉ

日本産のワインに特化した品揃えは抜群

客席から見えるガラス張りのワインセラーには

メーカーや産地、カジュアルに若い物から木箱入りの

ヴィンテージ物まで日本ワインのみで品揃えされている。

料理に合わせてご提案をしてもらおう

日本ワインとひと口に言っても、産地や葡萄 そして年代と

それぞれに特色があり 自分で探すには結構な経験がいる。

そんな時にはオーナーのミシェルさんに希望や好き嫌い

を伝え ワインとお酒をチョイスしてもらおう( ^ ^ )/■

今ワインセラーにあるワインがどんな状態で どんな味や香りか。

またお料理はどんな素材が旬でどんな調理法や調味料のペアリングが

いいか シェフのアランさんと一緒にベストマリアージュを

ご提案下さる。

では、ミシェルさんのこの日のご提案の一例を

先ずはワインではなく、冷たいビールで喉を潤したかったのを

伝えると  よく冷えたプレミアムモルツとたこ焼き 自家製山椒油とイギリス産海塩フレークを出して下さった。

湯気立ち上がる 熱々のたこ焼きに山椒油の風味が絡まり

イギリス産海塩フレークがミネラルは濃いが辛さは円やかな後味を加えてくれている。

まさに 大人のたこ焼き！プレミアムモルツの濃厚な味わいに

喧嘩せず絡まるな。

お次に出された料理は  キズシ (鯵のシェリーヴィネガーマリネ)

きずしとは 関西でしめ鯖等 酢で青魚をシメたものをそう呼ぶが

酢に比べシェリーヴィネガーは優しく感じる。また付け合わせの

粒マスタードを軽く付けるとまた違ったフレンチな味がするから不思議だな

お選びいただいたワインは、ジャパンプレミアム 甲州2014 白

(山梨県産100%)

爽やかで少し酸味を感じるこのワインはキズシにはぴったり。

和食のお刺身にも合いそうだ。

お次に出された料理は 飴色タマネギのキッシュ

丁寧に玉葱を飴色深くなるまで炒めキッシュの技法を加え

作られた旨味濃厚な一品 口に含むと玉葱の甘さが堪らなく

よく実感出来る。

この玉葱のキッシュに合わせて出して頂いたワインは

 ジャパンプレミアム マスカットベリーＡ 2013赤

(山梨県産63％、長野県産37％)

赤にしては 少しライトボディ、2013と少し若い感じがまた

玉葱の甘さや風味を壊さず頂けるベストワインだな

お魚のメインぽい一品が出てきたね。

真鯛のポアレ フレッシュトマトソース

甘鯛の皮の美味さが堪らなく、フレッシュトマトは

フルーツトマトかなと思うほど甘く美味い。

ただ鯛の旨味とトマトを上手くアジャストしてるのが

和のお出汁 昆布出汁。

フレンチかと思う一皿だが 何故か親しみを感じるのは

昆布出汁のおかげだろう。

なんとこの真鯛のポアレに合わせて出されたのは

ロゼ！（；゜０゜）

いやね、ロゼってどうも甘ったるいワインが多いという

知識しか無かったもんでね。

しかし この 塩尻メルロ 2014 ロゼ は違ってたね

正に辛口！って言って良い味なんですよね

甘さや酸味は弱く 日本酒の純米大吟醸に近い感じ。

さて、最後はお肉のメインぽい一品を出していただきました。

豚肉のロティ アンコールペッパーと赤ワインソース

アメリカ産の豚肉は厚切りで表面を焼いた後オーブンで

ローストされてしっとり柔らかく仕上がっている。

アンコールペッパーは通常の黒胡椒と違い

黒胡椒より優しくいい香りを醸し出してくれいる

これは間違いなく赤だ、それもボディがしっかりした

登美の丘 2012 赤を出して下さった。

日本ワインというと若いとか熟成されてないとか

言われる方も少なくないが この登美の丘 は熟成された濃厚な味わいで、

ヨーロッパのワインに決して引けを取らない名作だと思うな。

知らない日本ワインの世界を堪能されては？

今回ご紹介のワインやお料理は、ほんの一部

是非貴方も日本ワインの品質の良さ、丁寧に作られた良さを

美味しいお料理とのマリアージュを通じ体験されてみては？