暖冬と言われるように、冬らしくない暖かさが続きましたが、流石にこの時期になってくると、冬らしい厳しい寒さが身に染みてきますね。
おうちの中からだと陽のぬくもりが感じられて気持ちよさそう、と、いざ外に出ると身が縮こまるほどの空気の冷たさ。公園で日向ぼっこ、なんてとんでもない世界です。
寒くなければお外もきっと気持ちがいいのになあ。
春までお預けなのかな・・。
でも、諦めてはいけません。今回はそんなそんな時にピッタリな、寒くても雨が降っても、美味しいサンドイッチを食べながらピクニック気分が味わえるカフェをご紹介しましょう。
お店は代官山駅から徒歩7分ほど。八幡通りを渋谷方面に向かって脇道に入ったところにあります。
「Bird」。
2015年3月オープン。松陰神社にあるカフェ「STUDY」の姉妹店として、ネット通販から実店舗を持った本屋さん、「nostosbooks」とコラボレーションしたお店です。
「子どもとクリエイターの“育つ”が出会う、みんなのビル」をコンセプトにした集合施設、SodaCCoの2階にあるこちらのお店は、入口から公園を思わせるような佇まいです。
早速店内に入っていみると、床には人工芝が張られていて、所々に石畳が置かれていたり、と小さな公園を思わせます。お子さんが好みそうなポップな色の椅子も置かれていて、コンセプトにあったようなお店づくりになっていました。
それもそのはず。このお店のオーナーは、インテリアデザイナーとしても活躍されている方だというので、至極納得です。適度な広さもありますので、店内で少々走っても大丈夫ですし、壁側には絵本がたくさん置かれていたので、背の低いテーブルに座って、絵本を読む、というのもいいかもしれません。
私が訪れたときには、ランチ時間になっていたので、出来立てのサンドイッチの提供もありました。お肉、お魚、お野菜の3種類のサンドイッチがあったので、お肉をオーダーしてみました。
それがこちら。
お肉のサンドイッチ。バゲットに、自家製ローストポーク、伝承野菜 甚五右ヱ門(里芋)、ねぎ、ベシャメルソース、チーズを載せて焼き上げたものです。
キャンディーみたいに包まれて提供されたそれは、ヴィジュアル的にも美味しそうです。食べてみると、薄くても肉汁がじゅわっと染み出るローストポークと、まさかの里芋&ベシャメルの組合せが圧巻で美味しかったです。里芋も普通の里芋よりも粘りが強く、自然薯に近いぐらいのもっちり感があって、お芋自体も味がしっかりとしていました。まだまだ知らない食材が世の中にはあるんだなあ、と実感しました。
ベースのバゲットも軽やかでクセがないので、具材の味を引き立てていてよかったです。
こちらにはテイクアウトもできるサンドイッチが3種類ほどあって、今回は大好きなタマゴサンドをチョイス。もっちりとした食パンに挟まれている自家製の玉子サラダは、卵は平飼いの卵、マヨネーズは自家製、と、こちらもこだわりが詰まっています。それがたっぷりなのが嬉しいですね。卵の味が濃く、家庭的な味わいの玉子サラダで、大人だけでなく、子供も好きな味に仕上がっていました。
こちらのお店で扱っている食材は、どれもこだわりのあるもの。旅する八百屋の青果ミコト屋、鎌倉のパン屋さんのパラダイスアレイ、学芸大学のパン屋さんBOLSO、奥沢のオニバスコーヒー、とオーナーのお知り合いの方から仕入れているとの事なので、小さなお子さんにも安心して食べさせてあげられるのもコンセプト通りかな、と思いました。
他にもデリや、日替わりのキッシュの販売もありますし、お肉以外のサンドイッチもかなり魅力的です。季節の食材が変わるごとにメニューも変更になるというので、定期的に通いたくなってしまいますね。
朝9時から営業しているので、モーニングをゆっくりと食べるのもいいかもしれません。
一人でリラックスしたいときに、あるいはお子さんと一緒に気分転換したいときに利用してみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
- Bird
- カフェ 東急東横線 代官山駅 北口 徒歩7分
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