コーヒーじゃなくってコーヒなんです。
音引きがないところに純を感じる。
そんな京都が誇る老舗喫茶店、イノダコーヒ。
1940年の創業以来、古都・京都の珈琲のスタンダードを守ってきました。
名だたる作家たちも常連客で、さらには
素敵なモーニングがあることで関西ではとても有名な同店。
せっかくなので観光の際には是非寄ってほしいのですが、
本店まで行くのはちょっと道に迷いそう…。
他のところにも観光行かなくちゃだめだし…。
そんなときにおすすめなのが、京都駅直結の地下街、
ポルタにあるイノダコーヒなのです。
イノダコーヒ ポルタ支店
新幹線から降りてすぐのところにあるので、濡れないし、
寒くないし、迷わない。
しかも朝8時からやっているので旅の初日の朝食にもぴったり。
京都に何店舗かあるなかでも、お手軽に訪問できるのでおススメの
店舗です。
しかし人気店なので、朝8時スタートと同時に混み合いますので
ハリアップで入ってください!
モーニングは2種類です。
定番なのは、こちらの「京の朝食」
朝からどんだけ食べんねん!ってくらいのボリュームが
京都の朝の伝統スタイル…なのかしら?
そしてもう一つのモーニングが、こちら。
タマゴトースト。
関西と言えば、茹で卵ではなく、たまご焼きのサンドイッチ。
なんて…最近よく言われていますが、実は純喫茶とかでないと
お目に掛かれない古き良きスタイル。
レアですので、見かけたら是非、挑戦していただきたいです。
ということで、今回はこちらにしました。
タマゴトースト(1,200円)
昔ながらの素朴で優しいモーニング。
オリジナルのロゴが入った食器たちも可愛らしいです。
ドリンクは、なんともお得!なジュースと珈琲。
京都はメインの飲み物にジュースが付いてくるお店が
たまにあります。
めっちゃ絞った感のある、優しい味わいの
オレンジジュースです。
珈琲を頼む際、砂糖とミルクをお願いすると、
最初から入れた状態で持ってきてくれます。
この心遣いも、老舗ならでは。
もちろん自分で量を調節したいときは、別で、とお願いすれば
入れずに持ってきてくれますのでご安心ください。
そしてメインのタマゴトーストはこんなかんじ。
たーっぷり入った、ふわふわの玉子焼きが
おいしそう!
以前は朝食メニューではなかったのですが、
好評だったのでレギュラー入りしたそうです。
ふわふわ分厚いタマゴには、デミグラスソースがかかっていて、
これがもう相性抜群!
お代わりしたくなっちゃうくらいの美味しさでした。
京都に来られた際は、是非行っていただきたい京都の老舗の
おもてなしを感じられる喫茶店です。