１．和歌山の酒販店直営店で前割り焼酎を楽しむ「鎌倉酒店」

中野のマルイ近くにある人気立ち飲み店「鎌倉酒店」の支店がこの度北口商店街に誕生。店名の「酒店」のとおり、母体は和歌山県にある酒販店で、お酒へのこだわりが素晴らしい。焼酎にフォーカスしたドリンクメニューは焼酎マニアでなくとも味わってみたい蔵元直送の甕出し焼酎が多数揃いますが、とくにオススメはあらかじめ水で割って数日間寝かせた「前割り焼酎」です。長時間水と混ぜることで味がまろやかになり優しい飲み心地になります。

それにあわせるおつまみは、焼台に藁を置いて一気に燃やし焼き上げる朝引き軍鶏の藁焼きです。引き締まった身から溢れ出す肉汁。噛むほどに美味しい。これに焼酎が最高に合うんです。

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２．こだわりの日本酒に海鮮珍味、冬はおでんもオススメ「おかやん」

ちょい呑み処 おかやんはサンモールと北口商店街をつなぐ名店揃いの路地裏にある立ち飲み屋。刺身や魚介の珍味をメインとしてお酒好きの心を掴んで離さない毎日変わる品揃えにファンが多いお店です。寒くなってきたらおでんをおつまみに飲むのも素敵。日本酒は常に違う銘柄を仕入れられていて一升瓶が空くと次の銘柄が出てくるという毎日違う日本酒が楽しめるスタイル。お店は細いカウンターをたくさんのお客さんとシェアしながら使うのでかなり「ぎゅうぎゅう」な感じではありますが、これが逆に人と人の距離が狭まりなんともいえない温かさが感じられます。

美味しい魚と日本酒をみんなで楽しむ立ち飲みは一体感が何よりの魅力かもしれません。

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３．ハチノスの煮込みにワインがよく合う「煮込み屋ぐっつ」

煮込みといえば大衆酒場の定番料理の一つですが、これを中野らしくするとこうなんだろうなーと感じられるお店がここ「ぐっつ」。ハチノスなどが入り見た目は「トリッパ」なのですが、いやいや、大衆酒場ですので「煮込み」という言葉のほうがしっくりきます。

まずはすぐ来るポテサラやレバーパテを注文し、メインの煮込みがくるのを待ちましょう。煮込みは定番の味噌のほかに塩・チーズと赤ワイン味噌の3種類があります。私のオススメは赤ワイン味噌。センスのよい味付けで、いつもの煮込みがちょっぴり文化の香りになっています。380円（税別）というお手軽価格なのも嬉しい。一階は賑やかな大衆酒場ですが二階はデートにも使える静かな空間になっています。赤ワインのボトルを1本頼んで酒場メニューをちょっとオシャレにした料理の数々、お試しあれ。

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４．焼き鳥やおいしいイカ刺しも人気、なによりナカが濃い！「やきや」

中野の南側はそこまで密集して飲み屋があるわけではないのですが、ここにも素敵な立ち飲み屋があります。焼鳥のお店「やきや」です。焼鳥1本100円で、なんと手羽も2個ついてきて1本100円という大変うれしい値段設定。それでいて一本ずつ丁寧な仕事がされていて、千円ちょっとで十分に幸せな酒場時間が過ごせます。

お得なのは焼鳥だけでなく、名物のイカ刺しなどもボリュームたっぷりで170円。ホッピーのナカをおかわりするとそうとうな量の焼酎を入れてもらえるので、たくさんお酒を飲める人でもここならば本当に二千円は越えないかもしれません。

隣の人との距離も肩がこすれるくらいだけれど、それもまたここの楽しさのひとつ。気づいたら両隣はお友達。

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５．立ち飲みワインもレベルが高い「スタンディングワインバー awa」

雰囲気のいい気さくなマスターがカウンターに立たれている北口商店街に面した立ち飲みワインのお店です。この界隈は立ち飲み屋は数あれど、ワインのチョイ飲みを楽しむお店はまだまだ少なく、ここは貴重な一軒です。

グラスで飲めるワインが8種類程度も選べるのが嬉しく、その品揃えはしっかりとしたこだわりを感じます。店内に値札とともに配置されたボトルワインたちはどれもそのまま購入することが可能で、グループで飲みに来たときはエチケットを眺めてビビっときた1本をボトル飲みするのも良いと思います。

一人で営業されているので手の込んだ料理はありませんが、ワインにピッタリのおつまみが200円から500円の嬉しい値段でそろっています。しっかり食べながら飲むのではなく、カウンターでちょいとワインを味わいたいなんてときにピッタリのお店です。