ジメジメした暑い季節になると、めっきりと食欲がなくなりますが、そういうときこそ、冷たくて、おいしいごちそうを食べたくなるもの。
今回は、銀座エリアで、夏に食べたいおすすめのお店とメニューを5店舗ご紹介します。
ほんのり甘い、冷たい桃のスパゲッティ
この季節になるとまっさきに思い出すのが、東銀座の『クラッティーニ』の桃のスパゲッティーです。桃の季節だけ食べられる季節限定のメニューのため、この季節になると、こぞって東銀座まで足を運んでいるファンも多いようです。
塩茹でしたパスタとトマトの少し酸味のあるソースの上に、どっさりと桃がのせられているこのパスタ。塩味と酸味と、そしてミントとホワイトペッパーの風味の上に、桃のやわらかい甘味がじわっと口に広がります。
冷たくて、おいしいスパゲッティーは、最高の贅沢です。
なお、今年はもう期間が過ぎてしまいましたが、さくらんぼのスパゲッティが、6月の短期間で提供されています。これも、またおいしいのです。
これはビックリ!カレーの中にフルーツとシャーベット
洋食屋さんの『A Votre Sante Endo』。ここに、ビックリのメニューがあります。それが、フルーツカレー。
なんと、カレーの中に、すいかに、バナナに、キューイやオレンジ、これでもかっていうくらいフルーツが入ってます。しかもです。冷たいシャーベットまでトッピングされているから、もう驚きです。
正直この組み合わせは、ただの話題づくりのためのメニューだろう、と思って食べてみて、またビックリ。果物の甘さとカレーの辛さがうまくマッチしてるから不思議です。さらに、冷たいシャーベットがじわっと溶けだすと、甘くて、辛くて、熱くて、冷たい、口の中が混乱状態。これが、また不思議な感覚です。
そうこうしているうちに、いつの間にか完食してしまう不思議なカレーです。
熱々ごはんの上にぶっかける冷汁定食
食欲なくすと、とにかくごはんをかきこめるお茶漬け風な食べ物が食べたくなるものですが、そういうときにこそ、おすすめしたいのが『岩戸』の冷汁定食。
熱々のごはんの上に、冷たくて、あっさりした冷たいだし汁をどばっとかけて、ガツガツとかきこみます。食欲がなかったのが不思議なくらい、何杯でもおかわりできてしまいます。
岩戸の冷汁は、宮崎県の郷土料理のようですが、魚や胡麻、豆腐、味噌、きゅうりなど、いろいろな食材が入っているため、栄養補給にも良いそうです。まさに、夏ぴったりの食べ物です。
紹介しているお店はこちら!
あっさりした冷たい山形水ラーメン
銀座のおしゃれカフェ『Pour cafe』の、夏こそ食べたいメニューは、山形水ラーメン。冷たい醤油ラーメンの上に、氷のかけらが入っていて、なんとも涼しげ。
あっさりした醤油ラーメンの山形ラーメンが、食欲をなくした胃袋にも、するするっと入ってしまいます。
紹介しているお店はこちら!
輪切りにしたすだちが涼しげなすだち冷かけ
これも夏限定メニューですが、『手打きだ』のすだち冷かけ。輪切りにしたすだちが、お椀の上に、一面に敷かれていて、眺めているだけで、なんとも涼しげ。冷たくしめてあるお蕎麦が、ほろ酸っぱいすだちととても合って、するすると口の中に入ります。
これも夏の風物詩のような食べ物ですが、毎年、暑くなると1度は食べに出かけたくなる逸品です。
紹介しているお店はこちら!
- 手打 きだ
- そば 地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩3分
※このお店のページは現在ご利用いただけません