ご当地グルメ研究家の椿です。
名古屋にやってまいりましたYO!
全国ウロウロしているので、ちょいちょい名古屋にも来るわけ。
で、名古屋っつったらエビフライだよね〜。
タモリさんが「エビフリャー」と言ったから『名古屋=エビフライの街』になったという話があるくらい、名古屋=海老のイメージが強い。
で、毎度のことながら、「名古屋に来たらエビフライ食べないとね!」とつい思ってしまう海老好きの椿。
まあ、ある種、「海老好きだからしょうがないじゃん、名古屋だし」と言いながら、揚物を連食する言い訳をしてる気もするのだが(笑)
さてさて、やって来たのは大須商店街!
若宮大通、伏見通、大須通、南大津通の四つの通りで形成されおり、新旧さまざまなお店が1,200軒ほど並んでいる。
そんな中で静かに佇むコンパル大須本店。
創業昭和22(1947)年の老舗喫茶店で、市内に9店舗を構え、 名古屋で行ったことがなかったらモグリとも言われる、地元でも人気店だ。
店内にも昭和感が漂ってイイ感じなのである。
中には観光客もいるが、常連さんと思われる地元の人達中心に賑わっている。
名古屋の喫茶店文化を語るうえで外せないのがモーニング。
こちらのコンパル、もちろんモーニングメニューもあるし、実際に食べてる人もいるし、食べたらそれはそれで幸せではある。
でもせっかくココに来たならば、オーダーすべきメニューは別のもの。
エビフライサンドとアイスコーヒー。
まずはアイスコーヒーが登場。
デミタスカップに入った濃く抽出されたコーヒーを氷の入ったグラスに移して冷やすのだ。
お好みで、コーヒーが熱いうちにお砂糖を入れてよくかき混ぜておく。
スタンダードな喫茶店でも、急冷式で淹れたアイスコーヒーは珍しくないが、小さいポットで出てくるお店ならともかく、この自分で冷やす式ってのはあまり見たことがない。
アイスコーヒーって急冷式だと、コクがあるのにキリッと冷えて美味しいんだよね。
さあ、お次はお待ちかねのエビフライサンドが登場。
ホラ、なかなか麗しい姿してるでしょう。
サンドイッチってカットされた姿が美しいかどうかがポイントだから!
みっちり身の詰まったエビフライに、ふんわり卵焼き、甘いキャベツが口の中でスパーク!
そしてトンカツソースの酸味とタルタルソースの濃厚さがマッチしてるんだよねー。
トーストされたパンの香ばしさとサックリ感、キャベツのシャキシャキ感、どちらもイイ。
あああ、幸せ♪
エビフライが3本入っているから、なかなかボリューミーなの!
きっと男性でも満足するに違いない。
しかし地元の人でも「コンパルのサンドイッチはこぼさずに食べるのが難しい」と言う。
これを聞いて安心した。
気づけば、手の中でホロリと崩壊してるんだもん……
いつかこぼさずキレイに食べられる日が来るのだろうか。
エビフライサンドの達人になるには、まだまだ修行が足りないようだわ。
今度また名古屋に来たら修行せねば!