東京の新たなシンボルタワーが、先日3周年を迎えて盛り上がっていましたね。
でも、みなさん。もう一つの東京のシンボル、東京タワーをお忘れではありませんか?
新しいものもいいけど、たまには昔からあるものを見てみようか。
そんな時にピッタリな、訪れた際に美味しいグリルトーストが食べられるお店をご紹介しましょう。お店は東京タワー FOOTTOWERの2階にあります。
「TOWER’S DINER」。
オープンは2014年12月。隣にはフードコートもありますが、それとは別棟でお店を構えています。入口には特別な扉があるわけでもなく、区切りの大きな壁があるわけでもないので、かなり開放的。店内も「DINER」という名前のごとく、大人カジュアルを意識したような、アメリカンな雰囲気を漂させていました。
こちらのウリはなんといっても、300度の鉄板で焼きあげるというグリルドトースト。しかもオリジナルのパンを提供している、というのであれば、パン好きなら絶対気になるところです。どんなメニューがあるのか、楽しみにお店に入ってみました。
店内奥には、こんな大きな鉄板が置かれたキッチンがありました。ガラス張りになっていますが、半オープンキッチンになっているので、調理するところがみられるのは楽しくていいですね。この大きな鉄板で焼かれるパンって、どんな仕上がりになるのか、と想像するだけでテンションが上がります。
かなりゆったりとした座席で、贅沢です。早速いただいたメニューを見ると、ハンバーガーを含めて、お目当てのグリルドトーストは6種類ほど。どれもすごく美味しそうです。
でも、残念ながら、スペシャリテ的なBLTとハンバーガーが売り切れ。仕方がないので、他の2種類を食べてみることにしました。
程なくして運ばれてきた、チーズたっぷりのピザトースト。東京タワーだから故に、厚みを33.3mmにこだわったというパン。そのコンセプトがまた面白いです。
こちらのパンは、このお店のオーナーの方が「人生で一番美味しいと思った食パン」と言って惚れ込んだ、横須賀にある「沙羅」というパン屋さんから特注しているオリジナルパン。
早速いたただいてみると、溶岩釜で一気に焼き上げたというオリジナルのパンは、300度の高温の鉄板で焼きあげられているので、表面はサックリと、中はふんわりとしていて、理想的な焼き上がりのトーストです。おうちのトースターではなかなかこんな風には焼けないです。
そこにトマトソース、ピーマン、ベーコン、チーズがたっぷりと乗せられた王道スタイルのピザトーストは、おうちでもできそうなのに、でも、こんな風に焼けないので食べることのできない、まさにここでしか食べられないピザトーストでした。
もう一つは、牛ヒレステーキサンドイッチ。こちらはお野菜とヒレステーキがドドーンとサンドされたボリューミーなサンドイッチです。
ヒレ肉もこの鉄板で焼かれているので、表面はカリッと、中はちょうどいいレア状態で、柔らかく、お肉の旨味がギュッと詰まっていて男性にピッタリなボリューム感です。
味付けのグレイビーソースも深みのある味わいで美味しかったですが、このソースや肉汁を受け止めているパンがぐちゃぐちゃになってないところがすごい、と感心しました。
こだわりを持って作られたパンのグリルドトーストは、パン好きも納得の逸品でした。
入口のすぐそばには、アルコールが豊富に揃えられたカウンターがありました。フードコートではお酒類はあまりないので、こちらのお店はそういった意味でも重宝しそうです。この美味しいグリルドトーストをつまみに一杯、なんていうのもいいかもしれません。
ちなみに、他のグリルドトーストはこんなラインナップです。どれも魅力的ですよね!朝も9時から営業しているので、モーニングメニューもあります。シンプルなトーストも食べてみたいので、また折を見て伺ってみようと思います。
オーナーご自慢のグリルドトースト。東京観光に、あるいは東京の夜景を堪能した際に利用してみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
- TOWER’S DINER
- カフェ&バー 地下鉄日比谷線 神谷町駅 1番出口 徒歩7分
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