開発著しい代官山エリア。もお店が拡大中ですね。
駅近の新施設TENOHA(テノハ) DAIKANYAMAにはイタリアで150年もつづく老舗カフェ・バールが日本初出店しています。
『Bondolfi boncaffe(ボンドルフィ ボンカフェ)』です。
創業は1855年。現在が6代目。豆のローストからパッケージングを行うメーカーでもあり、以前から日本国内でもボンドルフィの豆を使っているカフェはあるそうです。ただ直営店はなく、この代官山が日本1号店。
エスプレッソ豆は現地から空輸し、苦味の少ないコーヒーがいただける『bondolfi boncaffe(ボンドルフィ ボンカフェ)』さん。コーヒーも本場流なら、スイーツも本場流。
ナポリやフィレンツェ、シチリアなどイタリア各地のドルチェが揃うのです。
「モンテビアンコ」
フランス菓子だと思われがちなモンブラン。イタリア菓子でもあるのです。
というのは、フランスとイタリアの国境にそびえるアルプスの最高峰、モンブランという山にちなんだケーキだから。
『bondolfi boncaffe』のモンブランは
モコモコマショマロをまとったかのようでかわいらしい。
もちろんのことですが、イタリア栗使用。3種類をブレンドして作った栗のクリームの上に
軽めの生クリームをかぶせています。
「ズコット」
フィレンツェの郷土菓子。たっぷりのクリームをスポンジで包んでドーム型に冷やし固めています。
ミックスフルーツ、チョコレートチップ、それから、アーモンドとピスタチオが細かく砕かれで、リコッタチーズを加えた生クリーム。
『bondolfi boncaffe』さんのズコットは、そちらとチョコレートのクリームと、
2層でできています。
「スフォリアテッラ」
ナポリ地方のお菓子。
素朴な佇まいながら、折り連なる幾重もの層がただ者ではないその実力を感じさせます。
しっとりしているので、どっしりと食べ応えあります。
シチリアにはカンノーロという郷土菓子があります。
筒状に揚げられた生地の中に、リコッタチーズのクリームを詰めたもの。
そのカンノーロにティラミス入れちゃったというのが
『bondolfi boncaffe』の「カンティラ」。
ハイブリッドスイーツですね。
からっと焼かれた生地のガリガリ感が郷土菓子らしい素直さを残しつつ、マスカルポーネと珈琲香の交わりが大人味です。
一方の端はカカオニブとコーヒー豆型のショコラをトッピング。もう一方はチョコレートを砕いたものがまぶされています。
イタリアのバールでは、エスプレッソの少量にちょうど合う
小さなドルチェを用意するという文化があるのですって。
ということで、『bondolfi boncaffe』にもシュークリームやタルトなど、
様々なスイーツのミニサイズがあります。
「ババ (ピッコロ)」
スフォリアテッラと同様にこちらもナポリ菓子。
ティラミスとならぶ、ドルチェの定番ではないでしょうか。
『bondolfi boncaffe』のババには、ハーブやスパイスの効いたリキュール「ストレーガ」を染み込ませる、日本人の好みに合わせたアレンジを加えられています。
小さなドルチェは、チョコッとずつ、いろいろ食べたい日本人にも
この文化は合いそうですよね。
小さいながらも要素は同じですし、見栄えもしっかりしているのでお土産としての利用もおすすめです。
この時期はテラスとの境を開放しオープンエアで気持ちよい空間になっています。
ライトアップされたTENOHAの庭を眺めながらのんびりカフェタイム、素敵です。
紹介しているお店はこちら!
- BONDOLFI BONCAFFE
- カフェ 東急東横線 代官山駅 西口 徒歩2分
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