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餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界
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餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

最終更新日 : 2017/04/20

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カレーやラーメン、餃子に大衆酒場など、様々なグルメジャンルに特化して食べ歩きをされている著名ブロガーがキュレーターとなり、選りすぐりのグルメ情報を毎日お届けしている「メシコレ」。キュレーターの皆さんの食べ歩き事情やグルメトレンドに迫るインタビュー企画の第3弾となる今回は、「東京餃子通信」編集長の塚田亮一さんにお話を伺いました。
塚田さんは今年の始めに「マツコの知らない世界」にも出演されたことで話題となりましたが、その塚田さんから餃子の食べ歩き事情や餃子の魅力、お家で美味しい餃子を作るためのちょっとした工夫などについてご紹介いただきました。

 

「餃子なう」から始まった食べ歩き。今まで食べ歩いたお店は600店以上!

●塚田さんが餃子を食べ歩くようになったきっかけを教えてください。

餃子は子供の頃からの好物だったので、食べ歩きはしてなかったものの、元々週に何回かは餃子を食べていました。そこから食べ歩きをはじめるようになったきっかけは、Twitterですね。まだTwitterが出始めた頃、Web関連の仕事をしていたので新しいメディアは触っておかなきゃってところがあって、何が面白いんだろう?とか思いながら使ってたんです。当時はまだあまり使いこなしている人は多くなくて、みんな食べたものをあげていたので、僕も「餃子なう」ってやってんですよ。それを繰り返していたら徐々に餃子好きな人たちと繋がりだして、餃子のお店を教えてもらうようになったんです。教えてもらったらやっぱり行かないと悪いじゃないですか(笑)行きます!とか反射的に書いちゃって、書いたかぎりはちゃんと行こうと思って。
そうやって色々なお店に行きはじめたことで、「世の中にはこんなに美味しい餃子があるんだ!」って知るようになり、食べ歩きはじめたという流れですね。


●ブログ自体は2010年から始めていらっしゃいますよね。Twitterを始めたのはもっと前ということですか?

そうですね。ただ、餃子ツイートをしていても、書いたものはどんどん流れて行ってしまうので、それがもったいないなって思いはじめまして。それに、ぐるなびとか食べログとかで餃子屋さんを見つけるのって、実はめちゃくちゃ大変なんですよ!駅名と餃子で検索しても、上の方ってみんな有名なラーメン屋さんや高級中華料理店が出てきますよね(笑)。
自分が餃子店を探すのが大変だということは、他の人も大変だろうなって思って、何か形に残るようにしていこうと思ったのが、ブログを始めたきっかけなんです。なので、ブログを始めたのはTwitterの1年後ぐらいですね。

 

●現在は食べ歩きを実際どんな感じでされているのですか?週に行く回数やこれまで訪れたお店の数、どういうお店を食べ歩いているかなど、すごく気になります。

今は、新規の開拓だと週3~4店は食べ歩きをしていて、それに加えてお取り寄せなどもありますね。週5記事くらいブログは書いていて、そのうちの7~8割は新しいお店です。これまで行ったことがあるお店はおそらく600~700店くらいですかね。まだ1,000店はいっていないです。ちなみに、ラーメンだと2,000店とか3,000店とか食べ歩いている方はいらっしゃいますが、餃子で1,000店舗以上食べ歩いたっていう人には…僕はまだ出会ったことないですね。
お店の種類は、最近だと餃子専門店や餃子をメインとしているお店は都心だとだいたい行きつくしているので、専門店ではないけれど実は餃子が美味しいっていうお店にも行っていますね。前に取材してもらった餃子マラソンの時に行った「いせや」とかは、完全に居酒屋ですもんね(笑)。居酒屋だったり、ラーメン屋にも行きますよ。

餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

▼塚田さん主催の餃子マラソンについての密着記事を読む▼
【明治神宮~吉祥寺】餃子を求めて走る噂の餃子マラソンに密着
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/5845/

 

餃子は栄養満点の完全食!地域ごとの違いを楽しむのも醍醐味のひとつ

●塚田さんはよく「餃子は完全食」というフレーズを使われていますが、それは具体的にはどういう意味なんですか?

あれは実は、美味しんぼの山岡士郎が使った言葉なのですが(笑)、餃子って皮は炭水化物、豚肉からはタンパク質、そして野菜からはビタミンといった、人間の体を維持するために必要な栄養素が一個の中に凝縮されているんです。ですから、餃子だけ食べ続けても健康でいられるってことなんですよ。少し前に流行った「餃子ダイエット」とかもあったりしてます。焼いたり揚げたりすると油でカロリーが高めになりますが、茹でたり蒸したりするとカロリー自体は抑えられます。豚の部位とかも考えてバラをあまり使わないとか工夫をすると、肉も野菜も炭水化物も食べて、結構満足できます。実際にプロボクサーの方が餃子で減量されたりもするみたいですよ。

 

●なるほど!餃子でダイエットって面白いですね。私たちも普段から食べる機会が多い餃子ですが、全国的な分布や味や形の傾向などはあるのでしょうか?

明確な分布はないですが、東京の方が比較的皮が厚めで、サイズも大きめですね。西の方は、一口餃子のように小さくてサクサク系のものが多いですね。それに加えて、地域ごとの特性があって、浜松、宇都宮、福島、神戸などには特徴的な餃子がありますね。


●具体的には、どういった特徴があるのですか?

浜松はキャベツ餃子ですね。あとは、もやしが中央に添えられていてフライパンで円盤型に焼くというのが浜松餃子の特徴です。ただ、実際に食べ歩いてみると、「あ・・・もやし出てこないじゃん」っていうところが意外とあるんですよね(笑)。特に老舗って言われているところとか、人気店とかでも。円盤にもやしっていうスタイルは、「石松」っていう浜松餃子を全国に広めたような人気店があって、そこのスタイルなんですよ。石松スタイルを踏襲しているお店があったり、それとは別で独自でやっているところもあるという感じです。基本的にはキャベツの比率がとても高いという特徴はありますね。

餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

神戸には味噌ダレをつけて食べる餃子があるんですけど、あれは好きですね。あとは、福島の餃子も美味しいです。福島は必ずみんな手延べで皮を作ってるので、結構時間かけて作られているんです。


●福島ってあまり餃子のイメージがなかったのですが、そうなのですね!

福島は完全に餃子タウンですよ。福島駅周辺とかたくさん餃子専門店があります。ただ、福島の餃子は昼間やってないんですよ。餃子屋さんなのにランチタイムはなし!夜飲みに行くとか、飲む前に行くとか、飲んだ後に行くとかなんですよね。17時くらいからしか開けてくれないんですよ。福島餃子は円盤餃子で、鉄板で油多めで包んだ縁のところまでサクサクに焼いているのが特徴です。接地面のところだけじゃなくて上の方も揚がったような感じになってたりとか。

浜松では色々な形で焼かれた餃子がありますが、福島の餃子はどこに行っても円盤型が出てきます。あと、必ず手延べ手包みです。前に福島で開催された全国餃子祭りに行ったのですけど、イベント慣れした全国の餃子屋さんが作って冷凍してきた餃子を提供されているのに対して、福島の人たちは作り置きとか冷凍とか有り得ないらしくて、屋台のお店の間にプレハブの小屋を建てて、その場で餃子を包んでいたんですよ。だから、人が並ぶとすぐに売り切れちゃう・・・そりゃそうですよね(笑)。その上、他の地域の人たちは焼き機などを使ってバンバン焼いて売っている一方、福島のお店の人たちは一つずつフライパンで円盤型に焼いているんです。こだわりがすごいです、本当に。ただ、めちゃくちゃ回転悪いから、あまりイベント向きではないですね。福島の餃子は福島まで行かないとなかなか食べられませんが、絶対に行く価値はあると思いますよ。

餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

 ▼浜松餃子や福島餃子に関する塚田さんの記事を読む▼
宇都宮・浜松・福島・神戸・福岡・大阪 ご当地餃子老舗店6選
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/5190/


●東京で特徴的な餃子が食べられるお店や、塚田さんがよく行かれるお店ってどういうところですか?

東京は餃子のバラエティがものすごく広いですよね。東京で地域ならではの餃子というと、やっぱり蒲田の羽根付き餃子とか、あれは分かりやすい特徴ですよね。どのお店に行っても羽根が付いてるという。あとは、昔からありますが、ジャンボ餃子ですかね、12センチぐらいのサイズの。銀座の「天龍」とか、八重洲の「泰興楼」とか上野の「昇龍」とか、何店舗かジャンボ餃子の有名店があります。ただ大きさのインパクトだけでなく、味付けもよく丁寧に作っているんですよ。個人的によく行くお店では、赤坂にある「みんみん」はよく行きますね。酢にコショウっていう食べ方は最近よく見るようになりましたが、ここが始めてのお店です。

餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

▼「みんみん」に関する塚田さんの記事を読む▼
醤油は厳禁!赤坂「みんみん」の餃子はお酢とコショウで食べるべし
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/4942/

 

ワインに合う餃子が次のトレンド?!老舗の人気店が多い餃子業界の新しい動きとは?

●餃子のトレンドというか、最近こういうのがキテるというものはありますか?

ラーメンとか他のものに比べて、移り変わりってかなりロングタームですよね。「天龍」はもう50年ぐらい続いていますが未だに人気ですし、蒲田の羽根付き餃子も30年以上続いてるものですし。ただトレンドで言えば、最近は「ニンニクなし」を敢えてうたっているお店は多いですね。女性ターゲットとか昼間食べても大丈夫とかっていうお店は増えてきている感覚はあります。あと、美味しいお酒を飲みながら餃子を食べるみたいなところも増えていますね。バルスタイルの餃子店が増えていて、神保町の「餃子の花里」とかそうですけど、ワインに合う餃子とか、クラフトビールに合う餃子とか、お酒に合う餃子を出すというお店が増えてきています。

かといって昔からある店の人気がなくなったかって言ったらそうではないんですけどね。どちらかと言えば昔ながらのお店のほうが人気はありますけど、それに加えて新しいのタイプのお店も最近は出てきたって感じですね。

 

●ちなみに、塚田さんご自身もお家で餃子をよく作られてるとお聞きしましたが、美味しい餃子作るときのアドバイスとかってありますか?

一番変わるのは肉ですね。肉をスーパーで売ってるひき肉じゃなくて、自分の好きな部位の豚肉を買ってきて、好きな配分になるように自分でチョップするという。フードプロセッサーでもいいですけどね。ひき肉って勝手に決められた比率で作られていて、脂分が足りなかったらラードを足してジューシーさを出すのが一般的ですよね。そうじゃなくて、例えばジューシーにしたいのだったら「バラ肉」を多めにしたり、肉の味を大事にしたいんだったら「ロース」を多めにという感じでやると、餃子の味や食感が劇的に変わります。肉の食感を残したかったら手で切ればいいし。簡単かと言われると、ちょっと主婦の方には進められないですけど(笑)。
簡単なものだと、白菜の漬物を入れると美味しくできますね。白菜自体が発酵して美味しくなるし、歯ごたえもあっていいんですよね。あとは、調味料じゃないですかね。ニンニクに頼らないで、香辛料として「五香粉」っていう中国のスパイスがミックスされているものを僕は使うのですが、すごく香りがよくなります。
やはり、餡にはしっかりと味付たほうが美味しくなりますね。醤油とかタレで最後に味を付けるのではなくて。肉もよく練ったほうがおいしくなりますよ。赤と白が混ざってピンク色になるくらい練ったほうが味が染み込みやすくなるのでおすすめです。

餃子は栄養満点の完全食!餃子マニアが語る美味しい餃子の世界

餃子には、こんなに様々なバリエーションがあることを伝えていきたい

●今年のはじめに「マツコの知らない世界」に出演されて、色々なメディアへの露出も増えているようですが、何か変化はありましたか?

色々なオファーをもらうようになりましたね。「マツコの知らない世界」以前にもちょこちょこテレビには出たりしていましたけど、反響が全然違いますね。あれ以来、テレビ出演の機会は増えましたし、裏側でお店の選定などもやらせてもらっています。また、来月の半ばにお台場のイベント会場で餃子だけのトークイベントをやることになって、僕のレシピの餃子を振る舞う予定です。


●今後の目標はありますか?

ひとつは、東京餃子通信の英語版のコンテンツを東京オリンピックまでに充実させたいですね。日本の焼き餃子って外国人の人に食べさせるととても喜んでくれるんですよ。美味しい餃子を食べて、「日本には「gyoza」というものすごく美味しい食べ物があった」と思って帰ってほしいんですよね。そして、日本の焼き餃子を、「gyoza」という名前のまま海外に広めたいんです。中国の餃子は水餃子が主流で、焼き餃子はあまり浸透していないので、日本式の焼き餃子は日本の食べ物として広まっていってほしいですね。


●最後に、メシコレの読者の皆さんにメッセージをお願いします。

色々な餃子があるっていうのは是非知ってほしいですね。餃子っていうと、「あー、餃子でしょ?よく食べるよ」みたいな感じで、結構な頻度で食べられている割には意外とその奥深さが知られていないんです。色々食べ比べてもらうと、餃子のメニューのバリエーションだとか、お店ごとの特徴だとか、作り手のこだわりだとかが分かると思います。その中で自分の好みの餃子とかを見つけてもらえれば嬉しいです。


いかがでしたでしょうか?「餃子は完全食」と語る塚田さんの餃子への情熱が皆さんにも伝わりましたよね。インタビューを読んで塚田さんのことをもっと知りたいと思った方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!

▼塚田さんの他のメシコレ記事を読む▼
https://mecicolle.gnavi.co.jp/curator/tsukadar/

▼塚田さんのブログ:東京餃子通信▼
http://goo.gl/7IcKqr


(撮影協力:餃子の花里)

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※本記事は、2015/05/29に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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