まさに高級割烹のとんかつやさん『かつぜん』

とんかつやさんでありながら、高級割烹というお店が、交詢ビルのかつぜん。

接待にも使えるお店のため、お店の雰囲気は普通のとんかつやさんとは少々趣きが違います。
そして、肝心のとんかつですが、もちろんカツのおいしさもさることながら、特出しているのがとんかつにつけるにんにく味噌ソース。これが絶品で、ごはんもよくすすみます。

銀座らしくラグジュアリーに、とんかつ食べるには、ここがピッタリです。

昭和２年創業　珍豚美人の『梅林』

昭和２年創業、「珍豚美人（ちんとんしゃん）」の愛称の老舗とんかつやさんが、梅林です。

とんかつのお肉のジューシィさで言えば、銀座No.1はここのとんかつと言ってもよいと思います。また、かつ丼の上にさらにたまごをのせた「スペシャルカツ丼」や、ファンも多いヒレカツサンド、少し甘目のオリジナルの濃厚ソースなど、ここのお店の特徴が随所にあって、銀座のとんかつやさんの代名詞的な存在です。

高級路線のとんかつのため、お値段も二千円オーバーになりますが、おいしいとんかつを食べたいなら、ここがおすすめです。

歌舞伎座裏ですでに有名店『銀座イマカツ』

元々は、六本木にあるお店ですが、歌舞伎座裏に二号店としてオープンさせたのが、２０１３年。まだ年月はそう長く経っていませんが、すでに多くのファンを獲得しているとんかつやさんとなりました。

ここの場合、とんかつに限らず、フライ全般的に、衣がとっても軽く、サクサクっとした食感がおいしいのです。揚げたてのとんかつを、塩をつけて頂くと、とんかつなのに、とってもさっぱりと頂くことができるのです。

鹿児島産の上質な黒豚のとんかつは絶品『華蓮』

４店舗目は、とんかつ専門店ではありません。こちらのお店は、鹿児島の食材をつかったお店ですが、鹿児島産の牛肉、豚肉、鶏肉は良いものを使ってます。

鹿児島黒豚のとんかつは、肉厚のかつが、まさにとろけるような柔らかさです。とんかつですから、大事なのは、やっぱり素材となる豚肉だと、思い知らされるお店です。

お店は、銀座らしく、とってもラグジュアリーで高級感たっぷりです。

４０年の歴史に幕。そして移転はどうなるか『とん銀』

最後のお店は、少し個人的に思い入れのあるお店。ここも４０年以上、この場所で営業されているとん銀です。

最初に伺ったときに頂いたロースかつが、これまで食べたことがないような、食感で、衝撃を受け、それ以来よく通うようになったお店です。
ここの特徴は、なんと言ってもとても薄い衣。細かいパン粉の薄い衣にまとったとんかつは、他にはないフライに仕上がります。

ただ、残念なことに、今入っているビルが老朽化で立替えのため、間もなくここの店舗はcloseになるとのこと。新しい場所を探しておられるようですが、果たして復活を遂げてくれるか、ドキドキしながら見守りたいと思います。