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日本酒の楽しみ方はいろいろ!スタイルの違う酒場5選
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日本酒の楽しみ方はいろいろ!スタイルの違う酒場5選

最終更新日 : 2016/01/29

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塩見なゆ
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日本の國酒「日本酒」。

飲み屋でビールや酎ハイ、焼酎にワインなどを飲んでいても、やっぱり一番好きなお酒といえば日本酒です。今回はそんな日本酒に焦点を合わせて、日本酒が美味しく楽しめる飲み屋のなかから、個性の異なるお店を5軒紹介します。どのお店を選ぶかはあなた次第。お酒を飲むお店はバリエーションが豊富なのも魅力です。日本酒はそんなに飲まないという方も、あなた好みのお店を見つけるところから始めてみてはいかがでしょう。

美味しく楽しい日本酒の世界、きっと好きになります。

鶯谷・根岸「鍵屋」 江戸時代から続く歴史を味わう古典系

日本酒の楽しみ方はいろいろ!スタイルの違う酒場5選

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江戸時代に酒屋としてはじまった鍵屋は店内でお酒を飲ます"もっきり"をやっていたそうです。今は角打ちと呼ばれるスタイルでお酒を飲ませていたのが始まりで、昭和24年になると本格的な酒場へと変わっていきます。歴史ある根岸の酒屋だった鍵屋は道路の拡幅工事で昭和の中頃に移転することとなりましたが、昔の建物は今も江戸東京たてもの園に移築保続されています。

移転した先の現在の店舗も木造で歴史のある建物です。そんな鍵屋は今でも女性だけのお客さまはお断りというスタイルを保っています。女性は男性と一緒にどうぞ。

お酒は昔から変わらず菊正宗、大関、櫻正宗の3銘柄のみ。オススメは櫻正宗で、これを長年使い続けている銅壺でお燗してもらうと味が丸くなってとにかく美味。おつまみは煮奴や畳鰯など古典的なものが長年変わらずに揃います。

カウンターに座って古き良き酒場の雰囲気に浸ってみてはいかがでしょう。江戸時代にタイムスリップした気分になります。

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上野「たる松」 樽酒ならばお任せを!白木のカウンターで升の角で打つ

日本酒の楽しみ方はいろいろ!スタイルの違う酒場5選

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上野駅と御徒町駅の間、上野東京ラインの高架下にはたくさんの飲食店が並びますがこの界隈で一番の老舗が「たる松」です。店名の通り、樽酒を看板商品にした居酒屋です。

横に10m以上は伸びる長い白木のカウンターに腰掛けるとたくさんの升が用意されているのが目に入ります。そしてその後ろには菰樽(こもだる)がずらりと。剣菱に菊正宗に、みんな知っている銘柄が作るこだわりの樽酒が並ぶ光景はまさに圧巻。

升の角にちょっと塩を載せてクイっと飲めば樽酒の魅力を感じること間違いなし。おつまみは季節のお刺身や天ぷらなど。これからの季節ハモ料理もお手頃価格で楽しめます。

二階席は比較的大きいのでグループで日本酒を楽しみたいときにも使い勝手がイイお店です。

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荻窪「いちべえ」 地酒ブーム到来前から究極の品揃え

日本酒の楽しみ方はいろいろ!スタイルの違う酒場5選

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荻窪のいちべえは日本酒を150種類以上揃える素晴らしい飲み屋。へんにカッコつけずにごく当たり前の居酒屋なのが素敵。笑顔が素敵なご主人が長年の酒屋との信頼関係によって揃えられてきた日本酒はマニアが泣いて喜ぶものばかり。ブーム前からの付き合いだからこそできる今では希少価値でプレミア扱いされている銘柄もリーズナブルな価格で楽しめます。

おつまみは日本酒好きの心をつかむ焼きハマグリやママカリなどまさに肴といえるものばかり。畳に座ってゆったりと飲んでいるとまるで温泉旅館に来ているような気分になります。

美味しい肴と憧れの日本酒を合わせて楽しみたいという方は必見です。

種類が多すぎて決められないという方は好みをお店の方に話すとしっかり相談にのってくれます。私のオススメは埼玉・蓮田のお酒で新亀です。

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高円寺「まんまじぃま」 若き志高い店主が仕掛ける海鮮飲み屋

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吉祥寺にある人気店「じぃま」の支店で2014年にオープンしたまだ新しいお店。吉祥寺の「じぃま」はパスタがあったりワインを多く揃えていますがこちらは日本酒をメインにした純粋な和風飲み屋です。

オープンキッチンのカウンターで次々と捌かれていく魚はどれも新鮮。毎日変わる品書き、その日のお刺身はヤガラや鮃などがずらり10種類以上。1個300円の大ぶり生牡蠣が魅力ですが、なにより看板メニューのかつお藁焼きがオススメ。高知の郷土料理の藁焼きは塩で味付けしたかつおを豪快に燃やした藁の直火で表面を焦がすというもの。身が引き締まり味が凝縮されてたまりません。

これらに合わせるのが個性的な日本酒の数々。まんまじぃまの店主のコダワリだけでなく、卸している酒販店の方のコダワリもあるのでしっかりいいものが揃います。

明るく活気がありながらも落ち着いて飲めるようカウンターや椅子の間隔が広めに取られているのでデート利用の方も多いです。

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池袋「クランドサケマーケット」 知られざる銘柄を一緒に育てる喜び

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日本酒関連のイベントやお酒情報サイトNOMOOOを手がけるリカー・イノベーション社初の直営店として今年オープンしたクランドサケマーケットは、これまでになかったお酒の飲み方を提案するお店。

なんと3,000円を支払えば店内のお酒はすべて飲み放題。閉店まで時間制限もなくゆっくりと落ち着いて飲み比べが楽しめるという仕組み。立ち飲みですが広々としていて女性お一人様も大丈夫。

おつまみ類は持ち込み自由でお箸などはお店が用意してくれます。池袋駅西口にありますので、池袋東武のデパ地下でお惣菜を買ってくれば完璧でしょう。途中入出もできるのでおつまみが足りなくなったら買い出しもOK。

お酒は常時100種類ほど並び、注目すべき点は吟醸や純米の豊富さ。普通飲み放題といえば普通酒が当たり前ですが、ここでは無濾過生原酒だって揃っています。定番の酒蔵は少なく大半はまだ東京での知名度はさほど高くない銘柄です。だからこそ発掘する楽しさがあり、お酒の奥の深さを味わうことができると思います。お燗器も用意されていますので好きな温度でお燗酒も楽しいです。

日本酒初心者でもお店の方が丁寧にアドバイスをしてくれるので安心。ここでお酒を勉強するとあっという間に詳しくなれそう。他のお客さん同士の交流も魅力の一つです。

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※本記事は、2015/05/12に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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