日本に存在する老舗企業数は、世界中を見てもトップクラス。
料理店についても例に違わず、全国各地に昔ながらの味を長年提供し続けている老舗が数多くあり、今もなお愛され続けていますよね。
昔ながらの料理や時代の変化に合わせ独自の進化を遂げた料理など、「老舗」は様々な料理の歴史を語る上で欠かすことのできない存在でもあります。
今回は、全国各地に存在する「老舗店」の中から【昔ながらの老舗の味を良心的な価格で気軽に楽しめるお店】をキュレーターのみなさまにご紹介いただきました!
各ジャンルごとの”老舗の味”をぜひ堪能してみてくださいね。
【大阪・道頓堀】大阪うどんの老舗といえばここ!「道頓堀今井」
うっし~さんのオススメ!
大阪うどんの老舗といえば、やっぱり「道頓堀今井」さんでしょう。
旨味たっぷりで上品な味わいのお出汁は、北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使われているとの事。
大阪うどんはお出汁が命ですから!
二枚載ったふんわり柔らかいお揚げさんは時間をかけて上品に甘辛く味付けされた逸品。
讃岐うどんのようなコシはありませんが、結構弾力があってもちっとした優しいおうどんは、お出汁とお揚げさんと良くマッチしてしみじみと美味しいうどんです。
これが756円(税込)で味わえるとはお得でお値打ちです。
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【東京・原宿】他では味わえない四川料理老舗店のピリ辛水餃子「龍の子」
塚田亮一さんのオススメ!
原宿駅から徒歩5分ほどの明治通り添いにある四川料理の老舗店「龍の子」。オーナーシェフの安川氏は日本の四川料理の祖とも言われる陳建民氏の元で修行をした日本の四川料理の草分け的な存在です。
そんな四川料理の老舗店でオススメしたいのが芝麻ジャンを贅沢につかった濃厚胡麻ソースに浮かんでいた水餃子。
四川風に仕上げられたタレは八角やシナモンといった中華料理独特の香辛料の香りと胡麻の風味、そして甘い味付けが特徴。甘いタレが更にピリ辛の刺激を引き立ててくれます。
餃子の皮はつるっとしたのどごしで、餡は粗刻みの海老と豚肉で食感のアクセントを付けています。
他では、なかなか味わえない、四川料理の老舗店ならではの餃子です。
毎月、安川料理長が自ら教える四川料理の料理教室も開催されているので、運が良ければオリジナルソースのレシピも教えてもらえるかもしれないですよ。
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東京餃子通信
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【京都・JR京都駅】京都の老舗料亭の味が気軽に楽しめる「はしたて」
フードアナリストゆうさんのオススメ!
SUVACOジェイアール伊勢丹3階にあるはしたては、
京都の老舗料亭 和久傳の系列店で、高級料亭の味を気軽に楽しむことができるお店です。
おススメは、丹後の海の幸、山の幸を二種類の丼に仕立て、自家製味噌に野菜を漬けた味噌菜しょとあわせた月替わりの「はしたて丼」(1728円)。
旬の厳選された食材を使用し、丁寧に作られた丼は、さすが京都の老舗の高級料亭の味というべき上品で繊細な味わいです。
他にも、胡麻味噌の漬け具合が秀逸な鯛の胡麻味噌丼や、優しい味の煮麺など、メニューの種類も豊富で、テイクアウトメニューもあります。
JR京都駅にあるので、新幹線で到着後、観光に行く前のランチや、帰る前に美味しい和食をという時に、覚えておくと、とっても便利なお店です。
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☆フードアナリストゆうのHAPPYグルメ&トラベルDIARY☆
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【東京・銀座】1949に創業!インド料理のパイオニア「ナイルレストラン」
カレー細胞(H.Matsu)さんのおススメ!
二代目店主G.M.ナイルさんの濃厚なキャラ、そして店に入るや否や「ムルギランチね!」とオーダーを決められ、他のメニューがなかなか頼めないことでも有名なこのお店、実は創業1949年、日本におけるインド料理店のパイオニア。
創業者のA.M.ナイルさんはインド独立運動の闘士で、日印平和条約締結のためにも奔走。日本のインド料理界の発展というだけでなく、日印友好にも大きな貢献をしてきた凄いお店なんです。
鶏肉や具材をカレーとライスに「まじぇまじぇしてね!」でおなじみ「ムルギランチ¥1500」は開店以来の看板メニュー。
創業者A.M.ナイル氏の出身地。南インド・ケララ州の「混ぜて食べる」スタイルを継承しつつも、日本人がインド料理に親しみ、楽しめるよう編み出された、まさにオリジナルのカレープレート。
入店して早々「ムルギランチね!」と言われたらまず、素直に従いましょうね(笑)
サイドオーダーに南インドのスパイシースープ「ラッサム ¥600」をシェアするのもお勧めですよ。
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カレー細胞 -The Curry Cell-
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【京都・宇治】400年の歴史を誇る「喫茶 かんばやし」
ゆみこさんのオススメ!
宇治と言えばお茶なので、おいしいお茶を頂けるお店が多くありますが、
その中でも長い歴史があるお店を紹介させていただきます。
江戸幕府御用の茶師として400年もの歴史を持つ上林一族の末裔が営んでいる「お茶のかんばやし」さん。
そちらのお茶がいただける『喫茶かんばやし』。
抹茶は苦いイメージですが、こちらの抹茶はまろやかで飲みやすく、添えられたお菓子とよく合います。
店舗の一階ではお茶の販売もされており、こちらのお茶は百貨店等では販売されていないとのことなので、
宇治に来られた時のお土産にも最適です。
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きょう、アオゾラ☆
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【埼玉・大宮】終戦間もない昭和22年創業のリーズナブルな酒場「いづみや本店」
塩見なゆさんのオススメ!
大宮の酒場といえばここ「いづみや本店」。創業は終戦間もない昭和22年です。交通の要所の復興とともに歩んだいづみや本店の名物は、今も昔も煮込み系料理です。看板メニューのもつ煮込みはなんと一皿170円という安さ。
どの料理も300円前後とたいへんリーズナブルなので、軽く飲むときに最適です。営業時間はなんと午前10時から。天井が高くて採光窓から入り込む日差しを浴びながら飲むのは格別です。お客さんは地元の人が多く、皆さん思い思いに酒場時間を楽しまれています。最近はウワサを聞きつけた若い人も集まるようになって、老舗酒場は次の世代にしっかりとバトンがまわっているようです。お休みの日にいつもと違った空間を楽しみたい方にオススメです。
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syupo
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【香川県】創業84年!歴史を感じる梁や出窓のある香川県の中華そば「長兵衛」
PAPUAさんのオススメ!
仁尾の町中は整然とした中にどっしりした落ち着きがあり、レトロで綺麗な町並みの中にこちらのお店がありました。
さあ、創業84年ののれんをくぐって入りましょう!
中華そば・うどんとありますね。メニューにはうどん、中華そば、なべ焼きうどん、ざるそば、きつねずし、ビールがあります。
平成26年4月1日に一番新しい価格表が出来ています。
年配のお母さんが一人でお客さんと対応して調理されています。
見た目はシンプルであっさりした中華そばとわかります。焼豚、ロースハム、カマボコ、メンマ、モヤシ、そして焼海苔。ところが、一口すするとしっかりコクのあるスープに鶏油も効いて中々美味しいです。
しっかり、きれいに完食しました。まだ、余韻がありますよ。
スチームボイラーの煉瓦作りの釜など歴史を重ねた調理場もお母さんには自慢の種で一生懸命に説明していただけます。
味わいと言うのはこんな些細なことではないでしょうか?
歴史を感じる梁や出窓を通して今までのにぎわいや、人々のつながりが麺と一緒に長細くつながっていました。
【長兵衛】
香川県三豊市仁尾町仁尾丁861-1
0875-82-2141
10:00~19:00
(休)毎月5,20日
1930年(昭和5年)に創業。
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PAPUAのぶらり関西発見伝4
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【東京・永福町】今年で創業60年!煮干しのインパクトが抜群の中華麺「大勝軒」
青木誠さんのオススメ!
1955年創業の永福町大勝軒。今年で60周年を迎える老舗中の老舗であり、現役の行列店でもあります。
そんな永福町大勝軒のラーメン(中華麺)にはいくつかの特徴があります。
まず、通常のラーメン店のおよそ倍近いボリュームの麺。その麺をしっかりと泳がせる為に、丼も巨大&スープもタップリなんです!
もう一つの特徴はそのタップリのスープに。表面をラードが覆う熱々スープ、豚骨と大量の煮干しを使用。スープを口に運べば、想像以上に煮干しのインパクトが抜群の突き抜けた味わい!柚子の皮が良いアクセントになっています。
多くの方が「東京の老舗ラーメン店」という響きから想像する物とは異なる味わいかと思いますが、それゆえ未だに個性的であり、行列が絶えないのです。
煮干しブームと言って差し支えない昨今。だからこそ、永福町大勝軒の歴史の重みや魅力は、より強い輝きを放っています。
皆さんも是非、体感してみてください!
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【大阪・難波】昭和8年創業の絶品シュウマイ「一芳亭本店」
ぎゃるままさんのオススメ!
南海難波駅から徒歩2分程の立地にある
昭和8年創業のシュウマイが美味しい老舗です。
豚のひき肉、海老のすり身を卵で巻いたシュウマイは上品な味で、女性でも2人前はペロッと食べられます。
ビールにも、ごはんにもよく合います。
しっかりと食事がしたい場合はすべてにシュウマイが付くお得な定食もあります。
お腹に余裕があれば、カリカリの鶏のから揚げもおすすめ。
いつも混み合っていますが、ピークの時間を外せば、待ち時間なく座れる事も有り。注意したいのは日祝が休みという事。
できたてを店内で食べるのが最高ですが、お持ち帰りも可能です。
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ぎゃるまま日記(ギャルママ日記)
http://goo.gl/3EnMu8
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【東京・西大島】創業80年の懐かしい味わいの焼きそば「銀座ホール」
塩崎省吾さんのオススメ!
江東区の砂町銀座にある銀座ホールは、昭和10年にミルクホールとして開業した今年で創業80年にも及ぶ老舗です。屋号は砂町銀座の「銀座」とミルクホールの「ホール」に由来するとのこと。レトロな造りの店内には、店主の個性全開なキャッチコピー(?)があちこちに貼られています。
この店のおすすめは「名人焼きそば」と「名人びっくり焼きそば」。どちらもオーソドックスな昔ながらのソース焼きそばで、老舗ならではの懐かしい味わいが楽しめます。さらに「名人びっくり焼きそば」には秘密があります! 焼きそばの下に何やら色々と埋もれてまして……。焼きそばなのに何故かスプーンを渡されますが、食べ進めるうちに理由も分かることでしょう。
焼きそば以外にも甘味や麺類・定食・丼物など、メニューはバラエティに富んでいます。大判焼きに似た巴焼も名物のひとつ。砂町銀座を散策する際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
▼塩崎省吾さんの食べ歩き情報をもっと読む
焼きそば名店探訪録
http://goo.gl/65CcEP
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【大阪・梅田】創業当時から30年以上愛されるパパイヤトースト「喫茶ミクロ」
スイーツハンター月ウサギさんのおススメ!
独自の粉モン文化が花開いた大阪!たこ焼きやお好み焼きなどの店舗も多く点在し、食いだおれの街と称される土地には旨いもんが数多く存在しています。
その旨いもんを味わえる他にはない独自メニューが、大阪梅田の歴史を象徴する第2ビル地下1Fにある喫茶ミクロでも味わえます。
その名もパパイヤトースト!
こんがりとトーストされたパン生地に焼き豚とマーガリン、そしてフィリピン産パパイヤがドカンとサンドされたひと品です。
パパイヤは店舗で追熟させ、甘味を増してから使うこだわりようで、そのジューシーな甘味のパパイヤの存在感をひと際立たせるために焼き豚とマーガリンの塩気がいい仕事してくれてます。
パパイヤと焼き豚は想像以上に相性もよく、不思議と食が進むパパイヤトーストは喫茶ミクロの創業当時から30年以上に渡って関西人に愛されるここだけの人気メニューです。
マンゴーを中心に3~4種類のフルーツをミックスさせたミックスジュースとセットで800円という価格も嬉しい限りです。
▼スイーツハンター月ウサギさんの食べ歩き情報をもっと読む
スイーツハンター月ウサギの食べ日記
http://goo.gl/GzdCkI
紹介しているお店はこちら!
- 喫茶ミクロ
- カフェ 東西線北新地駅
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