ドミニクブシェ直伝の若き女性シェフのフレンチ店
フレンチの大御所ドミニクブシェ氏のレストランの後を受け継ぐかたちで、2月にオープンしたのが、Cuisine Francaise Emi(キュイジーヌ・フランセーズ・エミ)。シェフである高岡栄実子さんの名前をとって「EMI」という名前をつけたそうです。
現在、ドミニクブシェのレストランは、一丁目への移転に向け、準備進行中のようですが、それに先駆けるように、こちらの店舗がオープンしました。なお、どちらのお店も、運営はブライダルを事業展開されている同じ会社のため、ウェディングでの利用も行っているようです。
高岡シェフは、ドミニクブシェのレストランにもおられ、銀座店にも、フランスパリ店でも厨房に立たれ修行されてきた、とのこと。ということで、ブシェ氏直伝のフレンス料理を堪能できるというわけです。
『紳士ランチ』『美ランチ』がおすすめ
メニューは、ランチが4000円, 6000円, 8000円のコース、最近スタートしたのが、Expressランチ2500円のメニューが追加されました。
今回は、このExpress2500円ランチを紹介します。
Expressランチには、2種類用意されていて、
・『紳士ランチ』 Dejeuner Gentil
スープ、オードブル、メイン料理、カフェ
・『美ランチ』 Dejeuner Beaute
スープ、メイン、デセル、カフェ
という内容。
シェフ曰く、本当は、がっちり食べる「男ランチ」。女子はやっぱりスイーツの「女ランチ」。とされたかったようですが、お店の雰囲気にあわせて名前も変更したようです。
だからと言って、男性が『美ランチ』が、女性が『紳士ランチ』を注文されてもよい、とのこと。
さて、今回注文したのは、がっちり食べられる『紳士ランチ』で。
スープは、そのときどきの季節のお野菜をつかったスープです。
今回は、カリフラワーのスープ。クリーミーで、口どけの良い、優しい味のスープです。
オードブルは、鴨肉のテリーヌ。
外の皮には豚肉を使っていて、バルサミコ酢とあわせて頂きます。
今回のメイン料理は、さかな。
コショウダイの塩釜焼き。
塩釜で焼いているため、中はふんわり、外はパリっとした2つの食感を楽しめます。
つけあわせの野菜が、春らしく、彩も鮮やか。見た目も、楽しめるポーションです。
そして、カフェがつきます。
ゆっくりしていると、おかわりもしてもらえて、上気分。
サービス料もとられますが、元々、ウェディングも行っているレストランですので、ホスピタリティのレベルも高く、グランメゾン相当のサービスを受けられます。
紳士ランチには、デザートはつきませんが、美ランチやランチコースを選択すると、提携している京橋のパティスリーR5(ル・エールサンク)のデセルがついてます。
これも、なかなかおいしいのです。
話を戻して、このExpessランチ、ポーションの内容、サービスを考えると、他で頂くと、4-5000円くらいしても良いくらいの内容だと思います。
また、女性であるシェフらしさが、料理にもよく出ていて、とてもきめ細かく、丁寧さを感じます。食後には、各テーブルも回っておられ、お客さんとの会話を大事にされていることも好感もてます。
ここ最近オープンした銀座のレストランの中では、『銀座でランチ♪』いちおしの、ピカイチレストランと太鼓判をおします。
■店名 Cuisine Francaise Emi
■住所 東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂ビルB1F/B2F
■TEL 03-5537-7847
■Web http://www.emidb-ginza.com