銀座と言うと、ブランドショップやランドマークとなる商業ビルやデパートが立ち並ぶ煌びやかな印象がありますが、一方で、歴史があって、昔ながらの風情のあるお店もある、新旧が入り乱れた不思議な魅力がある街だと思います。
ここでは、銀座の長いこと営業を続けていらっしゃる老舗の飲食店をご紹介します。
どこも長年積み重ねてきた歴史を感じるお店ばかりです。
※年代順に記載しています。(ただしお店のスタート年をどこにおくか、微妙なところもありますが、その点ご容赦ください。)
創業1866年 風情のある『竹葉亭本店』
江戸の末期に最初は新富町で創業したようです。
銀座交差点近くの銀座店の竹葉亭が有名ですが、料亭の風情がある8丁目の本店が味わいがあっておすすめです。こちらの十八番の鰻もよいですが、特にランチの、鯛茶漬けや鮪茶漬けはおすすめできる逸品です。
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創業1869年 あんぱんと言えば『木村屋總本店』
銀座のあんぱん、と言えば、誰もがご存じの「キムラヤ」。1869年に、文英堂としてオープン。
銀座の中心の總本店では、パンだけでなく、カフェ、レストランが入る木村屋の飲食複合ビルになっています。レストランでも、同店舗のパンが食べられるのが魅力のひとつになっています。
住所: 東京都中央区銀座4-5-7
銀座木村家 1F
営業時間: 10:00~21:00
定休日: 無休(大晦日・元旦を除く)
電話番号: 03-3561-0091
http://www.ginzakimuraya.jp
創業1877年 江戸鮨の原点『二葉鮨』
江戸前寿司をずっと守り続けている老舗お寿司やさん。
歴史的な遺産として残しておいて欲しいと思わせる風情のある店舗。そして、職人さんが丁寧ににぎったお寿司を頂けます。にぎりも良いですが、ここのばらちらしは、彩あざやかで、とてもきれいです。
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創業1885年 そば処よし田
外観も店内も、どこかなつかしさを感じるお店です。
コロッケそばがこちらの名物メニューですが、コロッケはジャガイモを揚げたコロッケではなくて、鶏の練りものです。代々続いている人気店です。
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- そば所よし田
- そば 東京メトロ銀座線 銀座駅 A2口 徒歩5分
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創業1885年 天國
老舗の銀座の天ぷらやさんは、天國。銀座3丁目から今の8丁目に移転して(当時はまだ8丁目は銀座という名称ではなかったようですが)、今の天國ビルに至っています。
リーズナブルなランチメニューから、本格的懐石料理まで、幅広く楽しめるお店です。
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創業1895年 煉瓦亭
老舗洋食店としておなじみの煉瓦亭は、創業1895年。あちこちのメディアに取り上げられているので、知名度は全国区です。
洋食のメニューの中でも、日本初とされるメニューがあるのもこのお店です。諸説ありますが、カツレツやオムライスは、このお店が源流になっていると言われています。
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創業1902年 資生堂パーラー
日本で初めてソーダー水を販売したのが、資生堂パーラー。
その後、洋食を出すレストランや高級店ロオジエなどを出店したのは、皆さんご存知の通り。今も昔も気品のある料理とサービスを提供してくれるレストランです。
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創業1911年 カフェパウリスタ
銀ブラ発祥のカフェは、こちらのカフェパウリスタ。「銀座でブラジルコーヒー」が銀ブラの語源だそうです。
そんなお店の創業も1911年と古く100年以上前。歴史あるカフェです。
以上、銀座の歴史をおってみました。歴史を事前に調べた後にお店に伺うと、また違った印象で訪問することができます。多くの方がその足跡を残してきた歴史の重みを感じながら、料理を頂くのもまた趣があって楽しいかと思います。