「梅の花が咲いています」
テレビでは春を告げるニュース。でも「ウソでしょ?」って思ってしまうぐらい、まだまだお外は寒すぎます。だって、雪降ったし、まだカイロ手放せないし!自然が異常なのか、現代人が軟弱なのか。
それでも美味しいものを求めて完全防備で徘徊開始。玄関出ると、北風がピューピューで泣きそう!
アホかぁ?!
自分でツッコミを入れたくなります。でも、オフィスワーカーの方は天候関係なく、会社に行かなくてはならないし、時間になればしっかりお腹も空きます。
ランチどうする?
こんな時は遠くまで行かずに、会社の近くでサクッと買って帰りたいですよね?今回はそんな時にピッタリな、デザートまでも一緒に買えちゃうスイーツ女子も必見のお店をご紹介しましょう。
場所はまさにオフィスビルしかない宝町。清潔感はありますが、どこにでもある、普通のビルの一階にそのお店はあります。
店名は「Boulangerie et Patisserie le Rcinq| (ブーランジェリーパティスリー ルエールサンク)」。2012年4月にオープンしたこちらのお店のパティシエは、国内のホテルと、渡仏して数々の有名店で修行したキャリアをもつ方で、コンクール受賞経験者でもある輝かしい経歴の持ち主です。
そんなパティシエが作るパンってどう言うもの?
すっごく興味が湧きますよね?全面ガラス張りの入り口からは中を覗くと、ケーキはもちろん、たくさんのパンが並べられていました。
吸い寄せられるように店内に入ると、外から見えるだけでなく、店奥にもタイトル写真のようなランチにちょうど良さそうなお惣菜系のパンもずらりと並んでいました。本場フランスでは、パティスリーでパンが売られているのは決して珍しい事ではありませんが、日本ではまだまだ少ないです。日本であったとしても、行程が被るデニッシュ系ぐらいですが、こちらはフランスパンなどのしっかりしたパンもあって、これだけのラインナップが揃っているのは貴重な存在です。
たくさんありすぎて悩んでしまいましたが、結局買ってきたのは大好きなチーズのパンと、シンプルなお食事パン。
これはフランスパン生地にブラックペッパーとクリームチーズを包み込んだもの。女性の手の甲程のプチサイズです。食べてみると、フランスパンと言うよりも、水分の多いチャパタに近い、もっちりとした食感の生地でした。そこにクリームチーズの酸味とピリッと黒胡椒のアクセントが利いていて、とても美味しかったです。ワインやビールのおつまみにも良さそうでした。
もう一つのこちらはパンオレ。水分をミルクで作ったそれは、柔らかでふんわり。牛乳の甘さがほんのりあって、お料理に合わせるだけでなく、ジャムを塗っておやつにしてもいいような優しい味わいのパンでした。
いずれにしても、パティスリーが片手間にやると言ったレベルを遥かに越えた、本職もビックリするようなパンでした。
また焼きこみのパンだけでなく、サンドイッチの販売もあって、こちらも魅力的です。6種類ほどあって、ジャンボンフロマージュやトン(ツナ)などの定番メニューですが、具材によって使用するパンを変えたり、と、こちらもこだわりを持って作られていました。この次はこれを買って食べてみようと思います。
因みにメインのケーキ類はこんな感じ。さすがに名店で研鑽を受けてきただけあって、洗練されたお姿のケーキばかりですね!大きさはパンに比べて食べ応えがありそうで、とっても美味しそうでしたよ♪
ランチ時にはプチサンドイッチ、サラダ、コーヒー、ケーキがセットになったお得なランチボックスも販売されていました。この寒さを乗り切れば、もうすぐお花見の季節です。一人ならこちらのランチボックスを、大勢ならたくさんのパンやスイーツをお供に、春を愛でに行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら。
店名:Boulangerie et Patisserie le Rcinq| (ブーランジェリーパティスリー ルエールサンク)
住所:東京都中央区京橋2-18-2 京橋明海ビル1F
電話番号:03-3538-3368
営業時間:8:00~20:00
定休日:日曜日