ただいま拡大中、武蔵小山発の立ち飲み酒場"晩杯屋"(バンパイヤ)。
「とにかく安い、そしてねだん以上の価値を感じる。」
余計なコストを掛けずに、とにかく料理と価格の限界に挑戦し続けているお店です。
本店の武蔵小山は駅前の再開発で初代のお店がまもなく姿を消そうとしていますが、近くに巨大な新店ができるそう。そして大塚への出店のウワサも。
直近でも中目黒や大井町にお店をだし、そのどれもが爆発的人気となっています。センベロ好きならば、いまもっとも注目するのがこの晩杯屋です。
武蔵小山の本店は路地裏の繁盛店
晩杯屋本店は東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩1分の場所。界隈には立ち飲み屋さんや焼鳥店などなんとも下町らしい路地が広がっています。
駅は目黒線の大改良工事で地下に潜り駅舎も昔の面影を残していませんが、この周辺の飲み屋さんはまさしく下町のままです。
晩杯屋本店は他のお店と違い半屋外のような場所でも立ち飲むことが可能。200円台の酎ハイを頼む人が多いですが、500mlジョッキのサッポロ生ビールが300円台というのも実はかなりオトク。
定番のまぐろ刺し、アジフライ、煮込みなどを頼んで軽く1時間弱飲んで千円でお釣りがきてしまう。人気なわけです。
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タワーマンションの一階、目黒川沿いの好立地
中目黒店は2014年の秋にオープン。なんと高層マンションの一階、目黒川に面したすばらしい立地にあります。青の洞窟イルミネーションで盛り上がった年末ですが、まさか立ち飲み屋でイルミネーションを見ることができるなんて。
場所柄いかにも代官山や自由が丘的なお客さんが多いですが、飲んだり食べたりしているものは本店となんら変わらず、あれこれ食べてみんな千円程度。高級店の多いエリアでも、晩杯屋の集客力はすさまじい。
場所がいいということからか、他店にはない贅沢ドリンクとして、サッポロのエーデルピルス(ホップを通常より多く使った高級品、ヱビスと同格かそれ以上)もメニューに登場。
明るく開放感あるガラス張りの店構え、きれいなカウンター。お店の人の明るい接客もあり、いまでは20代前半の女性グループも常連になっているようです。
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唯一テーブル席で浜焼きのある大山店
晩杯屋は実はもとになったお店が北区にありまして、「北のそのお店、南の晩杯屋」なんて思っていたら、本店からだいぶ北上したところにお店が出来ました。
晩杯屋大山店は東武東上線の大山駅から徒歩数分。この界隈、人気のもつ焼き店やその系列、またもともと地元の人に愛されていた名酒場が多い場所で、飲酒人口が多い街。そんなところに晩杯屋ができてしまったのだから、それはもう人が集まる集まる。
巨大なお店なので満席となったことは見たことがありませんが、地元の酒場好きでいつも賑やかです。こちらも明るくて清潔な店内なので、たまに主婦グループが飲んでいるようなこともあります。
二階は唯一の浜焼きスペース。ガス台の上で豪快に貝類などを焼いていきます。これもやはり200円前後という価格設定です。
晩杯屋は全店通して人気なのは、飲み物は緑茶割りかゴールデンチュウハイ(下町のハイボール風の色をした酎ハイ)、食べ物は基本はまぐろ刺し、レバフライ、野菜天といったところ。冬場はなんと牡蠣料理も登場。もちろんおどろくほど安く。
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- 晩杯屋 大山店
- バー 東武東上線 大山(東京都)駅 南口 徒歩2分
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大井町には最近もう一店舗オープン
大井町駅東口には闇市の後が今も残る、細い路地の飲み屋街が細長く伸びています。木造の建物がずーっと連なる雰囲気はまるでテレビドラマの作られた昭和のよう。
ここにも様々な銘店がありますが、そこでもいつも行列ができているのが晩杯屋大井町店。一階は立ち飲みスペースでお一人様はここ。二人以上ならば二階席に通されることが多いです。二階は椅子があり、座るからといって特別な値段設定があるわけでもなくちょっぴりお得な感じ。
お客さんは若い夫婦やカップルが多く、コテコテとした飲み方をしている他の立ち飲み屋さんとはちょっと違った雰囲気。お店のスタイルは昔ながらのやり方なんだけれど、お店がしっかりと明るい接客をしているから立ち飲み初心者でも入りやすいんでしょうね!
気づいたら常連になっちゃいました。なんて話す人も多いです。