名店の味を受け継いだ注目の店
赤坂の「中華うずまき」に行ってきた。予約の取れない店として有名な、というか電話しても繋がらず実質予約もできなかった超人気店「ロンフウフォン」が閉店し、シェフが「うずまき」に移ってきたのだ。
元「ロンフウフォン」の常連さんが手配をしてくれて、10人くらいのグルメな方々が集まって会が開かれた。珍しい野菜を多用したシンプルで軽い中国料理と、安くておいしいワインがそろっているのがこの店の特徴だ。
「マコモとひしの実」、「舞茸と近江カブ炒め」などは野菜が得意なシェフならではの逸品。油を控えて素材を生かした軽さを感じる料理が中心だ。だからこそ、たっぷり食べても胃にもたれず、最後まで美味しくいただくことができる。
「太刀魚煎り焼き」には粟餡を自由に掛けることができる。これにはグルメなメンバーもみな興奮。思わずたっぷりと掛けてしまった。
伝説の料理「黒酢の酢豚」が登場
元常連さんの手配ということで「ロンフウフォン」の定番料理、「黒酢の酢豚」をこの日だけ特別に復活させてもらった。通常メニューにはないので、今後はもう食べることができないものだ。シメの「ナメコのろう麺」は特大のナメコが入った穏やかな味。長野県のご当地グルメ「ローメン」を一流の中華料理に昇華させた面白いメニューだ。
「うずまき」は今のところちゃんと予約を取ることができる。ただ、元ロンフウフォンのシェフがやっていることが分かると、そのうちまた予約ができないほどの人気店になるかもしれない。こういう店を見つけるのが店探しの醍醐味だが、雑誌なんかに出だすと気軽に行けなくなってしまう。すでにいくつかの雑誌に出ているようなので、予約しやすい今のうちに行っておくのがいいかもしれない。
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- 中華 うずまき
- 点心・飲茶 地下鉄赤坂駅 徒歩3分
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