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東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店
東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

最終更新日 : 2014/10/29

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田中 一明
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戦前から東京No1の歓楽地として知られ、現在も観光名所として国内外に名声を轟かせる台東区浅草。そんな浅草だから、表通りに位置する有名店に狙いを定めても、行列が当たり前。目当ての店に到着してから店を出るまで、数時間の時間を費やしてしまうことも日常茶飯事だ。今回は、そんな浅草において、ほぼ並ばずに食べることができ、ラーメンのクオリティも高いというお店を御紹介したい。

西の老舗と東の新店。この2軒さえ押さえておけば、たとえ三社祭や隅田川花火大会の開催日であっても、もう右往左往することはないはずだ。

路地裏に位置するがゆえに意外と狙い目。浅草の老舗『来集軒』

東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

日夜、観光客で賑わう浅草エリアも、国際通りを越えれば、その数はグッと減少する。特に西浅草は、「浅草寺」「花やしき」などの観光名所から徒歩数分というアクセスの良さを誇るにもかかわらず、観光客の姿をほとんど見かけない。

 そんな西浅草の細い路地に佇むのが、こちらの『来集軒』だ。

創業は1950年と、半世紀以上暖簾を守り続けてきた浅草有数の老舗。都内のラーメン店としては珍しく、座席はテーブル席のみ。席数が22あり回転も速いので、休日に訪れても待たされることは滅多にない。

老舗でありながら、鶏・豚などの動物系のダシを前面に打ち出した1杯は、スープ表面の油がキラキラと輝く個性的ないで立ち。

このスープに合わせる麺は、都内の老舗のそれにしては太め。縮れが明確で、啜り上げると、麺肌の凹凸を唇が感知し快楽中枢が心地良く刺激される。

開店して間もない時間帯はカエシが存在を主張する切れ味鋭いスープ、閉店直前の時間帯は素材のうま味が凝縮されたコク深いスープが楽しめる。時間帯によって、固定ファンが付いているのも、地元に密着した老舗ならではの特徴だ。

紹介しているお店はこちら!

『竹三郎』も超穴場!比類なき個性派メニューが隠れブレイク

東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

東京のNo1観光名所「浅草」で押さえておくべき新旧穴場店

外観は、どの街にでも1軒はありそうな、オーソドックスな家系ラーメン専門店。浅草の市街地と吉原とをつなぐ「馬道通り」沿いに位置する『竹三郎』は、昨年12月にオープンしたニューフェイス。人の往来が比較的少ない花川戸側に位置し、客入りは、浅草に数店舗ある他の家系専門店とそれほど変わらない。

が、こちらの『竹三郎』。実は、他のラーメン店には存在しない、とんでもない変わりメニューが存在する。

 それが、「満州トロトロ担々汁あり油そば」だ。

 「汁(スープ)がないからこそ、油そばと言うのではないか」

そんな固定観念をたやすく覆す同メニューは、鉄鍋から生じる強烈な熱によって担々スープが沸騰し煮詰められ、ソース状となって極太麺にまとわりつくオリジナリティあふれる一品。

 色合いの割に辛味が控えめで、食べ手を選ばない。それでいて、担々に必須のスパイシーな食味はしっかりとキープされ、口の中でビッグバンのように膨らむうま味の塊が、箸とレンゲを持つ手を止めさせない。

締めとして、残ったソースに生卵と御飯を投入すれば、スープの一滴さえ残ることはないだろう。

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※本記事は、2014/10/29に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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