東日本大震災から3年半経つが、被災地ではまだまだ元の生活が戻っているわけではない。
日常生活を送りつつ、椿ができることは「食べること」と「飲むこと」。
被災地に足を運んで色々食べるのも支援のひとつの方法さ!ってことで、宮城県気仙沼市でゴハンを食べようではないか。
『海と生きる』をキャッチフレーズにしている気仙沼のイメージは、フカヒレ、マグロなどの海産物が強いのだが、実はローカルフードを語る上ではハズせないものがあった。
気仙沼復興商店街 南町紫市場でランチタイム
世界に誇る遠洋漁業の町・気仙沼だが、実はホルモン地帯でもあるのだ。
昭和30年代、気仙沼で商売をするために三重県から引っ越してきた人が精肉店でまかない用のホルモンを食べて開眼し、ホルモン焼き屋さんをはじめたとか。
焼肉 牛べぇー 豚ホルモン定食
ホルモン、キターーーーーーー!
お魚も大好きだが、何を隠そう(隠してないか)椿はホルモンヌなんですの。
全国津々浦々に存在するホルモン地帯へ出かけて、日々食べまくり飲みまくりたい…(という妄想)。
これが気仙沼ホルモンだ!
気仙沼ホルモンの特徴は、ミックスされた状態だってことだろう。
レバー、ハツ、大腸、小腸などの生ホルモンがひと皿にごちゃ混ぜになっており、ニンニクたっぷりの味噌だれで出される。
千切りキャベツ&ウスターソースがセット
そしてホルモンには必ず千切りキャベツが添えられている。
これにウスターソースをかけて、ホルモンで包むように一緒に食べるのが、気仙沼ホルモンの正しい食べ方!
生ホルモンはうま味たっぷり!
生ホルモンを炭火で焼くからプリプリ。
ニンニクパンチの濃い味噌だれに、シャキシャキしたキャベツの食感とウスターソースの酸味、これが三位一体となって想像を絶するウマさなのだ。
けっこう強烈なニンニク味なので、口の中に入れるとアタックがすごいが、一気にみなぎるパワー!
白いご飯にはもちろんお酒にバッチリ合うので、ついつい飲みすぎ食べ過ぎ……
ちなみに、気仙沼市内の飲食店で食べられる他、スーパーや精肉店などでもミックスホルモンが購入できるので自宅でも楽しめる。
風邪気味だったので、食べ終わってからマスクつけたら、自分のニンニク臭に思わず悶絶。
人様に迷惑をかけないためにも、外せなくなったのは言うまでもない(笑)
そんなことを気にしてられない美味しさなので、気仙沼を訪れる度に食べている。
おかげで風邪は治ったしね!
紹介しているお店はこちら!
http://kesennumafs.com/gyube