夏に続き、秋もまた絶好の行楽シーズン。「高原、海やテーマパークに行きたい」。こういうときに頭の片隅に留めておくと便利なのが、行楽地からスムーズにアクセスできるラーメン店。
ラーメン好きはもちろん、これまでラーメンにあまり縁がなかった人も、今年は、行楽の想い出の1ページに、舌がとろける極上の1杯を加えてみてはいかがだろう。
きっと、来年もまた、行楽に行きたくなるに違いない。もちろん、ラーメンのために。
軽井沢観光の前にはここ一択。碓氷峠の袂を守るノスラーの至宝
碓氷峠を越えれば信州に至る、群馬の西の端。「峠の釜めし」で有名な横川の地にたたずむ小さなお店が、知る人ぞ知る名店『関所食堂』だ。
食堂とあるが、とりわけ、ラーメンとチャーハンが有名。基本メニューの「ラーメン」は、豚の重厚な厚みと野趣味あふれる香りが、ひと口目から食べ手の舌蕾に突き刺さる。このスープのパートナーは、天を舞うように軽やかな自家製平打ちストレート麺。極上の啜り心地と食感が脳裏に焼き付けば、再び店を訪れずにはいられなくなる。
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優麗な1杯の鶏系淡麗中華は、那須高原訪問の際の超・マスト
豊かな木々が風にそよぐ那須高原を仰ぎ見る、関東エリア屈指の風光明媚な立地。
そんな絶好のロケーションで戴けるラーメンが絶品であるならば、もはやこれ以上望むものは何もない。
そんな満足感を確実に掌中に収められる1軒が、『手打焔』だ。
白河の名店『火風鼎』の店主ご子息が提供する1杯は、火入れや水質にまでこだわり、「鶏」という食材を徹底的に研究。啜った瞬間、鶏の力強い味わいが食べ手を圧倒する、ダシ感にあふれた黒磯の奇跡。
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小田原の名城、箱根の険とともに戴く、神奈川御当地の原風景
豚の野性味をスープの一滴一滴にまで凝縮したフルボディの動物系スープと、荒々しいうま味が拡がるラード油とが、互いに覇を競う。合わせる麺は、官能的な啜り心地を誇る極太縮れ麺。
「質実剛健」という言葉がこれ以上ないほど当てはまる神奈川の御当地ラーメンが、「小田原ラーメン」だ。
なかでも、こちらの『小田原ラーメン郁』は、本年7月に惜しまれながら閉店した歴史的名店『むら田』の正統継承者として、同系の将来を一身に担う実力派。
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- 小田原ラーメン郁
- ラーメン JR御殿場線 相模金子駅 徒歩12分
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東京ドームシティで遊び疲れた身体に沁み入る「ラム」の芳香
オープンは2013年8月と新しいが、既に後楽園の新名所として確固たる地位を確立。
瞬く間に本年有数の話題店に上り詰めた『MENSHO TOKYO』は、都内屈指の実力店『麺や庄の』を擁する「麺庄グループ」の5軒目だ。
「ラム(子羊)のゲンコツ」というエポックメイキングな食材を、豚頭などの豚骨と合わせ、重厚感のある豚のコクとうま味に、ラムの可憐な薫りをフワリとかぶせた1杯は、海外展開までも視野に入れて創り上げた渾身の自信作。
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鹿島神宮参拝の際に、究極の健康食を是非1杯
東国屈指の名刹として名高い鹿島神宮を守護するように鎮座する『鹿嶋まるみらーめん』。同店は、良店ひしめく茨城県の店舗群の中でも、訪問客が途切れない人気店として評判だ。
鶏、豚、サバ節、煮干しをバランス良く合わせた「煮干しがっつりらーめん」は、身体を芯から癒す穏やかなうま味を宿した健康食。
「まぜそばのない鹿嶋エリアに新風を」と、新たに開発した汁なしの「梅風味塩まぜそば」は、同県名産の「梅」を活用した郷土愛の産物。
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- まるみラーメン
- ラーメン店
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