イタリアン、フレンチテイストで鶏肉を変幻自在に調理するスタイルが面白い！

神保町駅前の出版クラブビルの1Fにガラス張りの開放感ある明るい日差しが差し込む温かい雰囲気の店構えが印象的。

中に入ると木の温もり感じるウッディー調のインテリアやメニュー入れや荷物置きなども、古書店街神保町らしい本を感じさせるアイテムで溢れています。

メニュー置きにも食をテーマにした本や漫画が挟み込まれていてちょっとした趣を感じます。

鶏料理ってイメージとしてはやや居酒屋メニュー寄りを想像してしまいがちですが、ここ『鶏 くるり』は鶏をイタリアンやフレンチっぽいテイストなどで鶏の可能性を広げてくれるメニュー構成がちょっと珍しいお店なんです。

鶏を色んなアレンジ前菜4種で表現。調理の技の引き出しの多さが感じられる！

鴨を低温調理して中にチーズを挟み込んでタップナードソースを添えたもの。
低温調理の鴨肉はあっさりと食べやすくチーズのまろやかさとタップナードがポイントになっている。

昆布締め鶏ササミ野菜とチキンブロスジュレは、お店がウリにしているチキンブロスをジュレ状にしてマリネした野菜と合わせていただく。
さわやかなササミの食感が野菜のマリネの酸味と相性も良い。

大好きなポテトサラダは、いぶりがっことチェダーチーズをミックス。
ポテトサラダの中にも細かく刻んだいぶりがっこが入っていて食感も楽しめる。

レバーはコンフィで調理して味噌仕立てに。
独特な臭みは感じず、味噌のコクと風味が合わさりレバーの旨味が感じられる。

ヘルシーな鴨肉入りの巨大つくねはブルーチーズと冷凍卵のソースが決め手！

「自家製鴨肉入り鶏つくね」は、つくねという括りというよりは、ハンバーグのような見立て。
ブルーチーズとさがみっこ卵黄をソースにして濃厚なチーズと卵黄のソースがさっぱりのつくねと見事なコラボレーションを見せる。

鴨肉入りのつくねはヘルシーなので、濃厚な卵とブルーチーズとバランスが絶妙です。

定番の唐揚げは錦爽鶏をふすま粉で！ヘルシーかつ栄養素もしっかり摂れる！

錦爽鶏は体脂肪、低カロリーに加えコレステロールも低いヘルシーな鶏。

その身は柔らかく、ジューシーな肉汁が特徴的です。

しかも小麦粉ではなく、ふすま粉で揚げているのでよりヘルシーにいただけるのも嬉しいポイントです。

ふすま粉の繊細な薄い衣と、口にした時のサクッとした心地良い口当たり、溢れる肉汁がとても上品です。

〆の飯は、「クリーミーチキンブロスの鶏そば」をチョイス。

恐らく低温調理された鶏むね肉かな？
綺麗な薄ピンク色の鶏むねは柔らかく口当たりもさっぱりしている。

添えられたさがみっこの半熟卵は濃厚でとろみがあって、鶏出汁との食べ合わせも相性バッチリです。

スイーツは珍しいピスタチオのクレームブリュレ

焼き色が美しいクレームブリュレは、珍しいピスタチオ版。

ほろ苦さとピスタチオの優しい味わいのバランスが絶妙なスイーツ。

焼き色とピスタチオの色味のコントラストが美しいです！

鶏に特化したお店って個人的なイメージは、メニューバリエーションは居酒屋系の傾向が強いですが、『鶏 くるり』は色んなアレンジで鶏料理の幅広い可能性を感じさせてくれました。

神保町らしいコンセプトで店内を作り上げ、カフェのような明るい雰囲気も堅苦しくなく居心地が良い空間でした！

 

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