昭和33年創業の老舗の『やきとり屋』です！

JR上野駅から徒歩数分の所にある『鳥清』。

大通りから1本入った道の路地裏にあるこの店は、創業昭和33年の老舗の『やきとり屋』。

このお店の外観は昭和の風情が漂っていますが、暖簾をくぐると現れるのはカウンター数席とテーブルで構成されたモダンな様子の1階。

どうやら改装された模様です。昭和の香りは消えてしまっていますね。

予約をしてきた私たちは2階に通されます。

和室の2階は1階とは違い昭和にタイムスリップしたような佇まい。昭和の時代そのものです。

 

この日はここでゆったりした昭和の時間を感じながら鳥料理を楽しみます。

「やきとり」にあわせるのは芋焼酎

「ハイボール」で乾杯した後は「芋焼酎」に切り替えます。

「黒霧島」をボトルで入れました。2,500円とリーズナブル。

ソーダで割っていただきます。

ボトルは3カ月キープできるそうですが、私たちは飲み切りますのでその必要はありません。

「やきとり」はセットメニューからスタートです！

このお店では「やきとり」は外せません。

まずは「やきとりセット4本」を人数分頼みます。　

 

最初に出て来るのはタレで仕上げられた二串。「つくね」と「レバー」です。

「レバー」は口の中で肉の旨味を残して蕩けていきます。

タレも上品な甘辛さで最高の美味さです。

次に登場するのは塩で仕上げられた串達。　「ねぎま」と「正肉」。

ついてくる辛子をつけていただきます。

 

まずは「ねぎま」から・・・・・。

塩味がいい塩梅。　　上品な旨味が塩によって引き出されます。

肉は噛む必要がないぐらい柔らかく、葱もシャキシャキの食感の中に甘みが滲みでてくる。

辛子もいいアクセント。

美味いです！

まるで「鳥のすきやき」です。

名物料理を注文します。　「鳥なべ」です。1人前1,300円とコスパも抜群。

早速運ばれてきました。

鶏肉と野菜がたっぷり入っています。「すき焼き」の様に調理するそう。

 

火にかけます。

火が通ったら出来上がり。いわゆる鳥肉を使った「すき焼き」です。

溶き卵でいただきます。

 

お味は甘辛く、「すき焼き」そのもの。

鳥肉は出汁が浸み込み肉の旨味と見事にマッチ。溶き卵がまろやかさを演出。

野菜や糸蒟蒻も具材の美味さを主張します。

 

言う事なしのお味です。

〆は「すき焼き」の出汁を活かしたアレです！

いよいよ〆に入ります。

選んだのは「ごはん」を使ったお料理。　「雑炊」です。

具材を食べきった鍋にご飯を投入します。　出汁が足りないので出汁を追加。

火が通るのを待ち、火が通れば卵を入れます。

少しかき混ぜて出来上がりです。

 

早速取り皿にいれていただきます。

お米一粒一粒に出汁と具材の旨味が浸み込んでいる。　　美味いです。

あっという間に完食でした。

 

老舗の『鳥料理屋』でいただく数々の鶏料理、最高でした。

お値段も一人4,000円台とコスパも抜群。

 

昭和のゆったりした時間を感じながら、美味しい鳥料理を楽しみたい時に是非お試しください。

きっと、満足されると思います。