蕎麦屋で1杯!
「蕎麦屋で一杯」
蕎麦屋で、その店の定番メニューでお酒を呑むのは、日本古来の酒の楽しみ方・・・
粋な飲み方である。
サクッと飲むには、最高のなのだが、ちょっと飲み過ぎると意に反して、一般の居酒屋より高くつくことが多い。
しかしながら、この「蕎麦屋で一杯」を格安で楽しむ事ができる店がある。
それは、JR浦和駅前にある『あじめん』。手打ちうどんや手打ち蕎麦をだす、いわゆる『麺処』だ。
この日は、このお店で、たっぷりのお酒とお料理をいただいた。
今回はその模様を紹介する。
お得なシステムがある
このお店には、お得なシステムが2点ある。それを利用しない手はない。
まず1点目は、「お通し」である。お酒を頼めば、「お通し」が出されるのが居酒屋では一般的だが、この店では、「お通し」がいらなければ、断ることができる。
もちろん、この日は「お通し」は断った。
当然席料はかからないので、お通し代もかからず、純粋に飲み物と食べ物の料金で済むのだ。
2点目のお得は、飲み物の値段である。
何と、サワー類からハイボール、生ビール、日本酒まで、ほとんどのお酒が180円とコスパ抜群!
しかも、何杯呑んでもすべて1杯180円なのである。
*キャンペーン期間中の値段。期間は未定。
まずは、「角ハイボール」からスタート。180円で飲める「生ビール」は小ジョッキなのだが、「角ハイボール」は、中ジョッキで出てくる。しかも、安いからといって、決してアルコールが薄いとかではない。
私好みのアルコール濃い目のハイボールである。
飲む量によっては、「飲み放題」よりもお得かもしれない・・・・
蕎麦屋の定番メニューの登場
蕎麦屋で飲むなら、蕎麦屋らしいメニューで楽しもう。
まずは「太巻き蕎麦寿司」だ。玉子焼きや穴子、それに胡瓜やとびっこを蕎麦で巻いたもの。
これが美味い。色々な具材が混然となり、それを蕎麦が優しく包んでいる。とびっこの食感もいいアクセントになる。
蕎麦屋らしい肴だ。
次にいただくのは「国産あい鴨ロースのやわらか煮」
鴨は蕎麦屋の重要なアイテム。好物の「鴨南蛮」に使われる具材だ。
早速、厚めの鴨ロースに、山葵をつけ、茹で卵を挟んでいただく。鴨肉は柔らかく旨味が滲み出る。
茹で卵の黄身がまろやかさを醸し出す。
この鴨肉には、焼酎があうという事で、「芋ハイボール」にチェンジする。
居酒屋メニューも登場
このお店には、蕎麦屋ならではのメニュー以外の居酒屋メニューも数多くある。
その中から選んだのは「焼きシシャモ」
マヨネーズをつけて、頭から齧り付く。焦げた皮が香ばしい。コリコリする卵の食感が、いいアクセント。
お酒のいい肴になる。
〆は、もちろん蕎麦で!
〆はもちろん蕎麦でいく。頼んだのは、「天ぷら二段せいろ蕎麦」。連れととシェアしていただく。
まずは、天ぷらを肴にラストの「角ハイボール」をゆったりと楽しむ。
揚げたて天ぷらは衣がサクサクでどれもが美味い。さすがに蕎麦屋の天ぷらだ。
この天ぷらも蕎麦屋にはつきものである。
天ぷらをいただいた後、いよいよ「せいろ蕎麦」にとりかかる。
まずは山葵をすりおろす。本格的だ。
山葵を蕎麦につけ、出汁に少したらし、手繰っていく。美味い。
蕎麦の香りと山葵の香りが鼻に抜け何とも言えない。出汁も優しいお味。
〆にピッタリの一品である。
この日は、二人でお邪魔して、タップリ飲んでたっぷり食べた。
で、会計は6000円を切った。
一人3000円以下とコスパも抜群。
「蕎麦屋で一杯」
日本人に生まれてつくづくよかったと思う。
紹介しているお店はこちら!
- あじめん浦和店
- 浦和個室居酒屋 JR 浦和駅 アトレ北口改札 徒歩1分
- 平均1,000円 平均3,500円