フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
恵比寿で今話題になりつつある「おでん」やさんがあります。恵比寿駅西口から徒歩1分、アトレの裏手にある『東京おでんラブストーリー』というお店、とにかく個性的で新世代のおでん屋さんなのです。
店内に屋台?昭和ノスタルジーのインテリアがどこか居心地がいい
店内には岐阜から取り寄せたという本物のおでん屋台が3台あり、テーブルの代わりに屋台を囲むスタイル。
インテリアたちも懐かしい昭和なものばかり。40代以上は懐かしさで盛り上がり、20代から30代はレトロで新しい感覚になるのではないでしょうか。
おでんはセルフスタイル、自己申告制。その上当たりくじがついてくる!
屋台の中心にあるおでんは濃厚なかつお出汁がしっかりしみています。座ってすぐに自分で好きなものをいただける「セルフスタイル」なんです。何を食べたかも自己申告制で自分で伝票をつけます。
ちなみに全てに串がついており、串に焼印が付いていたら当たりとのこと。当たりくじは自分達以外の誰かにプレゼントするルール。隣同士で仲良くなれるきっかけにもなるんです。
メインのおでんは定番ネタや日替わりなど。夏は冷やしおでんも!
メインの常時8種類以上のネタに季節の日替わりのネタが2種類ほどで、200円〜300円(1本)とお手頃。この日は定番の「玉子」や「大根」の他に、「たけのこ」などもあります。煮崩れする「トマト」は別オーダーでいただきました。
おでんの他にサイドメニューもいろいろありました。「身欠きニシン煮」や「牛すじの煮込み」「出汁巻き」などお酒のアテにぴったりです。
ちなみにおでんは冬のイメージがありますが、夏になったら冷やしおでんを予定しているとのこと。それもまた楽しみですね。
おでんにはやっぱり日本酒がオススメ!
アルコール系はビールにハイボール、自家製酒、そして日本酒などがありますが、個人的には日本酒がオススメ。その日によってセンスのいい、レアなお酒たちがワングラスでいただけます。
「満寿泉 Pero純米吟醸」
アルコール度数は12度、口当たりもライトで甘め。日本酒があまり得意じゃない方にも飲みやすい、飲み疲れがしない優しいお酒。可愛いラベルのイラストは某大物ミュージシャンご夫婦の娘さんが書いたものだそう。
「花見ロ万 純米吟醸」
大人気のロ万シリーズのお花見シーズンの限定酒も。ほのかな甘味のある綺麗な味わい、こちらも低アルコールで飲み疲れせず、飲み心地の良いお酒です。
シメには「1日30食限定」蕎麦職人が打つ絶品お蕎麦を召し上がれ!
シメにオススメなのが、1日30食限定の手打ちそば。蕎麦職人の織田さんが打つお蕎麦は繊細で美しく輝いています。
蕎麦だけでまず味わうと、蕎麦の風味と甘味と旨味が口いっぱいに広がります。つゆは「かえし」と「出汁」がきれいに調和した辛口でしっかりめ。つゆをつけても繊細で香り高く、喉越しも気持ちよく、とにかく絶品。
お蕎麦の種類は「かけ」「ざる」をはじめとした7種類のメニューがあり、どれにするか迷ってしまいそう。シンプルに楽しみたいときは「ざるそば」を、バランスよくいただきたい時は「ぶっかけそば」を、ちょっと変わり種がよければパクチーと生卵がついてくる「肉汁そば」も楽しいですよ。
古くて新しい、みんなが集まる恵比寿の新名所に
駄菓子屋のようなくじ付きおでんや、昭和のゆったりとした雰囲気が古くて新しい大人の憩いの場。自然と隣の方と会話が弾み、気づいたら一緒に楽しく飲んでしまいます。
お一人でもグループでも、一次会でも二次会でも利用シーンも自由自在。もしかしたら海外の方にも喜んでもらえそう。みんなが集まる恵比寿の新名所としてどんどん広がっていきそうです。
おでんをつつきながら、楽しく飲みたい時にオススメです。そして恵比寿で一番美味しいといっても過言ではない、締めの蕎麦はマストで食べてみてくださいね。
紹介しているお店はこちら!
店名:東京おでんラブストーリー
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-7-8 ニューライフ恵比寿 202
電話番号:03-5708-5237
Facebookページ:https://www.facebook.com/180062405931271/
公式Instagram:https://www.instagram.com/Tokyo.oden.lovestory/