こんにちは。酒場案内人の塩見なゆです。
いま、高円寺の飲み屋街が酒場ファンの間で注目を集めています。センベロの人気店や、名店から独立した志のあるマスターが切り盛りする酒場が続々と登場。杉並区の飲み屋街といえば、一昔前までは荻窪でしたが、いまや高円寺も負けず劣らずの街になりました。
中央線沿線らしさと、お財布に優しい日常の一軒を目指して高円寺の街を梯子してみませんか。
1.「千吉良屋」 故郷の味を食べてほしい。広島お好み焼きのセンベロ店登場
全国でもここだけかもしれない、お好み焼きの立ち飲み。センベロ店を独立してはじめたマスターは広島のご出身で、故郷の味を気軽に楽しんでほしいと2017年にオープンさせました。
ファンは多く、早い時間から賑わう店内は香ばしいソースの香りに包まれています。1/4サイズから頼める一人飲みでも食べやすいサイズも人気のポイントです。マスターが行きつけの酒場から特別にわけてもらっているという「千吉良屋チューハイ」はかすかな酸味で、ソース味とベストマッチ。
100円台がほとんどのおつまみに300円前後のお酒でお手軽に飲んでいい気分。
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2.「きど藤」いまや城西を代表するセンベロ人気店!大人買いしても二千円でお釣りが来る
千円でベロベロになるという言葉は中島らも氏が作った言葉ですが、なかなかこの額でベロベロになるのは難しい。ただ、お財布を気にせずに気になる料理やお酒を大人買いして、千円台で豪遊することは可能です。
中央線沿線のセンベロといえば「きど藤」という名をあげる人も多い沿線でも有名な一軒。ここで食べたいもの、飲みたいものをお財布気にせず飲んでもいつも「あれ、こんなもんか」となるから素晴らしい。
一時期は2店舗体制でしたが、現在はここに集約。隣のテナントもきど藤となり、壁を貫き広々楽しめるようになりました。揚げもの、刺身、何を食べてもハズレなし。
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3.「一徳」杉並の歴史がつまった一軒。焼鳥が名物ですがナポリタンも外せせない
西荻窪の人気老舗酒場の店長が独立して開いた「一徳」。炭火の焼鳥が名物ですが、黒板メニューも強力な品揃え。ロックで渋い感じの、まるで銀幕俳優のようなオーラ全開の大将が立つL字カウンターが魅力です。
渋いのに開放感ある雰囲気で、一見さんでも自然と溶け込めるいい雰囲気。パブリックな空間なのも杉並の酒場らしい。
「一徳ナポリタン」は一徳の常連さんたちから特に評判高い小皿料理で、〆というよりはこれをつまみにビールを飲むという感じです。
お客さん同士の会話も会って、マスターも含めた会話の輪に入れば、気分はすっかり杉並通です。
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- 一徳
- 居酒屋 JR中央本線(東京-塩尻) 高円寺駅 北口 徒歩3分
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