2月15日、近大前商店街に移転オープン!!
2015年2月2日に大東市赤井のポップンタウン住道オペラパークのレストラン街で、大阪の銘店『金久右衛門』を卒業し、独立開業されたお店のオーナー『小山進』氏は、以前から現在に至るまで全国のラーメン店を食べ歩きされてきた方で、関西でも一目おかれる生粋のラヲタさんであり、実業家でもあります。
そんなお店が、学生で賑わう町、近大前商店街に移転され2月15日、心機一転リニューアルとなりました。
メニューは、鶏を使ったあっさりにこってりの2種とまぜそばとなります。
食券制でメニューは、鶏白湯しょうゆ・鶏白湯しお・あっさりしょうゆ・あっさりしお・モツまぜそばの麺類に、ホルモン丼・チャーシュー丼・ライスにトッピング類と一品ものとなります。
●あっさりしお
鶏ガラやモミジに豚足等を丁寧に炊き上げ芳醇な鶏油の香りが立つクリアなスープに、昆布や椎茸の旨味を忍ばせた粗塩を合わせ滋味に富む一杯を形成。身体に染み渡る様な優しい味わいで、ついつい最後まで飲み干してしまいます。
麺は、ミネヤ食品謹製の中細ストレート麺。しなやかなコシを持たせており、しっかりとスープに寄り添います。
具材は、チャーシュー・メンマ・ナルト・刻み葱・海苔となります。薄切りの肩ロースチャーシューは、しっとりとした柔らかな歯応えで肉々しい旨味があります。コリコリとした食感で程良い味付けのメンマも美味しいです。
●鶏白湯しょうゆ
鶏ガラモミジに豚足を軸とし、高温で炊きあげたスープは、動物系由来の凝縮した旨味が詰まっており、熊本県産と島根県産の醤油をブレンドしたカエシは尖りのない甘味とコクに深みがあり、全体の輪郭に丸みを持たせた一杯。円やかな口当たりでクドさもなく非常に飲みやすい仕上がりで美味しいです。あっさり塩もかなりオススメではありますが、若いお客さんの占有率は鶏白湯の方が圧倒的に多い様です。
●もつまぜそば(ミニライス付)
具材は、甘辛く煮込んだピリ辛肉味噌に甘めに炊いたホルモンや豚バラ肉の刻みチャーシュー・刻み葱・刻み玉葱が乗り、ホルモンを漬け込んだ特製タレの掛かったまぜそば。麺量は同額で200gと300gから選べるのですが、このもっちりとコシのある太麺にタレがよく馴染み、特製タレがグイグイと麺食わせる牽引力を持たせています。
また、ニラキムチを無料提供しているのですが、途中から加える事でまた違う味わいを楽しめ、最後は残った具材にミニライスを投入して余す事なくいただけ、胃袋を十分に満たしてくれる、学生さんもってこいのメニューであり、オリジナリティ溢れるまぜそばです。
まぜそばというと、元祖台湾まぜそばの『はなび』@名古屋市が空前絶後の大ブームとなり、関西ではどこもかしこも台湾まぜそばを提供しているお店が増えましたが、このオリジナリティがあってやみつきになるもつまぜそばはがっつりいただけますし、この学生の多い街で間違いなくヒットするんでしょうね。
こちらのお店の魅力は、なんといっても作り手側からの目線だけでは無く、食べ手側からの目線にも目を向けて限定提供を行っていたり作ったりしている事。これはやはり長年食べ歩いてきたからこそ想える発想でもあるのかなと思います。他にも限定メニューの提供にも意欲的ですし、いずれにしても2018年の注目すべきお店であり、今後も目が離せないです。
紹介しているお店はこちら!
店名:麺や 清流
住所:大阪府東大阪市小若江1-4-3