1925年創業の老舗の居酒屋!!
山利喜 本館は1925年(大正14年)に開業。東京大空襲ではお店が焼けてしまい、その後、現在の場所に移転しています。
現在の建物は2009年に建て替えられた物で5階建て。地下1階から2階までがお店になっています。
店内は、カウンター席、テーブル席、掘り炬燵まであり、全て合わせると78席。近所のご隠居さんがフラッと来たり、仕事帰りのOLさんが仕事仲間とワイワイやったり、様々な人達がいろいろなシチュエーションで楽しんでおります。
また、本館の近くには2号店にあたる新館もあります。
名物の煮込みは東京三大煮込みのひとつ!!
看板メニューの煮込みは、北千住の大はし、月島の岸田屋とともに東京三大煮込みと呼ばれています。
山利喜の煮込み(写真上は玉子入り)は他の2店とは違い、豆味噌(赤味噌)に加え赤ワインが入るなど、洋食の技法が使われています。
また、具材は牛の白モツとギアラのみで、野菜やコンニャクなどは入っていません。
白モツの内側にはたっぷりの脂肪が付いていて、濃厚な豆味噌ベースのスープによくマッチしています。
そして、煮込みと一緒にガーリックトースト(写真下)を注文するお客さんも多く、煮込みのスープに浸して頂くのが山利喜流です。
名物の煮込みと共に赤ワインをいただく!!
お酒は、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー(ハイボール)、酎ハイ類など、ほとんどの物が揃いますが、力を入れているのはワインです。
煮込みや焼きとんに合う銘柄を中心に取り揃えており、種類も豊富で、お値段もとてもリーズナブル。
また、冬は煮込みをつつきながらの熱燗がよく合います。
もう1つの看板メニュー「やきとん」!!
山利喜のもう1つの看板メニューがやきとんです。
特に豚軟骨と赤身肉を一緒に叩いた軟骨たたき(写真上)は人気で、1日に約20本の限定品でもあります。
食べた感じはつくねみたいですね。
また、個人的におススメなのがはつ(写真下)!!
焼き立てはとてもジューシーで、噛むと肉汁がジュワァ~と溢れ出します。
また、串にハツモトが混じっているのはポイント高いです。
他のメニューも侮れない!!
店内のホワイトボードには「本日のオススメ!!」が書かれており、ここには新鮮な魚のお刺身などが並びます。
その日の仕入れ状況で内容は変わり、私が訪れたこの日は宮崎産 あじ刺身(写真上)が真っ先に書かれていて、迷わずこれを注文!!
ピカピカに光った表面は間違いのない鮮度を感じます。
また、山利喜の今の店主(3代目)はフランス料理の出身。なので、洋食もメニューに並び、そのどれもが本格的です。
その中でもポテトチーズ焼き(写真下)はおススメの1品!! ミルクの風味が濃厚なベシャメルソースが堪りません。
ちなみに、名物の煮込みに赤ワインを入れて、今の形にしたのも今の店主なのです。
山利喜は料理の幅も広く、お酒の種類も豊富です。
席数も多いですから、いろいろと使い勝手も良いと思います。
紹介しているブログはこちら!
http://www.hkoume.xyz/article/456776909.html