1日限定10杯ずつのスープと、3種類の麺を楽しむ事が出来る福岡市東区の人気ら〜めん店をご紹介します。
福岡市東区名島の目立たない立地にある『ら〜めん 屋 たつし』。
駐車場も道の向かい側に2台のみですが、平日でも開店前は数人が行列しています!
基本は豚骨ですが、行列されているお客さんのお目当ては限定10杯ずつの醤油と塩です。
別分野で仕事されていた店主が、趣味で食べ歩いた経験と知識を頼りに脱サラし独学で生み出したスープ。
ほぼTVの取材も断られていますが、それでも行列が出来るのは間違いなく店主の実力です。
1.裏メニューからレギュラーに昇格した、地元愛に溢れるネーミングの「千名そば」
支那そばの響きを真似て「千名(ちな)そば」と読みますが、
・店主が少年期を過ごした東区「千早(ちはや)」
・現在店を営業されている東区「名島(なじま)」
この2つの地名から1字ずつ頂いて、自分を育ててくれた地元への感謝が込められています。
ここの醤油スープの特徴は、焼きあご(飛び魚の干物)と干し椎茸が使われている事です。
スープから感じるあごの出汁は強めで、お雑煮をあご出汁で頂く福岡人には堪らない味わいです。
その中で、鼻腔からふわっと抜ける干し椎茸の香りに、和テイストのまとまりが感じられます。
写真は太麺ですが、他にも豚骨スープ用の極細や竹炭粉を生地に練り込んだ黒麺など、3種類から選べます。
替え玉は黒麺を選択、これに使われる竹炭粉は小麦粉よりも微粒子のため、表面が滑らかに仕上がります。
歯触りや喉越しもつるっと心地よく、竹炭がお通じにも良いといわれているらしく特に女性客から人気です♪
2.魚介風味と、店主が手打ちされる多加水麺で頂く極上の「塩ら〜めん」
初めてこのスープを口にした11年前、鶏ガラと節系が効いたWスープは当時の福岡では珍しい味わいでしたが、現在も出汁の素材を試しつつ少しずつ改良を重ねています。
もう一つの特徴は、店主が手打ちした塩専用の自家製ちぢれ麺!
多加水食感で、スープを持ち上げて力強い喉越しがクセになります♪
生地作りに腕力を要するため10食分が精一杯で、提供当初から現在まで限定10杯のままです。
焼豚は肩肉で箸で摘むとほろっと崩れる柔らかさと、表面が炙られほのかな苦味が堪りません!
黒麺での替え玉もOKで、私は勝手に「黒潮ら〜めん」と呼んでいますが相性も抜群です♪
紹介しているお店はこちら!
店名:ら~めん屋 たつし
住所:福岡市東区名島3丁目32-8
営業時間:11:30時~14:00、17:30~20:00
定休日:木曜日