大阪駅直結の商業施設LUCUA(ルクア)とLUCUA1100(ルクアイーレ)。昨年12月に地下2階のバルチカが拡大リニューアルされて、どのお店も大人気。「バル」と名前がついているように、夜はもちろんのこと、昼から「呑める」お店がそろっています。じゃあ、勤め人にとっては昼は用無しかと思ったらそうじゃないのが面白いところ。
今回は、バルチカでコスパ最強のランチをご紹介。
お店の名前は「魚屋スタンド ふじ子ちゃん」。
店頭にはこのランチメニューについてこう書かれています。
「魚屋のやせ我慢」
さて、ホントにどこまでが「やせ我慢」なんでしょうか?
ふじ子ちゃん定食(¥1,080)
オーダーしてしばらくすると、ご飯や汁物ではなく小鉢が6皿ものった副菜がドーンと置かれます。……あの、すでにテーブルに置くところがないんですが。これをアテに日本酒をオーダーしてしまいそうな勢いです。
じゃこの入った酢の物、かぼちゃサラダ、厚揚げと茄子の煮物、だし巻き卵に漬物と明太子、トロロまでついています。もう午後から仕事行くのやめて呑んじゃダメですかね。ダメですよね。
と、「さて、どれから摘まもうかな」と思っていると、間髪入れずにお盆でご飯とワカメのお吸い物、そして実はこちらがメインのお刺身と鯛のあら煮(頭煮)が提供されてきます。
おー豪華だ、豪華すぎる。オーダー間違えたのかと思う量です。ご飯の大盛りも可なんですが、大盛りにしなくて本当に良かった。
お刺身はハマチとマグロと鯛。写真を見ても分かるとおり、新鮮なもので決して手を抜いていません。特にこの日のマグロは素晴らしく、追加でお刺身をオーダーしたくなるほど。
鯛のあら煮(頭煮)はサイズこそ小さいのですが、一人前としては十分。なんだって、他にもおかずが一杯ありますからね。
甘辛い煮汁に浸ったゴボウをアテに、ふんわりとした鯛の身をご飯と一緒にいただくと幸せを感じます。
主菜になるおかずが2品、副菜の小鉢が6皿、大盛り可のご飯に出汁の効いたワカメのお吸い物がついて1,080円、全部まとめて写真に撮ると小さくなりすぎるんであきらめましたが、コスパ良すぎでしょ!?
こういうコスパの良いランチをいただくと、夜に行ってみようという気になるもの。「バルチカ」の本領はなんといってもそちらですからね。
ランチメニューはこの「ふじ子ちゃん定食」のみですが、昼呑みもできますのでお客さんのうち一割くらいは普通にお刺身などアテを頼みながら呑んでいます。あぁ、うらやましい。ぜひ、夜に同僚を引き連れてでも再訪したいですね。
天王寺の「ビストロスタンドFUJI」、新大阪の「魚屋スタンドふじ」とメシコレで紹介しているのですが、またも「海鮮が安いだけの店」に脱帽です。
あ、店頭にこんな写真を見つけましたが……
いや、普通にインスタ映えするでしょ?
ほら、こんな感じで。