新年明けましておめでとうございます!
昨年も行きそびれたパン屋さんは数知れず・・。今年もまだ行けてないお店や、新規にオープンするお店など、出来る限り食べ歩いてご紹介できるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願い致します♪
さて、お正月も終わり、いつもの生活に戻りつつある今日この頃。おせちやお餅にそろそろ飽きが来て、パンが食べたくなる時期ではないでしょうか。
都内には美味しいパン屋さんがたくさんあって、本場フランスの方にも全く引けをとらない実力派のブーランジェが大勢いらっしゃいます。
でも、本場の方が作るパンも食べてみたい!
そう思う事ありませんか?
今回は、そんな方にピッタリな、フランス人シェフが腕を振るっているパン屋さんをご紹介しましょう!!
場所は再開発が進み、有名な商店街があることでも知られている武蔵小山。駅から徒歩5分ほどの所にお店があります。
「ROLASO(ロラソ)」。
2010年11月オープン。天然酵母と材料にこだわった、フランス人シェフによるパン屋さんです。シェフはフランスの有名パン屋さんで修業をし、務めた後日本へ。「パリの毎日を東京で」をコンセプトに、この土地にお店を構えたそうです。
日本人のシェフが作るパンはたくさん食べてきましたが、日本でフランス人のシェフの方が作るバゲットというのは初めてです。どんなパンに出会えるのか、ワクワクしながらお店に伺いました。
店内のパンを早速見ると、やはりフランス人シェフが切り盛りされているだけあって、ハード系が豊富です。日本的な惣菜パンやおやつパンの数は少なく、お料理やチーズのお供として食べるようなシンプルなパンが多く揃っていました。
食事系のパンはフランスパンを始め、カンパーニュやパンドミ、チャパタなどで、それにバリエーションとしてくるみやアーモンドを混ぜ込んだパンなどがありました。
晩御飯用に惣菜系かサンドイッチ的なものを買ってみたかったので、いくつかあった中からチョイスしたのがこちら。
クロックムッシュ。パリの定番のお惣菜パンです。やや大判のパンドミに、自家製のベシャメルソースとハムを挟んで、その上から更にベシャメルソースとチーズをのせて焼き上げたものです。
パンドミの厚さは12枚切りの薄い厚みの物を2枚使用していて、そのせいか、一見ボリュームがなさそうに見えます。
でも、実際食べてみると、ベシャメルソースもチーズもたっぷりで、かなりボリューミー。滑らかな仕上がりのベシャメルソースは、クリーミーですが、クドさはなく、サラッとした食べ心地です。少しかけられたブラックペッパーのピリッとした辛さが、全体の味を締めてくれて、とても美味しかったです。
薄切りにしたからこそのサックリとしたパンドミの食感が見事にマッチしていて、ぜひ食べていただきたい一品でした。
こちらは「ドゥミ ローラン」。「バゲット ローラン」の半分サイズの食べきりサイズです。やっぱりフランスパンを外して通ることはできません。
シェフが厳選した小麦粉をベストの配合で作り上げた渾身のバゲットが「バゲット ローラン」。食べてみるとクラストは薄く、パリッとした仕上がりで、クラムは適度なむっちり感です。ガリガリっとした固さがなく、さらっとした口どけのいいクラムなのでフランスパンにあまり馴染みのない年配の方にも、すんなりと食べてもらえるようなバゲットでした。
他にもチャパタやバゲットなどを使ったサンドイッチや、パティシエールである奥様の作るケーキや焼き菓子の販売もあります。一緒におやつも買えてしまうところがとっても便利ですよね!!
ランチ用に、ディナー用に、あるいはおやつのケーキや焼き菓子を買いに、早速今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
店名:ROLASO(ロラソ)
住所:東京都目黒区目黒本町3-3-2
電話番号:03-3713-6620
営業時間:水木金:10:00-19:00/土日祝:10:00-18:00(祝日が月火の場合は休み)
定休日:月曜・火曜
公式ページ:http://rolaso.net/index.html