クリスマスが終わると、もう気分はお正月ですね。
久しぶりに親戚やお友達と会ったり、美味しいものを食べたり、初売りで欲しいものをGETしたり、と楽しい事が盛りだくさんです。そんな行事が盛りだくさんな中には、きっと初詣も含まれていることと思います。
初詣にお参りだけでなく、なんかついでに美味しいパンでも買えたらなあ・・。
そう思う事ありませんか?
今回は、そんな方にピッタリな、初詣ついでに買って帰りたい、パン屋さんをご紹介しましょう!
場所は、「おばあちゃんの原宿」で有名な、都営三田線巣鴨駅から徒歩5、6分。とげぬき地蔵商店街の中ほどにあります。
「喜福堂」。
創業は1916年。なんと創業100年以上!前身は深川にあった「喜楽堂」という和菓子屋さんです。関東大震災後に巣鴨に移転し、東京大空襲でお店を再建。後に屋号を「喜福堂」に改めたそうです。
元々が和菓子屋さんでしたので、餡を使った商品に定評があり、そのこだわりの餡がたっぷりと使われていたあんぱんが人気商品でした。それがメディアにも紹介されるようになって、有名店の仲間入りに。その後に登場したクリームパンがまた評判を呼んで、こちらのお店の二大看板商品になったそうです。
早速店内に入ると、平日ですが、お客さんでとても賑わっていました。イマドキのオシャレなブーランジェリーではなく、昔ながらのパン屋さん、と言ったお店で、とてもホッとする雰囲気でした。
入口すぐのところには、袋詰めにされた看板のあんぱんやクリームパンがずらっと並んでいて、かなり圧巻です。
ほかの棚には食パンや惣菜系のパンなども置かれていて、お値段もとってもリーズナブル。普段使いにちょうどいい、近くにあったら嬉しいパン屋さんかもしれません。
もちろん、こちらに来たからには件のクリームパンとあんぱんを買わないわけにはいきません。残り少なくなっていたクリームパンとあんぱんをしっかりとGETして食べてみました。
こちらがテレビで紹介されたクリームパンです。2017年7月26日放送のテレビ朝日「マツコ&有吉かりそめ天国」というテレビ番組で取り上げられたそうで、クリームパンのタグの横に大きく書かれていました。
クリームパンは、誰もが想像するグローブ型のお姿です。何も言わなくても、見れば「ああ、クリームパンね」と食べなくても分かるところがいいですよね。
食べてみると、ふわっと柔らかでほのかに甘味を感じるパン生地に、卵の優しい味わいを感じる、昔ながらのカスタードクリームがたっぷりと包み込まれていました。
クリームはとろとろっとした柔らかい仕上がりなのですが、流れ落ちるようなことはなく、その固さが絶妙です。ふわっと溶けるようなパン生地と、このクリームの固さがちょうどよく、素朴ながらも技術の高さを感じるクリームパンでした。
そして、こちらがもう一つの看板商品のあんぱん。あんぱんは通常サイズとミニサイズが用意されていて、これはミニサイズです。ミニサイズは木村屋さんのあんぱんぐらいの大きさ。おやつやお茶うけにピッタリなサイズなので、色々と食べたい時にはこちらがオススメです。
小さくてもあんはたっぷりと入っているので、食べごたえはしっかりとあります。滑らかなこしあんは、上品な甘さでクドさがなく、後味すっきりです。かと言って、甘さ控えめではなく、しっかりとした甘さがあるので満足度は高いです。パン生地も柔らかいので、お子様や年配の方に喜ばれるあんぱんだと思いました。
お惣菜系もあったので、ミニサイズのたまごサンドを買ってみました。コッペパンのようなお姿ですが、パン生地はおそらく他のパンと同じなようで、ほのかに甘味を感じる、バターロール的なものでした。
中のたまごはマヨネーズで和えたタマゴサラダです。割と多めのマヨネーズで和えたタマゴサラダなので、マヨラーに喜ばれそうですね。手作り感のあるタマゴサンドで、デザート前の軽食にピッタリでした。
他にも三角サンドや、バーガー系、あんぱんにもさつま芋を使ったあんなど季節もののあんぱんもあったりして、季節ごとに訪れると楽しめそうです。また、イートインスペースもあるので、軽めのランチやカフェとして利用してもよさそうですよ♪
とげぬき地蔵の参拝帰りに、手土産や休憩どころとして行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
店名:喜福堂
住所:東京都豊島区巣鴨3-17-16 喜福堂ビル 1F
電話番号:03-3917-4938
営業時間:10:00~19:00 ※売り切れ次第終了
定休日:月曜日・火曜日 ※祝日と縁日(4がつく日
URL:http://www.kifukudo.com/