群馬県は日本列島の内陸東部に位置し、関東地方の北西部を占めているのですが、海と隣接していない『海なし県』と有名なテレビ番組でもよく紹介されています。また、二毛作による小麦の栽培が盛んな為、小麦粉を使った名物料理が多く、うどんは香川県に次ぐ消費量ですし、ラザニアやパスタを使ったイタリア料理屋も多く、近年ではラーメン屋の出店数は著しく増加しており、今までに根強い人気である豚骨に加え、鶏を使ったブームをいち早く取り入れたラーメン店がひしめき合っています。そんな中で、今回も遠征時にとても印象に残ったラーメン店を厳選しご紹介致します。
1.とても上品で繊細なスープと、丁寧な仕事が光る至極な一杯【支那そば なかじま】
開店前から行列が出来る人気店で、たんたん亭の流れを汲み、老舗銘店である『かづ屋』@目黒の派生のお店です。営業時間は昼のみと、ハードルもかなり高めです。
メニューは、支那そば・わんたんそば・焼豚そば・わんたん焼豚そば・つけそば・わんたんつけそばに、追加トッピング類・角煮ごはん・ごはん・めんま皿・わんたん皿・焼豚皿に瓶ビールとなります。
●わんたんそば
鶏ガラ豚骨を軸に羅臼昆布や魚介系等を合わせたものは、それぞれの素材の旨味や滋味が引き立つ絶妙なバランスを持たせた上品且つ繊細なるスープです。
全粒粉入りで滑らかな麺肌の自家製中細ストレート麺は、小麦の風味が非常に豊かでしっかりとしたコシの強さとツルツルした喉越しの良さを兼備し、この繊細なスープにしっかりと寄り添います。
具材は、チャーシュー・わんたん・メンマ・刻み葱・海苔です。蜂蜜を塗りながら焼いたチャーシューは肉の旨味がギュッと詰まった歯応えの良い食感を楽しめる逸品で、自家製の皮で包んだ生姜が効いたわんたんも、これまた凄く美味い。
群馬県の遠征時の1軒目で食べたお店だったのですが、いきなり度肝を抜かれた感動の美味さにこれからの群馬県のラーメン食べ歩きに期待が高まる程でした。たんたん亭と云えば、島根県で八雲@目黒で修業された『支那そば かつみ』が初めて食べた、たんたん亭の流れを汲んだ一杯でしたが、こちらのお店も本当に美味しかったです。
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2.時間を惜しみなく掛けて作り上げるオリジナリティー溢れる一杯【中華蕎麦 あお木】
2015年1月にオープンしたばかりの『中華蕎麦 あお木』。グラム単位で食材を記録されており、緻密なデータ管理をされている店主は理系出身との事で、計算為尽くしたラーメンを提供するという新規気鋭店です。
メニューですが、しょうゆらーめん・塩らーめん・煮干しらーめん(大盛不可)・塩つけ麺(数量限定)・つくね丼・白飯・和え玉にトッピング類・ドリンク類とデザートとなります。訪問時は夏場でしたので、限定で和風冷やしらーめんがありました。
●しょうゆらーめん
銘柄鶏を使用した軸に複数の乾物系を合わせたスープは、ふくよかな鶏の旨味に香ばしい鶏油と醤油のコクや下支えとなり華やかに香る乾物とが、高次元でバランスを保たせた深みある味わいの絶品スープです。このコクに深みのある醤油を使っているのは群馬県赤城山麓で『岡直三郎商店』の日本一醤油です。
麺は、全粒粉入りで低加水のストレート細麺。固めの茹で加減で、パツンとした歯切れ良い食感と小麦の風味が豊かでふわっと鼻腔を吹き抜けます。スープとの相性も抜群で、スープの旨味をしっかりと乗せてくれます。
具材は、チャーシュー・鶏つくね・穂先メンマ・刻み葱・海苔です。周りの淵に赤みがあり肉のキメが細かい、オーブンで丁寧に焼いた肩ロース肉は肉々しい旨味と歯応えがあり、風味が良い紫蘇とコリコリとした愉しい食感の軟骨入りの鶏つくね、柔らかく適度な味付けの穂先メンマと、具材の凝り方がきっちりと仕事に表れてます。
アレンジした鶏つくねも含め、今風ながらの相当な手間暇を掛けた一杯です。
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店名:中華蕎麦 あお木
住所:群馬県高崎市飯塚町180
3.居心地の良い雰囲気と全ての素材に拘りを持つ、無化調自家製麺のお店【らーめんキッチン いいづか】
2015年8月頃にオープンした新進気鋭店。カフェ調の木目を基調としたお洒落な店構えで、壁側の上辺りにデジタルサイネージが備えつけられており、画面からはスープや麺に具材に至るまで、その特徴を紹介してくれています。
メニューは、濃厚煮干SOBA・醤油らーめん・自家製醤油ワンタン麺・塩らーめん・自家製塩ワンタン麺にトッピング類。ごはんものに、デザート・お飲物におつまみとなります。ランチタイムには麺大盛が無料となります。
●自家製醤油ワンタン麺
丸鶏を軸とし、野菜や昆布に鰹節・潤目鰯・貝類等のふんだんな魚介類を合わせた出汁を合わせた無化調の透き通った熟成スープは、滋味溢れる優しい味わいなのですが、たくさんの天然素材の旨味を織り成す事で深みを持たせ複雑にして繊細さがあり、その旨味の余韻に浸れます。
麺は、らーめん専用粉『麺遊記』を100%使用し、一晩熟成した拘りの自家製麺。ぱつんと歯切れが良く、ハリとコシの強い中太ストレート麺は、スープの旨味をしっかりと運んでくれます。
具材は、豚肩ロースのチャーシュー・メンマ・ワンタン・刻み葱です。スープの風味を損なわせない薄味のしっとり柔らかチャーシュー、ジューシーで生姜の効いた餡に、もちっ、ぷりっ、トゥルンと滑らかな皮で覆った、全て手作りであるワンタンがこれまた美味い。
家族連れでも気軽に入れるスペースと落ち着ける空間。店員さんの対応も、とても丁寧です好感が持てますし、体に良い無化調自家製麺や手作りに対する拘りも素晴らしいです。
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4.創業当初から変わらない、しっかりとした歯応えの手打ち麺が絶品【みやご食堂】
昼営業を終え、女将さんらしき方が暖簾をしまう瞬間にお店に到着したのですが、お店の方のご好意により滑り込みで入店させて戴きました。1952年創業の老舗店で、群馬県のご当地ラーメンでもある『藤岡ラーメン』を提供しているお店としても有名です。
献立表と記載したものは、中華そば・大盛中華そば・五目中華そば・チャーシューメン・太麺中華そば・中華そばとミニ玉子丼・中華そばとミニカレー・丸特チャーシューメンとライス。裏面には、ご飯ものの単品メニューやドリンク類となります。
●中華そば
澄んだ醤油スープは、鶏ガラに煮干し等の魚介を合わせた昔ながらの中華そばです。油分は控えめですが、ふわっと煮干しの風味が漂い、動物系がじんわりと下支えとなる、あっさりで後味のすっきりとした滋味深い味わいです。
孟宗竹で竹踏みした加水低めの手打ち麺は、太くて不規則に縮れており、噛むと歯を押し返す位の非常に強いコシがあり、麺量は200g以上はあろうボリュームで、食べ応えがあります。太さが均一になっていないのも手打ち麺の醍醐味なんでしょうね。
具材は、チャーシュー・メンマ・ナルト・ほうれん草・刻み葱・海苔となります。チャーシューは脂身の少ない豚モモ肉で、キシキシと噛みしめれば味の染み込んだ肉の旨味をしっかりと感じられます。ナルトはぶ厚目に切られており、コリコリメンマは程良い味付け。シャキシャキのほうれん草が良い箸休めになります。
力強いコシと太さが特筆すべき麺で、素材を引き立てたスープもさながら、麺を楽しませてくれる組み立てが素晴らしい一杯でした。
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5.深煎り練り胡麻スープと厳選素材が織り成す珠玉の一杯。【担担麺専門 たんさゐぼう】
関西のラーメンフリークの方なら、一度は耳にした事はあろう『担担』@四条の派生です。外観もそうですが、店内もBarの様なお洒落な雰囲気で、とてもラーメン屋さんには見えない感じです。入店されているお客さんの大半が女性客だったのにも驚きました。
メニューは、担担麺・桂・冷し担担麺にトッピング類。手包み餃子・そぼろ御飯・御飯等の単品に、デザートのココナッツクリームブリュレ、ドリンク類やセットメニューとなります。あとで気付きましたが、ここでは担担麺を食べた後、クリームブリュレをセットでいただかないと未食扱いだという程、看板メニューに合うデザートだそうです。
●担担麺
見た目の通り辛さは控えめで、鶏ガラ豚骨を軸としたサラッとした出汁に、深煎り練りゴマの風味や甘味にコクが、ベース以上に引き立っている、円やか且つ上品なスープです。これに十数種類のスパイスで味を整えた鶏ミンチがコクに深みを持たせます。元々は辛味より白胡麻の甘味が先行し、穏やかな辛味な事から辛いのが苦手な方やお子様にも普通に戴ける仕様ですが、卓上にある辣油等の調味料でお好みの辛さにカスタマイズが出来ます。
加水がやや高めでエッジの効いたストレート細麺は、ツルツルと麺肌が滑らかで瑞々しく、やや柔らかめな歯応えで、刻んだシャキシャキ白葱や鶏ミンチをしっかりと纏わせて喰わせる。
店主が京都のこのお店に惚れ、その道を極め、この地に根を張る人気店に認知度を高めたのは、これを食べれば云うまでもないです。
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6.群馬県の代表格である濃厚豚骨ラーメン【だるま大使】
高崎市街から少し外れた田園に位置するお店は、深夜前の時点でも駐車場満車に店内満席という人気ぶりがうかがえる、創業が1994年で群馬県屈指の人気豚骨専門店で、群馬県を豚骨王国と名を馳せさせた立役者的存在でもあります。
メニューは、だるま・パート2・しょうゆだるま・もつマンマ・そぼろマンマ・おつまみ類に飲み物類。麺は細麺である博多麺と、中太である極麺(きわみめん)の2種類から選択が出来て、茹で加減もお好みでオーダー出来ます。
●だるま
表層に気泡が浮きたつ豚骨100%のスープは、豚頭をじっくり丁寧に炊き込まれ、髄の旨味が溶け込んだもの。臭みも感じず、豚骨の旨味が凝縮された濃厚なコクと、程良い塩加減のタレが絶妙なバランスのド豚骨スープです。
麺は、博多麺をかたさ普通で選択。博多から直送の低加水の極細ストレート麺は、ハリのあるさっくりとした歯応えと小麦の風味がよく、スープの旨味をしっかりと運んでくれます。
具材は、チャーシュー・メンマ・半熟味玉半個・刻み葱です。黄身がだるまの様に見えるニ黄卵が可愛いです。卓上調味料には白胡麻や辛子高菜におろしニンニクや紅生姜等があり、途中からや替玉をしてから味の変化を楽しめます。
訪問時が深夜近い時間帯の訪問でも、ほぼ満席状態というのにも納得のいく美味しさで、訪問時に占有率が高く、柔らかく煮込んだモツをご飯に乗せた『もつまんま』も美味しそうでした。
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7.シンプルながらも高級素材を贅沢に使用した、旨味の強い絶品スープ【塩らーめん 千茶屋】
中華の料理人として腕を磨いてきた店主さんが、2014年7月に独立開業され、名古屋コーチンにこだわった一杯を提供している人気店です。
食券制でメニューは、塩らーめん・特選塩らーめん・梅塩らーめん・塩つけめん・特選塩つけめん・アゴ節コンチータ・特選ホタテ塩らーめん・辛味塩らーめん・浅利塩らーめん・熟成塩らーめん・特製担々麺・特製担々つけ麺・汁なし担々麺・正油らーめん・特製正油らーめん・正油つけめん・特製正油つけめんと、豊富なアレンジメニューに、トッピングメニューやごはん類となります。
●塩ラーメン
透き通った琥珀色のスープは、名古屋コーチンの丸鶏にガラのみを使い、丁寧に抽出した贅沢な出汁で、乾物や節等を忍ばせた塩ダレを合わせたもの。鶏のふくよかな旨味がしっかりと出ており、塩カドの立たない円やかな口当たりと雑味の無いクリアな味わいです。
加水低めの中細ストレート麺は、小麦の風味がふわっと鼻を抜ける豊かな香りで、しなやかなコシと喉越しが良く、スープの旨味をしっかりと運んでくれます。
具材は、チャーシュー・メンマ・白髪葱・刻み葱です。豚バラ肉のチャーシューは、上品なスープを壊さない程度の味付けでホロホロと柔らかくて美味しい。
気が付けば、知らぬ間に自動全汁機能発動してしまっていました。スープ・麺・具材に一体感を持たせた上品な仕上がりで、凄く美味しかったです。
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8.無化調でも、そのか細さを感じない深みと奥行きのある一杯【らーめん専門 うしおととり】
東京のラーメン店で修行したのちに、2012年に独立開業した人気ラーメン店です。2015年に、清湯を軸にしたメニュー構成に変更し、無化調で身体に優しいラーメンを提供しております。
メニューは、鶏しょうゆらーめん・鶏しおらーめん・煮干しらーめん・塩煮干しらーめん・鶏清湯らーめん・汁なし坦坦麺に、味玉を乗せた各種麺類と、ごはん類・飲み物類・おつまみ・ランチとなります。平日のランチタイムは、麺類中盛まで無料サービスと、ライスがセルフサービスで無料で、ふりかけやお新香等も用意されており、とても太っ腹なサービス。
●鶏しょうゆらーめん
地元産の丸鶏・鶏ガラや香味野菜を軸に、煮干しや昆布等の魚介出汁をバランス良く合わせたスープ。香味油に海老の風味を忍ばせ、再仕込み醤油・濃口・白醤油をブレンドしたカエシからのキレと、あっさりながも、ふくよかな鶏の旨味に下支えとなる魚介の旨味が、深みある奥行き感を持たせた淡麗系で、とても上品です。
ネオクラシカルなスープに合わせた流行りさえ感じる麺は、風味豊かでぱつんぱつんのハリがある低加水のストレート細麺。あっさりながらも存在感のあるこのスープにジャストな麺で、その旨味をしっかりと運んでくれます。
具材は、鶏むね肉と豚肩ロース肉のチャーシュー2種・メンマ・白髪葱・刻み葱です。豚肩ロースは生ハムっぽい味わいで、鶏むね肉はしっとりした柔らかい歯応えと旨味が詰まった肉々しさがあり、程良い味付けと食感のあるメンマも含め、具材一つ一つの仕事に丁寧さを感じます。
ランチサービスも含め、とても良心的な価格設定ですし、店主さんの対応も凄く丁寧で、その丁寧さがこの一杯にもビンビン伝わっています。
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9.全国から地鶏を取り寄せては最良の一杯を探究する拘り【麺工 小烏丸】
ラーメン好きな店主が民家を借り受けて改装したこじんまりとした佇まいのお店で、ノスタルジックな雰囲気が味わえます。メニューは、白そば・黒そば・煮干しそばにトッピング類とご飯ものとなります。
●白そば
丸鶏ガラを軸に、煮干しや昆布等の魚介を合わせ、白醤油を加え、鶏油のたっぷり浮いた無化調仕様のスープ。鶏の旨味が分厚く、魚介が厚みある動物系の下支えにより滋味ある旨味に奥行きを持たせております。
北海道産『キタノカホリ』を使用した小麦の風味が非常に豊かで自然な甘味を持つ麺は、ツルツルとした喉越しとモチモチとしたコシのある平ための自家製のストレート麺で、スープにしっかりと寄り添っております。
具材は、豚のコンフィ・三つ葉・海苔と華やかな具材もいちいち美味い。
全国の地鶏を取り寄せ、色んな組み合わせをしては、スープを最大限に引き出せる探究心を持つこだわりが、この一杯に表れているのかな。臨休に振られても、また再度挑み、食べた甲斐があったかもです。
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店名:麺工 小烏丸
住所:群馬県高崎市石原町3439-10
10.それぞれに合った麺をコース料理としていただける、群馬県を代表する行列必至店【らーめん 芝浜】
最後のトリはこちらのお店で、7:00から10:00まで朝ラーを提供しており、10:00から13:00までがレギュラーメニューと、朝メニューとレギュラーメニューを使い分けて提供しており、こだわりをもった無化調無添加のラーメンを始め、麺を堪能出来るコースやいただいた後のデザートにまで老若男女問わず県内外から押し寄せる、群馬県を代表する行列必至店です。
●小麦三昧
まぜそば・つけめん・らーめんで構成した麺コース料理。群馬県産や北海道産の小麦を使用し、それぞれの料理に合った麺を提案した内容となるのですが、この時の提供していた小麦三昧のメニューですがこちらです。
1.生揚げ醤油のまぜそば
群馬県産の小麦『黄金鶴』を使用し、岡直三郎商店の生揚げ醤油タレを合わせたまぜそば。さっくりとした低加水のストレート細麺は、風味が豊かで、キレのある醤油と刻みチャーシューに玉葱や刻んだ青葱のシンプルな構成とでも、グイグイと喰わせる牽引力を持つ。
2.上州辛味大根のダイヤモンドつけめん
北海道産『きたほなみ一等粉』を使用したつけめん。艶やかで滑らかな舌触りの多加水の中太麺は、ツルツルでモチモチとした官能的な食感で、麺の特性を活かす為なのか、つけ汁もやはり醤油におろし大根のシンプルなもの。シンプルだからこそ、この麺がとても引き立っている。
3.らーめん(お醤油)
大山鶏を軸に真昆布を使い、丁寧に抽出した無化調仕様のスープ。『春よ恋』を使用した香り豊かで甘味の強い麺。この旨味がしっかりとしたスープにこの麺ありき位の合わせ方が、やはり素晴らしい。煮豚に部位を使い分けたチャーシューも絶品。
●Smoothie
新鮮な野菜と果実に水(氷)のみを使っており、日替わりでフレーバーが毎回異なるもの。本日はアボカド・バナナ・プラム。とてもフレッシュで甘さも控えめなので、甘いものが苦手な私にでも美味しくいただけました。
小麦の生産量が多く、パスタやラーメン屋が各地でひしめきあう群馬県ですが、コース料理として提供しているのも全国的に見ても珍しいし、ジャンルに応じて小麦を使い分けて、その魅力を最大限に引き出した今回のコースは衝撃的でした。デザートも凄く美味しい。
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