阪急蛍池の牡蠣専門店×イタリアン「OYSTER HOUSE kai」
C級呑兵衛の場合、牡蠣好きなので、がっつり食べるなら産地に直接行っちゃうタイプ。
大阪市内まで出れば、牡蠣を食べられる店がいくつもあるのは分かっているんだけど、家の近くにも、かき小屋やオイスター専門店がどれだけあってほしいと思っていることか!
・・・で、行ってきたのが、
阪急蛍池駅すぐそばにある「OYSTER HOUSE kai」だ。駅東側、国道176号線をはさんだ向かい側なんだけど、交番前交差点の路地を入ったところ。もー、家からも近くて有難い~
今回は、週末のランチでおじゃま。
「OYSTER HOUSE」とはあるんだけど、牡蠣だけでなく、イタリアンをはじめ欧風料理が楽しめるお店なんだよね。カフェを思わせる外観に、店内もシンプルながらお洒落な空間が奥へと続く。
牡蠣料理以外にも、結構豊富なアラカルトだったり・・・おいおい、カクテルが凄い数だけど、ドリンクメニューかなり充実してるなぁ。欧風バルって感じかな。
ま、それは一旦おいて、ランチだからね、ランチ。
ここのランチがまたいいわけ。3種あって・・・
・日替わりパスタランチ (980円~)
・ラクレットチーズランチ (1280円)
・広島県産牡蠣フライランチ (980円)
牡蠣目当てに来たけど、ランチにラクレットチーズって、どんだけ魅力やねん。
ここらあたりで、ラクレットが食べられるお店といえば、お隣の駅、阪急石橋の「Ambiente」くらいしか思いつかん・・・
と書いたところで、実はこのお店、その「Ambiente」なんだよね。牡蠣のお店でありながら、ラクレットも食べられる欧風バルという、何ともお贅沢なスタイル。
だから、欧風バルは置いといて・・・
果たして、広島県産牡蠣フライランチを発注。
ワンプレートでやってきた。牡蠣フライが3つ。
「いやいや、3つじゃ物足りないでしょ」と思ったあなた、甘い。
これ、写真では伝わりにくいかもしれないけど、1個がでかい~
お箸で1つ牡蠣フライをつまむでしょ、ずっしり重いし大きいから、ずっとつまんでいると手首疲れるよん。一口は無理。
「ぬぉ!あっつ!」
油キレッキレのザクザク衣が香ばしくて美味いところに、後から潮の香りが追いかけてくる。最近、広島産の生牡蠣もちょくちょく食べるけど、広島産は、生よりも蒸したりするのが風味がぐっと出て一番美味いと思う。このフライも格別ですなぁ。
ここに、自家製タルタルがまた合うんだなぁ・・・酸味が強すぎず、このフライとの相性抜群。
ミートボールな惣菜と、サラダが添えられた内容なんだけど、満足できるランチだよん。
どうしても、牡蠣フライをもう少し食べたい!嬉しいことに、250円で追加ができるようになっているぞ。
実はおじゃました時、他にもお客さんが入っていたんだけど、
赤ちゃんを連れたお母さんや、小さなお子さんを連れたファミリーも。そう、とても爽やかで明るい店内なので、普通に洋食レストランのように利用できる。お子様プレートランチも用意されているぞ。
せっかく来たんだし、生牡蠣も食べたいよな。
全国の漁港から、その時その時で選りすぐりの牡蠣が直送されているそうな。
あ、全4種類盛り合わせ(1950円)なんてのがありますなぁ。はい、お願いします。
選ばれし本日の生牡蠣は・・・岩手県釜石産、厚岸産、サロマ湖産、仙鳳趾産の4種でございます。
ま、この時点でいずれも味が濃くてコクがあるものが勢ぞろいってところなんだけど、その中でも、サロマ湖産は比較的あっさり目で瑞々しい感じ。王道、厚岸の牡蠣は安定の旨みで、釜石産もええ環境でお育ちになった濃い味わいがたまらん。
そして、別格なのが仙鳳趾産。なんか、いけ好かないくらい大ぶりで陣取り方が半端ない。もー、仙鳳趾産は最高に美味いよね。それを分かった上でのこのビジュアル、ひょっとして・・・うおーこれは、かなりクリーミー。岩牡蠣の濃厚なクリーミーさ以上のクリーミーさが、も~口一杯に広がる。美味い!
盛り合わせ以外にも、もちろん、単品1個からでも注文できるぞ。
牡蠣を肴に昼酒も出来てしまうじゃないか・・・
1人飲み、女子会、ファミリー、ランチ使い・・・幅広いターゲットとシチュエーションに使い勝手がとても良い、しかも美味いときたもんだ・・・
気になる人は是非!