うなぎ通も唸る。さらには、うなぎ嫌いも感服する旨さ。
何度か通っている長崎の諫早で大変評判の老舗うなぎ屋へ参りました。
ちなみに私は幼少の頃よりうなぎが苦手でした。
それを見事に覆してくれたお店です。高級な鰻屋さんを何店舗も渡り歩いた
うなぎ通の人のおすすめの老舗店、うなぎの福田屋さんです。
私の周りにも、うなぎと言えば「福田屋」と答える人が多く、根強いファンの多いお店です。
駐車場はありますが、あまり広くなく平日でもお昼時は大変な賑わいです。
11:00の開店と同時に到着しスムーズに入店できました。
お店の裏口にある駐車場から店内までは、趣のある庭を通るので
もうこの時点で、激しく高鳴る鼓動。 老舗店にわざわざやって来た!という、
もはや期待せずにはいられないくらいの雰囲気を醸し出しているのです。
老舗の佇まいで一見怯んでしまいそうですが広い店内に入ると
実にたくさんのお客さんが席が空くのを幸せそうに待っていて、愛されているなぁと感じるお店です。
昔ながらの暖かい接客なので、居心地も良く、一人客(特に年配の女性)もたくさん見受けられます。
私は今回3人の女友達と伺いました。そのうち私を含め、うなぎ嫌いが2人です(笑)
うなぎの福田屋のメニュー
私はうなぎ嫌いだったので、知らなかったのですが鰻屋さんの上や並などの違いは、
基本的にはうなぎの質が変わるのではなく、ただ単に蒲焼きの枚数が違ってくるのです。
特上うなぎ定食(4,200円)のみ、蒲焼き6切れにう巻き、うざく、デザート等が付きますが
上うなぎ定食(3,680円)蒲焼き6切れ
並うなぎ定食(2,630円)蒲焼き4切れ
三切うなぎ定食(2,100円)蒲焼き3切れと続きます。
いずれも蒲焼のほか、ご飯、肝吸い、漬物がつきます。
うな丼もあるのですが、断然うなぎ定食をオススメします。
それには確たる理由があります。
定食は、ごはん・お漬物のおかわりが自由という罠。
わたしは、三切うなぎ定食 2,100円 (ごはん、肝吸、漬物)を注文。
三切れで満足できる確たる理由があります。
むしろ私の場合はこのくらいにしておかないと大変危険なのです。
そしてなぜか、うなぎ嫌いで初来店の友人は4切の並うなぎ定食を注文。
「匂いで期待できる、ここは間違いない」との判断です。
待っている人もニコニコにしてしまう蒲焼きの幸せな香り。
上品な、香ばしくも甘い香りの威力が彼女を早速惑わせました。
「うなぎのタレごはん」で胃袋が崩壊します。
こちらの福田屋の人気の秘密は、ふっくらした「うなぎの蒲焼き」と、甘さをおさえた「特製ダレ」、
そして炊きたてのお米がめちゃくちゃ最高に感動するほど旨いという事ですので
例え三切れでも、「うなぎのタレごはん」で胃袋が崩壊します。
※タレをごはんにかける用のスプーンついています。
ふっくらしたウナギ。苦手な皮もゴムゴムしておらず、香ばしくて堪らない。
このうなぎに、タレをたっぷりからめて・・・・・・・!
恐ろしいことに「ご飯おかわり自由」という、お米の制限がないぶん
ずっと永遠に食べていられる・・・・!それが福田屋のうなぎ定食なのです。
おひつごと、おかわり3回。お茶碗12杯分たいらげてしまう福田屋のタレの魔力…。
カニを食べる時のように、急に黙り込んで、もくもくと箸をすすめる女3人。
この、おひつたっぷりの白米を、おひつごと3回おかわりしました。
とにもかくにもお米が旨い。タレと絡めると最強に旨い。
おかわりの内訳
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友人A お茶碗 5杯
友人B お茶碗 4杯
私 お茶碗 大盛り3杯
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私が鰻を3切れにした理由は、胃袋が崩壊する前に止めてあげたかったからです。
ちなみにまだイケるね!って恐ろしい話をしているうちにタレが無くなり止む無く終了。
命拾いしました。
お吸物も上品なお出汁で大好きです。
福田屋をアーケード側の表から観てみた外観。
この佇まいだけで胃袋を刺激する破壊力。
私は本当に鰻は5年に一度食べる程度だったのですが
こちらのお店を知ってから1年に1~2回通っています。
数ある鰻屋さんを食べ歩いた方にもおすすめしたいお店です。
紹介しているお店はこちら!
店名:福田屋
住所:長崎県諫早市栄1-13
電話番号:0957-22-0101
営業時間: [月~金] 11:00~19:00 [土・日・祝] 11:00~20:00 ランチ営業、日曜営業
定休日: 火曜日
公式ページ:http://fukudaunagiya-isahaya.com/