ラーメン大国「北海道」はホンマに広い。。。
今回は総走行距離2,000kmに及ぶ道東旅行の第一章ということで、「釧路市」と「根室市」で立ち寄った旨すぎる1杯をご紹介。改めて北海道の懐の深さを知る新旧様々なお店を紹介しています。
あなたの好みの一杯が見つかりますように^^
1.【釧路市】ため息出るほどこれは旨い!!エゾシカタンタン『麺や北町(きたまち)』
エゾシカタンタン
(今回はA部長スペシャルなので810円)※麺が全粒粉細麺
釧路に入りまずはラーメンでしょう(^_^)
ってことで、北町さんに。
自家製麺で色々な麺と組み合わすことができるから好みのん見つけたら更に楽しいやろな~
釧路らしいあっさり醤油は嫁さんが、塩を次男坊が食べてたけど、これもかんなり旨い。
あっさりの中にも旨味が詰まってて食い進めるごとに旨さが増していくスープ♪との感想^^
いずれにせよ、ハイレベルな一杯ばかり!
そして俺のエゾシカタンタン。
お店の方が「におい大丈夫ですか~」と聞いてくれたけど、ノープロブレムやで!
コリっとした食感で少しピリ辛な味付けが味噌っぽい旨味を感じたけど、コチュジャンやね。
これ、瓶詰めして持って帰らして~笑
旨すぎる!!
麺は全粒粉のものを選択。
この組み合わせがメニューに書いてある通り『A部長スペシャル』
大阪では、麺屋丈六で『福原(先生)スペシャル』と言うのがあるが、やはり、常連さんの名の付く一杯は各地にあるんやね(^-^)v
胡麻の風味芳しいスープ♪ラー油の辛味も適度で食欲増進レンゲが止まらない美味なるスープ!
旨いぞ!
全粒粉の麺も芳ばしくスープに負けじと風味だけでなく、少しボソッとした食感で存在感をしっかりと残す良いバランスの一杯!
そしてサイドメニュー。
男は黙って餃子や。
ラー油のラーメンに、また、ラー油や。
最高やな!
ぜひ、実食を!
紹介しているお店はこちら!
2.【釧路市】釧路らーめんの対極にあるような一杯で新たな風を吹かせる!『麺屋 彰(しょう)』
魚介豚骨スタンダード
閉店間際にギリギリセーフの入店許可。
しかも雨の日サービスってことで、幾つかからサービス選べたけど今回は通常250円のチャーマヨを100円で♪ラッキー^^
さて期待の一杯はこってりと脂分もビシッと来てる、こっさりよりもこってり寄りなスープ!
夜9時過ぎにノンアルコールで食ってるけど、案外くどくなくいける!
ドスンと豚骨ベースで獣臭もえー感じ。その上に魚介の風味も負けとらんね。スタンダードでこれならこの上のヘビーってメニューはどんなもんやろかな^^
やや細麺でコシのあるザクッと歯応えよい加水低めの麺。スープとよー合ってます。ほんで麺量も結構ありそうね~。
トロトロのチャーシューはラーメンにもチャーマヨにも抜群の相性です☆
ネギの短冊ギリが少しの苦味を伴う独特の風味と、食感もめちゃえーアクセントになってて箸休め感醸しとるなぁ。ナイスやで。
この釧路ラーメン(あっさり醤油)の対麺に位置するような一杯!
新たな風を吹かすのか~☆
ぜひ、実食を!
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店名:麺屋 彰
住所:北海道釧路市愛国東2-15-1 愛国ビル 1F
電話番号:080-6068-3354
3.【釧路市】昭和10年創業、釧路ラーメンの源流を汲む老舗!『銀水(ぎんすい)』
塩ワンタンメン
昭和10年創業。釧路と言えばあっさり醤油のちぢれ麺。その釧路ラーメンの源流を繋ぐ老舗に。
実はこの旅中に材料切れなどで、アゲイン、アゲインと三度目のなんちゃら^^;
同じく釧路の人気店『河むら』もここで長らく修行を経て独立。脈々と受け継がれてるわけですね。
そして待ちに待って今回頼んだが、塩ワンタンメン。
念願の、三度目の正直の、初訪問で醤油でなく、塩の暴挙!笑
というか、女将さんが『最近はねぇ、塩もすごく流行ってるの』って言われたらそりゃ…。
醤油同様(知らんけど)あっさりとしたスープ♪
シンプルに旨ぁ~い!
鶏ガラに節系の香りが共に好いバランスで優しい味に仕上がっとります。
自家製の細麺も量もそこそこ入ってて縮れてプリっとした食感。油分も絡んでずるずると啜りまくれます^^
適度な歯応えと脂身のチャーシューもスープ邪魔せず、えーですよ。
尾の長いプリっプリのワンタンに、肉の旨味詰まったジューシーな餡。ハフハフと熱さを口のなかで冷ましながら頬張るよ~
全部で5~6個入ってたかな!?お得や~
さすがの老舗!
醤油も食いたいぞ!
ぜひ、実食を!
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4.【釧路】これぞ正に釧路らーめん!銀水の流れを汲む気鋭!『釧路ラーメン河むら』
醤油ラーメン 700円
銀水で長らく勤めてられた方のお店。
釧路らーめんの定義を実直に、といった一杯だろうか。
凛としたビジュアルで好感しかありません。
また、この使い込まれた感のある丼もえーですやん。
朝からでもゴクゴクいけそうなさっぱりとした醤油スープ。
鶏ガラに節系でしょうかねぇ、ほどよい風味で優しい味わい。
油分も適度でいい感じにコクを持たせ旨いね(^o^)
軽く縮れた細麺もしっかりとコシもあり、そこそこの風味も感じるが、スープと馴染みも良好。
加水もほどよく高めで歯応えもありながらモッチリ感もあり、旨い。
サイズは小さめで個人的にはうれしい。
味付けも濃くも薄くもなく程ほどで、食感も肉々しさを感じれてえーですね(^_^)
他にもいろいろなメニューもあるので釧路に来たときは試してほしい!
ぜひ、実食を!
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5.【釧路市】釧路で食す「純すみ系」味噌!『ラーメン純水(じゅんすい) 春採本店』
純水ラーメンみそ太麺@ラーメン純水春採本店
釧路の次世代ラーメン店、と勝手に思ってやってきた関西人です。
なので、あえて、あっさり醤油の細麺でなく、みそ・太いきました。
白味噌の突き抜けるみその風味がえーですね!
にんにく、生姜のフレーバーも後押しでパンチもあり、油分もしっかりのスープ!
塩分も高めで寒い季節、重宝するわ~^^
札幌で食す『純すみ系』と言えば分かるだろうか、正にそれが、ここ釧路で。
札幌、味噌王道の黄色い太卵麺。プリぶりに縮れてまんがな~♪
モチモチしながら茹で加減ちょい固めで好みの自家製麺 !!
有名ロックバンドのベロよろしくな丼からはみ出すほどの長くて厚めのチャーシューもホロホロで脂身も少ないので、スープに浸して頂きます♪
腹減ってたから、男は黙って餃子。
チャーマヨ。あったら食うてまう。殺人的な引きのサイドメニューやな。店の思う壺やないか笑
ぜひ、実食を!
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店名:ラーメン純水 春採本店
住所:北海道釧路市春採7-2-23
電話番号:0154-46-2573
公式ページ:http://www.jyunsui.com/
6.【釧路市】釧路の〆はここで決まり!ラーメン&つぶ焼2本立てで勝負の老舗!『つぶ焼き かどや』
つぶ焼きかどや(釧路市)
釧路と言えばここ!ぐらい聞きしに及ぶお店。全国区の人気TV番組でも紹介されたとか。
メニューはつぶ焼きとラーメン。ビール。潔く1966年から続く老舗。すごいな。
関西で言うならたこ焼きの様に常時、網の上で大量のつぶ貝が焼かれとります。
世話しなくつぶ貝の焼き加減を見ながら焼く位置を変え、特製の出汁をつぶ貝に投入しまくります。その所作を見てるだけでオモロイわ~
つぶ貝が安定するように少し窪んだ専用の板で配膳。旨そう♪
つぶ貝はアッツアツなんでおしぼりでつまんで食べてくださいと。
プリ、コリっとした食感と甘じょっぱい出汁の味付けが酒を進めるねぇ。
〆に見た目ブラックなラーメン。ようやくラーメン登場です^^
出汁感は薄く見た目とは反するあっさりさ。飲み後にはホンマちょうどえ~わ~♪
中太ちょい柔め加減の麺はズルズル啜れて結構ボリューミーやで。
釧路の夜はここで〆るのがえーらしい。
隣のおっちゃんが呟いてたわ笑
ぜひ、実食を!
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7.【釧路市】これは旨い!旨さジワる市場内にある名店の一杯!『ラーメン工房 魚一(うおっち)』
和商市場の向かいに位置する釧路たんちょう市場内のラーメン屋さん。
勝手丼食べて、やはり朝からも〆はラーメン。間違いないな。
お店のイチオシと聞く
魚醤ラーメンあっさり味太麺 810円
秋田のしょっつるや石川のいしる。魚醤と聞いて思い出すメニューってほぼ無いに等しい(^^;
ここの魚醤はさんまメインでにしんもブレンドした魚醤タレ。鶏ガラベースに煮干や野菜などからなるあっさりとしたスープに合わせるのだが、このスープがじわる、じわる。
最初は物足りなさを感じたけど、ホンマ間もなく旨味がグイグイ押し上げてくるわ。
麺、太麺設定やけど見た通りそないに太くはない。でも、このスープには細麺やな~。いや、この麺でも旨いんやけどね。
アサリに昆布に海感満載のトッピングも秀逸やわ。
あと引くうまさの一杯やね!
ぜひ、実食を!
紹介しているお店はこちら!
- 魚一らーめん工房
- ラーメン屋 JR根室本線 釧路駅 徒歩5分
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8.【根室市】ジモティー御用達!もはや根室ソウルフードか!?『浅草軒(あさくさけん)』
ラーメン(醤油)700円
昔懐かしな魚介香る醤油スープ。スッキリとした鶏ガラの旨みが穏やかに漂うわ~。
細マッチョなメンマは大好きすぎる~!そして、そんな体型になりたい笑
カチカチ系の歯応え噛み応えMAXなチャーシュー。噛めば噛むほど旨みがジュワ~
多加水縮れで手打風にエッジも効いてて舌触りざらつくような食感の麺、良すぎるやん!!
ほんでちょい柔めっていうのがそそるわぁ。
しっかし外はカモメばりうるさい笑
ぜひ、実食を!
紹介しているお店はこちら!
9.【根室市】蟹の本場、花咲港近くで食すカニラーメン『大八食堂(だいはちしょくどう)』
ロシア語の看板あちこちに見かける花咲港すぐ。当然、本場の花咲蟹を求めてやってきましたよ!
カニラーメン 1,200円
油分もたせキリッとした塩味のスープに蟹身が結構入ってるやん♪このプルンとした剥き身が丼1/4を占める贅沢さ…^^
ちょい縮れ中太麺はかんすい臭がイイ感じにノスタルジーだわ。茹で加減も柔らかくも硬くもないジャストな感じでスープとよく合ってるね~。ほんでワカメも旨いわぁ^^
そう真夏にね、季節は違うけど蟹のラーメン食すよ。根室まで来たんやしね。ロシア語には負けんで笑
店内はどっちかというと漁師さんたちの食堂って感じ。お店で花咲ガニも買えるしシーズンさ中に訪れてほしいね!
ぜひ、実食を!