老舗蘭州ラーメン店「馬子禄(マーズルー)」の日本1号店が神保町にオープン!
神保町と言えば、古くから中華料理店が軒を連ねるエリアとして知られています。
そんな神保町に、8月22日に中国蘭州市で100年以上の歴史を持つ老舗の蘭州(らんしゅう)ラーメン店「馬子禄(マーズルー)」の日本1号店がオープンしました!
蘭州ラーメンの故郷である蘭州市は、回族やイスラム教徒が多いエリアとあって、実は蘭州ラーメンはイスラム教の戒律に則ったハラルフードの1つ。ここ「馬子禄」 日本1号店では、国産のハラル認証牛などを使うことで、ハラル対応なお店となっています。
と、言うことで、午後1時過ぎにお店に行ってみると、すでにお店の前には30人ほど並んでいてビックリ!
並んでいる方々の多くが中国の方々だったのと、以前筆者が中国に行った時に感じられた独特のスパイス臭が漂ってきたこともあって、まるで中国蘭州市にワープしたかのような雰囲気ムンムン!
店内へは列に並んでから40分ほどたったころに案内されました。
メニューは「蘭州牛肉面(ランシュウギュウニクメン)」のみと大変シンプル!
食券売機前に立つとメニューは「蘭州牛肉面(ランシュウギュウニクメン)」(880円)のみとシンプル!その他「パクチー大盛」(120円)、「牛肉大盛」(200円)が追加可能となっています。
なお、「蘭州牛肉面」の注文時には、メインの麺を細麺、平麺、三角麺の3種類から選べるそうなので、今回は「蘭州牛肉面 三角麺」(880円)にプラスして「パクチー大盛」(120円)を注文しました。
お店の奥には麺を打つ厨房があり、席の位置によっては麺を打つ姿を見ながら食事が楽しめます。
初めて見る「蘭州牛肉面」は、透き通ったスープとパクチーの姿が印象的!
注文してから5分ほどで打ち立て出来たてな「蘭州牛肉面 三角麺」が完成!大盛り分のパクチーは別皿に盛られていました。
「蘭州牛肉面」は、透明感満点な牛スープに辛そうなラー油、ネギ、パクチー、牛肉が乗った麺料理!
大盛り分のパクチーを乗せた姿はまるでベトナムの麺料理「フォー」を思わせる姿が印象的でした。
濃厚な旨味と後味キリッとした牛スープと、ヒリリと刺激的なラー油とのコンビネーションは最高!
ラー油があまり混ざっていない部分を狙って牛スープを飲んでみると、日本の牛骨ラーメンと同様に力強い牛の旨味が感じられながらも後味キリリ!加えてパクチーの風味も加わることで爽快感MAX!
今度はラー油をスープ全体に溶いてから飲んでみたところ、辛味とコクが入り交じったラー油の風味が加わることでパンチの効いた刺激的な美味しさに変化!日本のラーメンのスープよりも遥かに塩気がマイルドなのでごくごくと飲み干せちゃうウマさでした。
太くモチモチ食感の「三角麺」は、旨味と後味のキレに優れた牛スープとマッチ!
太くうどんのような姿の「三角麺」は、モチモチとした食感で、キリッとした旨味と辛さが入り交じったスープとの相性抜群!コシも比較的強めなので、太麺好きな方にもウケそうな食感でした。
具にはチャーシューの代わりの牛肉と、蘭州ラーメンにはつきものな大根が入っています
ラーメンの具と言えば豚肉を使ったチャーシューが定番ですが、蘭州市のある甘粛省は回族などのイスラム教徒が多い地域なので、ハラム(禁じられた)食材の1つである豚肉の代わりに、ハラル(許されている)食材な牛肉を使用。
チャーシューのような見た目の牛肉は柔らかな食感で、お肉の旨味、脂の旨味や甘味が強くてめちゃんこウマイ!
なお、蘭州ラーメンは具に大根が使われているのが特徴の1つで、スープの旨味が染み込んだ大根も絶品!麺からスープ、具に至るまでハズレなきウマさに感動です!
なお、「馬子禄 牛肉面」は、人気が加熱していることもあってか、スープ完売により夕方前に営業をが終了してしまうことが続いているとのこと。早い時では午後2時台で完売してしまうそうなので、絶対に「馬子禄 牛肉面」の「蘭州牛肉面」が食べたい!と思った方は、早めの時間帯に足を運ぶことをオススメします!
紹介しているブログはこちら!
http://www.tabenomi.info/archives/ma-zilu-jimbocho.html
紹介しているお店はこちら!
店名:馬子禄 牛肉面
住所:東京都千代田区神田神保町1-3-18
電話番号:03-6811-7992
公式ページ:http://lanzhou-lamian.com/