フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

表参道ヒルズに2017年4月29日にオープンした「FRATELLI PARADISO （フラテリパラディソ）」。シドニーの飲食事情や流行を熟知してる食通たちから「ここに行けば間違いない」と言われている大人気なイタリアンダイニングが日本にやってきました。

 

海外にいるような明るくカジュアルでカッコいい空間

広いフロアにはバーカウンターエリアとテーブル席エリアがあり、大人数でもウエルカムな空間。場所的に海外からのお客さんも多く、まさに海外のよう。しかし決して敷居は高くなく、どんな方もカジュアルに集まりやすい雰囲気なのです。

 

ランチは2種類。元気をチャージできる美味しいお皿たち

まずはランチのご紹介から。ランチは2種類あります。

1500円ランチメニュー
前菜（ニョッコフリット）、パスタ、自家製パン、コーヒーorティー

2800円ランチメニュー
前菜（カプレーゼ）、パスタ、メイン、自家製パン、コーヒーorティー

1500円にでてくる前菜の「ニョッコフリット」はモデナの名物料理で薄い揚げパンに生ハムなどと一緒にいただくお料理。生ハムが切り立てでしゅわしゅわするおいしさなんです。

 

そして2800円のコースの前菜は「カプレーゼ」。モッツァレラチーズの周りにはカラフルなトマト、そして渦巻きのビーツがお皿を鮮やかにしています。

 

パスタも種類豊富で、どれも絶品！シェアスタイルでみんなで楽しめる。

そしてパスタですが、お店で毎日手打ちでつくっており、他のお店とはひと味もふた味も違う美味しさ。ランチパスタは色々あって選ぶのに迷ってしまうので、お友達同士違うものをオーダしてシェアしてみるのもいいかも。

この日はみんなで違うパスタをチョイス。タリアテッレのアマトリチャーナ、エビのリゾット、グリンピースとミントのニョッキ。カラフルで見た目も素敵。ちなみにパスタは毎日お店で手打ちをしているので、味も抜群に美味しい。

 

そして2800円コースのメインのお肉は「タリアータ ディ マンゾ」。お肉はハラミとのこと。レアな火入れのお肉は柔らかく、かなりの絶品！

 

ランチに合わせて欲しいのは、日本ではココでしか飲めないイタリア・ピエモンテの微発砲「Il Brut and the Beast」。葡萄はコルテーゼ50%、ファヴォリータ25%、モスカート25%。初夏のランチにピッタリな軽やかでスムースでかわいい果実味も感じられて、心地よい。鬼が笑うくらい美味しいワインだそう。

 

ワインはすべてナチュラルワイン。ココだけしか飲めないレアなワインも！

ちなみにこちらのワインはすべてナチュラルワイン。オーストラリアを中心に、フランスやイタリアなどセンスのいいラインナップもおすすめポイント。でもワインってよくわからないと思ってしまう方も多いですよね。大丈夫です、ソムリエさんがいるので、好みを伝えると自分にあったワインをバッチリ合わせて出してくれます。

 

個人的におすすめなのが「オレンジワイン」。白ワインのぶどうを皮や種を一緒に仕込み、赤ワインの製法でつくられたもの。白を赤のいいとこどりで、前菜から肉料理まで合わやすいのが特徴です。

 

夜はバーカウンターでカッコよく！「ボッタルガプレッシェル」とワインを楽しんで！

夜は一人でも利用できるバーカウンターで、好みのワインを出会いに出かけるのもいいかも。オススメは8/1からスタートしたバーカウンター限定で「ワインテイスティング」のコース。

 

ソムリエが選ぶ4種のナチュラルワインとお好きな前菜2種を選べて2,980円（税サ込）でいただけます。前菜はシドニーの一番人気のメニューの「ボッタルガプレッシェル」を試してみて！

 

５種類のシードがたっぷりのっているプレッシェルを少しずつちぎって、ボッタルガクリームをつけていただきます。このクリーム、材料はサワーブレッド（要はパン！）で、水分を染み込ませ薫製オイルやからすみを入れて、サーモミックスでゆっくりペースト状にしたもの。パンとは思えないほどの滑らかでコク深く、そして薫製の香りがワインのアテにぴったりなんです。

 

みんなで集まりたくなる空間で、個性的なワインとお料理たちを楽しんでみて！

昼はテーブル席で外の光を浴びながら開放的に、夜はバーカウンターでシックにカッコよく使い分けができる、表参道のオトナ空間。なかなか敷居が高いように思われがちですが、スタッフの方はフレンドリーで居心地のいいサービスを提供してくれるので、気軽に立ち寄りたくなる雰囲気なのです。

こちらでしかいただけない、個性的なワインとお料理たちを是非楽しんでみてください。