こだわりのインテリアに囲まれながらフュージョンイタリアンが食べれる隠れ家的存在！

麹町駅からも半蔵門駅からもそれぞれ5分圏内の場所に隠れ家的な存在として佇むイタリアンを発見した！

それがここRota Fortunae(ロタ フォルトゥーナ)

パッと見える店構えからしてどこかこの界隈にはちょっと珍しい感じの雰囲気のあるイタリアンだというのが伝わってくる。

扉を開くとすぐ目に留まるのが存在感抜群のシャンデリア。絵画にしてもインテリアにしてもかなりこだわって気を遣ってるのがヒシヒシと伝わってきた！

 

 

隠れ家使いとしてデートにも接待にも使える創作イタリアンはインテリアも計算が！

オープンしたてという事もあるかと思うが、この麹町・半蔵門エリアの飲食店からすると

どう見ても雰囲気がかなり良い事が入り口を見ただけで想像できる！

扉を開くと素敵なシャンデリアが出迎え、フロアへ出ると照明使いからインテリアからこだわりがグッと迫ってくるのを感じた！

全体的にはシンプルなんだけど1つ1つのアイテムからは統一感を感じ取れ落ち着いた雰囲気・・・

そう、大人使いが出来るイタリアンなんです！

どうしても気になってついつい聞いちゃったんですが、インテリアはカッシーナやトムディクソンをチョイスしているそう。

「道理で」と納得。

テーブルに座った時にも感じたのはグリーン１つとっても目線を気にしてるのが伝わって来た。

植物を置くにも鉢植えをそのままフロアに置くのではなく洒落た台座に置いて一番綺麗に、且つ自然に目線に入ってくる。

そして接待やデートに使える理由は雰囲気は勿論ですが1ヶ所カーテンで仕切りが出来るような造りになっていてこちらの人数の需要に応えてくれるんです！

 

フレンチとの融合のようなイタリアン！シェフの創作性の高さがうかがえるプレゼンテーションに酔いしれる！

お店のエントランスから店内の雰囲気まで、料理に対する期待度が一気に上がりましたが

料理がサーブされた瞬間にその期待を上回ってきたので驚きました！

「あれ？ここフレンチだったっけ？」という錯覚を覚える位にグラスによるアート作品が出てきたのか？という感嘆の声が・・・

アンティパストには甘みが最高に優しい北海道産の白トウモロコシを使ったピュアホワイトのムース　ウニ添え。

彩りがきれいなのは然ることながら、白トウモロコシの優しい甘みとウニの濃厚なまでの深みのある味が見事なコラボレーション！

続けざまに小分けの鍋でサーブされた「朝採れ花ズッキーニと鶏のリピエーノ　エストラゴンの香り」

鶏のサッパリとしたリピエーノはギッシリと詰まっていて食べ応えも抜群で、花ズッキーニの新鮮さとサクッとした食感のバランスがリピエーノの食感と相まって口の中で計算し尽くされた味わいに代わるんです！

 

 

パスタは温と冷の2種類を敢えて攻めるのがお薦め！楽しみ方も2倍に膨らみます！

折角3人で今回はお邪魔したので色んな味を楽しみたいと敢えてパスタを2種類オーダー。

この日も猛暑が酷かったのでメニューをパッと見た時に冷製カッペリーニは迷わず頼もうと決め込んでいましたが、パスタは温かいのも食べたいな・・・という思いにかられて2種頼んじゃおうと！

カッペリーニはグランフィーロの1.2mm麺を使っていて、その繊細な食感がカッペリーニに最適なんです！

特大の大アサリから出る出汁とトマトの爽快な酸味が絶妙なマッチを見せ暑い夏に最適の1品。

温かいパスタはかつべ牛を使っていて挽肉状になっているんですが、旨味が物凄くしっかりと感じられるお肉で食感の良い香味野菜とスカモルツァの軽めのチーズとのバランスが口の中でベストになるんです！

更にスカモルツァは燻製されているので香りも抜群なんです。

 

ここでちょっと違ったアプローチで攻めてくるのもロタ フォルトゥーナの面白いプレゼンテーションの1つでしょう！

BBQスタイルでスピエディーノが大胆に皿に盛られてサーブされる！

香り高いニューカレドニア産の天使の海老の存在感が半端なく、夏野菜が絶妙な焼き加減で提供される。

素材の旨さをしっかり活かしたシンプルなメニューはソースが決め手！

バニョットベルデなるパセリをベースにしたちょっと酸味のあるソースを添えていただくと野菜の持つ甘みを更に引き出すんです！

メインのお肉はソースが決め手の素材の良いとこを引き出す仔羊のロースト！

メインのお肉料理はタスマニア産の仔羊のロースト。

仔羊（ラム）って多少なりとも癖があるイメージで、周りにもちょっと苦手って人が結構いたりするんですよね。

でもロタ フォルトゥーナの仔羊は独特な臭みをソースでしっかりと除去しているんです！

蜂蜜のほのかな甘みと生姜のラケを使っているので、肉の旨味を引き出しながらポイントに生姜がキリッと効いていて思ったよりもあっさりと食べれてしまうんです。

スイーツにも妥協なき細かな技が効いたパンナコッタは甘党ならずとも必食の1皿！

ここまで素晴らしきプレゼンテーションを披露してくれたロタならではのスイーツがこちらのパンナコッタ！

ココナッツの香りがフッと鼻に抜けるパンナコッタはトロピカルな世界に誘ってくれるマンゴーやパイナップルをメインにした、フルーツの甘みや酸味が重なり合いそこにココナッツ独特の甘みがかぶさる複雑かつ心地の良い味わい。

更に食感の変化が口の中を襲うのだが、これはパンナコッタの上に添えられたオレンジピールの効果。

乾燥させたオレンジピールのカリカリの食感が全体の柔らかなパンナコッタを引き締めて一瞬感じるほろ苦さが良い仕事をするんです！

最後の〆までしっかりと憎いまでの仕事をしてくるんです。

今回はアラカルトで色々とオーダーしましたが、この内容とほぼ同じで更に魚料理が付く感じでコースが用意されてますが、何とお値段驚きの5000円！

この内容で5000円は確実に破格だと思うし、ドリンク1，2杯飲んでも1人7000円程度とは絶対的にお得だと思います！

店内の雰囲気は勿論、照明使いや用途によって間仕切りで個室も作れるスペースがあるので個人的にはやはりデートディナーに最適だと思います！

料理の味とお店の雰囲気とスタッフのサービスの良さの3拍子の揃ったロタ フォルトゥーナはお連れした女子に喜ばれる事間違いなしだと思います！